葦原明倫館

ヒラニプラ。

今、この街ではある問題が起きています。

日本から古代シャンバラと地球の関係を調べるためにやってきた
考古学調査団がヒラニプラ近郊で行方不明になったのです。

調査団は古王国時代の遺跡、
それも結晶化した都市を調査していました。

そのきらびやかな姿から遺跡は「水晶の街」と呼ばれ、
地球からは「世界遺産に！」との声すら上がっていました。

結晶化の理由は不明であり、それを研究すれば
古代の謎の一端が明らかになるのではないかと期待されていたのです。

しかし、数日前に調査団は、

「水晶が襲ってきた」

との通信を最後に水晶の街で消息を絶ち、
契約者による捜索隊が編成されることになりました。

「調査団の多くはパートナーのいない地球人。
簡易結界しか持っていない。
結界が途切れればまず助からんだろう」

有志からなる救助隊のリーダーに抜擢された教導団憲兵科の青木中尉は
救出作戦を立て始めました。

グループは３つ。

・未確認の敵と戦闘するグループ
・調査団の救助を行うグループ
・水晶の街を記録保存するグループ

となります。

最後の記録保存というのは遺跡を映像で記録し、
めぼしい遺物を収集することです。

最悪の場合、教導団による
水晶の街の爆破も考慮されているためです。

教導団はそれだけこの遺跡の敵を警戒しているようですが、
何が潜んでいるというのでしょうか……。

ヒラニプラで起きているシナリオですが、
現状では教導団の軍事作戦ではありません。
そのため誰でも参加することが可能です。
しかし、敵の危険性が明らかになった場合、
つまり皆さんが苦戦するような場合は、遺跡の爆破が決定します。

・未確認の敵と戦う

・調査隊を救助する

・遺跡の記録保存を行う