葦原明倫館

　掲示板に、こんな張り紙がされていました。
　百合園女学院の一番大きな温室を管理しているオーバタ・マナーブ（６２）が出張に行く為、生徒達に仕事をしてほしいとのことです。

「難しいことはさせないつもりだ。簡単な……でも必ずしなきゃいけないことだけ頼む」

「簡単なことって、例えばどんな？」

「植物達の水やりや、校長室に花を持っていくこと。そしてケルベロスの餌やり」

「…それってもしかして……タネ子さんを、ですか？」

「そうだ」

　温室には、管理人さんが我が子のように可愛がっている番犬ケルベロス君・食虫花タネ子さんがいます。
　タネ子さんは、大きなハマグリような頭を三つ持つ、巨大食虫花です。
　そしてそのハマグリ頭が、ケルベロス君の食料になります。

「今、温室はちょっと厄介なことになっているから奥にはいかない方が良いぞ」

「厄介なこと？」

「水やりはスプリンクラーでどうにかなるから…奥には行くな」

「………」

「害虫が発生してるんだよ」

「…が、害虫？」

　渋い顔の管理人さん。
　一体何があると言うのでしょうか？

どなたでもご参加できます。

【タネ子】
・首の根元を叩けば、頭は簡単に落ちます。
・動く物は食料と見なして誰であろうと食いつきます。
・根を傷つけると大変なことになります。
・そして触手は今回……

【ケルベロス】
・花粉症が酷いです。
（唾液・鼻水を被ると深層心理の言葉しか喋れなくなります）

【ご注意】
基本設定とアクションの口調が違っている場合がありますので、
お手数ですが一度ご確認して頂けると、とても有難いです。

・ケルベロス君のお世話

・お仕事一筋！

・害虫駆除？