波羅蜜多実業高等学校へ

葦原明倫館

校長室

空京大学へ

調薬探求会との取引

リアクション公開中!

調薬探求会との取引

リアクションが公開されました!

リアクションの閲覧はこちらから!

リアクションを読む

参加者一覧を見る

シナリオガイド

妖怪の山の夜を忙しく駆け回れ!
シナリオ名:調薬探求会との取引 / 担当マスター: 夜月天音

 夜、妖怪の山。のっぺらぼう夫妻が経営する温泉宿『のっぺらりんの宿』。

 宿の一室。鍋を囲む三人組。

「……あの遺跡には絶対に手を出すなと。事情は分かったけれど、こちらにもこちらの事情がある」
 調薬探求会の会長シンリは困ったように言いました。
 その相手は、
「……名物の鍋を御馳走するだけでは足りぬと?」
「状況は変わったですよ〜」
 アーデルハイト・ワルプルギス(あーでるはいと・わるぷるぎす)エリザベート・ワルプルギス(えりざべーと・わるぷるぎす)でした。実は、先の上映会にて入手した手紙によりシンリ達に遺跡に出現する正体不明の魔術師を確実に諦めて貰うために交渉の席を設けたのでした。
「諦めてもいいけど、その代わりここでの素材採取を手伝って貰うよ。以前、ここに行った事がある仲間から調薬に使えそうな物があると聞いてね。魔術師を欲する者達を納得させないといけないから」
 シンリはあっさり退くも条件を提示するのでした。
「採取とな、今は夜の上に採取する素材もただの植物ではなかろう?」
 アーデルハイトが鋭い探りの目つきをシンリに向けました。
「さすが、察しがいいね。夜なのは夜でなければ出現しない素材があるからさ。そして、採取して貰う素材は妖力が込められている物。それ故、普通の素材と違い外見がおかしかったり採取の難易度が高い」
 シンリはにこやかに説明をしました。
「仕方無いですね。人を呼ぶですよ〜」
「そちらは人員は出さぬのか?」
 エリザベートはすぐに条件を呑む意思表示をし、アーデルハイトはシンリ側の人手を探ります。
「人員は二人出すよ。というか、すでに採取に出しているけどね」
 シンリは二本指を立てながら口元をゆるめました。
「……それは例の特別なレシピのためかのぅ」
「それ込みのね。連れて来たのはクオンと黒亜の二人。本来ならクオン一人の予定だっただけど、実験をしたがる黒亜が勝手に付いて来てしまってね。危険な目に遭う事もあるかもしれないから気を付けてね」
 アーデルハイトの追求にシンリは肩をすくめながらさらりと答えました。
「……大変な事になりそうじゃな」
 アーデルハイトは疲れたような溜息を吐き出しました。

 山中。

「特別なレシピの素材、みっけ!」
 クオンは発光する花を発見し、採取。
「黒亜お姉ちゃん、そっちは……あれ? いない……また一人でどこかに行っちゃった。前来た時、妖怪で実験したいとか言ってたからなぁ。こっそり付いて来たのも多分それをするためだろうし……会長に教えなきゃ」
 クオンは懐中電灯で周囲を照らし回っているはずの人物がいない事に気付き、宿初開店時に訪れた事を思い出していました。

 一方、黒亜。
「……今日は……実験……妖怪で実験……」
 黒亜は監視役のクオンの目を盗み自作の魔法薬を使用するため実験対象を探し歩いていました。
 そんな黒亜の目の前を櫛や草履やしゃもじの付喪神が横切ぎると
「……付喪神……この薬を」
 黒亜は足を止め、持参していた魔法薬を付喪神達に振りかけました。
 途端に
「……ただの道具になった……効果有り……」
 ただの櫛や草履、しゃもじとなり地面に転がりました。結果を確認した黒亜は他の魔法薬を確かめるために再び歩き始めました。

 クオンの知らせにより黒亜の事が伝えられ、集められた者達は採取の他に黒亜の確保という仕事が課せられる事となりました。

担当マスターより

▼担当マスター

夜月天音

▼マスターコメント

 今回の舞台は妖怪の山となります。シナリオ『平行世界の贈り物』にて自分宛の手紙に書かれた事を速やかに成すためにエリザベート達は調薬探求会との交渉に来ました。エリザベート達のために素材採取や妖怪達のために黒亜確保に向かったり、宿に残っているエリザベート達に手紙の内容を問いただしても構いません。調薬探求会と構成員についてはマスターページを参照下さい。

【温泉宿について】
・施設などについては『温泉と鍋と妖怪でほっこりしよう』を参照下さい。

【素材採取】
・素材採取
妖力が強いほど上質で大小様々の変わった植物である可能性があります(例:襲いかかる妖怪化した植物、食人植物、夜にしか姿を見せない植物、人型の植物など)。

・黒亜の確保
持参した様々な魔法薬を撒きながら歩いていますので、その痕跡を辿ればすぐに会えるかと思います。実験にしかほぼ興味が無くどんな被害が出ようと一切反省はしませんし、今後も自作の魔法薬は撒き続けます。
魔法薬の効果は全て悪い物(例:妖怪や森の妖力喪失、妖怪の凶暴化、妖怪を生み出すなど)です。速やかに黒亜の確保と被害の沈静化をお願いします。

※希望の採取植物・黒亜の魔法薬被害がありましたらアクションに記載をお願いします。
※夜道のため宿から提灯が配布されますのでご自由にお使い下さい。


【調薬探求会の動向について】
シンリ:宿に待機。手紙の内容や調薬関連について答えてくれます。
クオン:自作の魔法薬を用いて採取をしています。
黒亜:自作の魔法薬を撒き歩いています。

【エリザベート達の動向について】
・宿にいます。手紙の内容については多少話すべきだと考えているため質問すればある程度は答えてくれます。

※五人とも声をかけると一緒に行動します。

▼サンプルアクション

・宿にて情報収集

・植物系の素材採取

・山の平和を守る

▼予約受付締切日 (予約枠が残っている為延長されています)

2013年11月21日10:30まで

▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました)

2013年11月22日10:30まで

▼アクション締切日(既に締切を迎えました)

2013年11月26日10:30まで

▼リアクション公開予定日(現在公開中です)

2013年12月06日


イラストを設定する 設定イラストを編集/解除する

リアクションが公開されました!

リアクションの閲覧はこちらから!

リアクションを読む

参加者一覧を見る