こんにちわ、杉井幾です。「空の果て 黄金の血」後編、そして十二星華、セルバトイラの赫夜のシリーズ最終回です。
今回のポイントは下記になります。
【ケセアレと赫夜の決戦】
ケセアレは相当の剣の使い手です。光条兵器を使います。(パートナーはミケロットです)また、赫夜の持っている清符を取り戻す事に必死になっています。
彼は彼なりに、事情を抱えているのでしょう。非常に赫夜を憎んでおり、その命を奪うことに躍起になっています。そのため、言動が暴走している面があります。
【ミケロットの葛藤】
ミケロットは元来とても優しい性格の人です。そのため迷いがあるようですが、ケセアレの部下として、そして初恋の人のルクレツィアの生き写しの娘、真珠を取り戻したいとも考えています。二丁拳銃の使い手です。
【ティセラ・クローン】
ティセラ・クローンの名の通り、ティセラのクローンです。性格は同じですが、ティセラの記憶を全て受け継いでいる訳ではなく、シャムシエルの命令に忠実に従うように改ざんされています。また、本家のティセラよりもずっと弱いようです。武器はレプリカ・ビックディッパー。
【部下達の思惑】
元ネッリ隊、ダンツオ隊は生粋のケセアレの部下ですが、アンジェラ隊は傭兵部隊です。自分たちの得にならないことはしません。説得なり、交渉材料があれば、味方につく可能性もあるでしょう。
【脱出】
ケセアレの城は爆破により、崩壊しようとしています。
それぞれ、脱出方法を考えなければいけません。
小型飛行艇はもしかすると、大型飛行艇に待機している生徒達が回収してくれているかもしれませんが、ケセアレの城にも格納庫があり、大小の飛行艇があるようです。
家に帰るまでが冒険です。
よろしくお願いします。
★登場人物★
藤野 赫夜
十二星華 蟹座 セルバトイラの赫夜。
藤野 真珠
赫夜の血の繋がらない妹。伯父、ケセアレ・ヴァレンティノの城にさらわれていた。
ルクレツィア
真珠の母でケセアレの妹。6年前にケセアレの陰謀のため、夫と事故死させられる。赫夜の封印を解いたパートナー。
藤野 真一
真珠の父。藤野家の跡継ぎだったが、ケセアレの陰謀のため、事故死させられる。
ケセアレ・ヴァレンティンノ
ルクレツィアの兄。ルクレツィアを溺愛していた。黒髪、シャープな顔立ち。ルクレツィアそっくりの真珠を手元に置きたいと考え、攫った。鏖殺寺院メンバー。赫夜の持つ清符=女王器を取り戻そうとしている。
ミケロット・ダ・コレーリア
三池 惟人として蒼空学園の用務員をしていたが、実はケセアレの従者。藤野家の真珠への扱いに怒りを感じていたが、ケセアレのやり方で良いのか、戸惑いを見せ始める。ルクレツィアが初恋の人。非常に優しい性格だがシャープシューターの二丁拳銃使い。
ひい様
5000年前、赫夜が封印される前に殺害された姉。ルクレツィアにそっくりの容姿。
元ネッリ隊
肉体改造を行った屈強の戦士達。半裸ですでに、体は常人の2倍はある。素手では敵わない。星剣レベルの力でないと倒せないが、複数で一人にかかれば、倒せる可能性も。隊長ネッリは赫夜に斬り倒され、現在はジーノが隊長代理。
ダンツオ隊
元エリート、バッソが率いていたがバッソが錯乱したため、下級隊士出身のライバル、ダンツオが粛正した。精鋭部隊。重火器の扱い等も行う。
アンジェラ隊
美女揃いで、揃いの高級スーツを着こなす傭兵部隊。生え抜きの他の部隊とは違い、ケセアレの暴走とミケロットの優しすぎる性格を警戒している。隊長のアンジェラはブロンドの鞭使い。東洋人の男の子に興味津々。ルーキーのベアトリーチェは武器オタク。