葦原明倫館

真っ赤に染まった紅葉が美しい山。
蒼空学園の生徒・水城真菜（みずき・まな）はその山を毎日見上げ、溜息をついていました。

「やっぱり戻ってなんて来ないよね……」

真菜には恋人と呼べる相手がいました。
しかし、彼は学校間交友の交換生徒として教導団に行ったきり、連絡が来なくなってしまいました。

最初は毎日、週に３回、週に１回、月に１回と減っていき……もう今は何度メールを送っても返事が返ってこなくなりました。
（きっと忙しいんだ）
そう自分をごまかしてきた真菜ですが、現実と向き合うことにしました。

「もう、いいよね」

彼は真菜を忘れてしまったのでしょう。
真菜はあきらめる区切りとして、紅葉の山に登ることにしました。

「紅葉を見に行かない？　とても紅葉がキレイな山なの。私が一緒に見られなかった分、みんなに見て欲しいの」

この山は真菜が彼とキャンプに行った思い出の山なのです。
そこで、幸せそうなカップルを見ることで、かつての自分と重ね合わせ、真菜は気持ちに区切りをつけるつもりのようです。

一方、紅葉見物には香鈴（かお・りん）という占い好きの生徒も参加します。

「みんなの恋を占ってあげますアル♪」

恋に悩み中の方は香鈴に占いをしてもらってみては？

秋の紅葉見物です。
ただの恋愛シナリオではなく、失恋シナリオにもなっています。

秋なのでちょっとしんみりとしたシナリオになってますが、真菜のためにも楽しく紅葉見物をしてください。
あるいは一緒に気持ちに区切りをつけてください。

デートがメインで、ＭＣ同士でもパートナーとでもＯＫです。
片思いの方、恋に悩む方、そして、恋に破れた方も歓迎です。

なお、デート相手や絡む人については互いの関係を簡単に書いておいてください。
マスターは他のリアや関係を必ずしも知っているわけではないので、ご協力をお願いします。
行動や絡む描写については双方に書いてあった場合、を優先します。

毎回「片方が落ちてしまう」というお嘆きを聞くので、定員割れ承知で数を増やしてみました。
今回は皆さんが２人で来れますように……と願っております。

クリスマスの前に一歩立ち止まって、少し考えてみませんか？

・真菜と恋について語りあう

・●●と紅葉を楽しむ

・香鈴に恋を占ってもらう

・気持ちに区切りをつける