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葦原明倫館流☆年末年始の過ごし方

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シナリオガイド

皆の者、集合じゃ! 1泊2日の合宿をするでありんすよ~♪
シナリオ名:葦原明倫館流☆年末年始の過ごし方 / 担当マスター: 浅倉紀音

「ん〜今年も終わりだネ〜」
「なんだかとっても早かった気がするでござる」

 式の終わった講堂から出てくる、生徒達。
 その最後尾に、ティファニー・ジーン(てぃふぁにー・じーん)がおりました。
 隣で伸びをしているのは、よく生徒だと間違われますが教師の真田佐保(さなだ・さほ)です。

「佐保ちゃんは、年末をどうやって過ごすのカナ?」
「そうでござるなぁ〜う〜ん。
 まぁ、おこたに入って年越しそばとおみかんをたべるでござるよ」
「年越しそばとナ!
 じゃあ年始ハ?」
「お雑煮やらおせちやらを食べながら、おこたでまったりと過ごすでござる」
「わ〜美味しそうなお料理がたくさん出てきたのネ!
 ミーも食べたいのネ!」
「じゃあうちで一緒にカウントダウンでもするでござるか?」
「いいノ?
 行くのネ〜!」

 と、楽しくガールズトークをしていた矢先。

「っおい、佐保っ!」
「こんなところにいたのですか、ティファニー」
「どうしたでござるか、匡壱?」
「ゲイルも、なにをそんなに焦っているのネ?」

 前方から、丹羽匡壱(にわ・きょういち)ゲイル・フォード(げいる・ふぉーど)が走ってきたのです。
 しかも双方とも、あまり芳しくない表情をしています。。

「やっぱり、まだ……知らないんだな」
「これを……」

 肩で息をする匡壱と、相変わらず静かなゲイル。
 いつもどおり対照的な印象を受けつつも、佐保とティファニーは手を伸ばしました。
 受けとった無機質な1枚から、すべては始まったのです。

 *

「ふぅ〜我ながらよいことをしたでありんす!
 我が校の生徒は、これでみんな楽しく新年を迎えられるよのう?」
「とか言って……本当は、ご自分が淋しかったのでしょう?」
「そっ、そんなことはないっ!
 わっちは断じてっ、断じて淋しくなんかないのでありんす!」
「そこまで赤くならずともよいでしょうに……」

 ところ変わって、校長室。
 なにやらもめごとでしょうか……あ、痴話喧嘩でしたか、失礼いたしました。

「だってわっちだけが幸せを独り占めするわけにもいかぬであろう?」
「幸せ?」
「そうでありんす。
 死なぬ限り、わっちは大好きな房姫と一緒にいられるのじゃし」
「なっ、また貴女はそのようなことを軽々しく……」
「よいではないか!
 減るものではないのじゃから、言えるときに伝えておかねばのう?」
「っ……」
「あ、赤くなったでありんす〜」
「ちょっ、からかわないでください」
「ははははは〜本当に房姫は可愛いのう〜」
「まっ、まぁ、この企画に参加しさえすれば、必然的に誰かと一緒に年を越すことになりますわ。
 恋人も友人もまったくいないという者にとっては、かえって好都合かも知れませんね」
「うむうむ。
 体力に自信のある者どもは、裏山の頂上にある寺まで除夜の鐘を撞きに。
 そうでもない者どもは、夜が明けてから羽根つきやら独楽まわしやらをすればよい。
 そしてそれぞれを勝負とすれば、皆の鍛錬にもなるであろう?」
「裏山は野外訓練などでも登っておりますゆえ、あまり危険もないでしょう。
 3時間もあれば、寺に到着できるでしょうしね。
 ところで、ハイナ」
「む?」
「勝負といいましたが、ルールはもうお決めに?」
「……なんのことでありんす?」
「予想どおりでしたね。
 分かりました、わたくしが考えておきます」
「よろしく頼んだでありんす。
 んで最後に、全員で来年の目標を書き初めする、と」
「よい体験ができそうですわね」
「羽子板に独楽も先刻、匡壱とゲイルに調達をお願いしてきたでありんす。
 あと福笑いとやらと双六とやらと、凧もの。
 ついでに年末年始用の食材は、佐保とティファニーに。
 あやつらのことよ、見事に揃えてまいるであろう」
「皆の撞く鐘を聴きながらそばを食べ、羽根つきや独楽まわしの勝負を観覧しながらお雑煮を食べ……あら?
 わたくし達は、食べるばかりですのね」
「せっかくの年末年始くらい、ゆるりと過ごしたいではないか!」
「いつもと変わらない気がしますわよ?」
「……なんのことでありんす?」
「まぁよいでしょう。
 しかし差し迫った年末年始に学校を開放するとは……わたくしは、ゆっくり過ごしたかったですわ。
 ハイナと2人きりで……」
「なにか言うたかえ?」
「いえ、なんでもございませんわ!」
「そうか?
 ま、なんにせ、1泊2日のカウントダウン合宿でありんす。
 皆々、大いに楽しむでありんす〜!」

 とまぁ、こちらもいつもどおり。
 ハイナ・ウィルソン(はいな・うぃるそん)の、気まぐれな思いつきに振りまわされる……けど。
 まんざらでもない、葦原房姫(あしはらの・ふさひめ)だった。

担当マスターより

▼担当マスター

浅倉紀音

▼マスターコメント

このシナリオには、学校を問わずどなたでも参加が可能です。

MCとLCの行動は、同じものでも異なるものでも構いません。
それぞれにおいてどのように立ちまわるかは、皆様の自由です。
キャラクターらしさの出る行動をおとりください。
台詞や心情表現も含め、具体的なアクションであればあるほど採用率が高くなります。
目的達成のために必要な道具などをお持ちになられる場合は、アクションにてお知らせください。
ほかのキャラクターやNPCと絡みたい場合も、相手の名前を明記してください。

勝負ルール ~房姫のノートより~
☆鐘撞き
 スタートは12月31日21時
 ハイナの合図で出発
 裏山頂上の鐘を鳴らしたものの勝利
 以後は参加者全員で108回の鐘を撞いて帰校
 優勝者にはハイナからお年玉を進呈
☆羽根つき
 羽子板と羽根は城下で販売しているものを使用
 各自1試合につきスキルを1つだけ発動可能
 優勝者にはハイナのサイン入り羽子板を進呈
☆独楽まわし
 縄を巻いて投げ回転持続時間を比較
 優勝者にはハイナをまわす権利を進呈
★ご注意
 進呈の品は称号にて付与させていただきます。
 ゴルダやアイテムは増えませんのでご了承ください。

*募集*
双六のマスに記す内容を1キャラクターにつき1つまで募集します。
アクションにご記入ください。
面白くて実現可能なモノを採用させていただきます。

それでは、皆様のご参加とアクションをお待ちしております。

▼サンプルアクション

・裏山での鐘つき勝負へ参加する。

・羽根つきとやらをやってみる。

・お雑煮用の餅を焼く。

・まったりそばをすする。

▼予約受付締切日 (予約枠が残っている為延長されています)

2011年12月26日10:30まで

▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました)

2011年12月27日10:30まで

▼アクション締切日(既に締切を迎えました)

2011年12月31日10:30まで

▼リアクション公開予定日(現在公開中です)

2012年01月17日


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