猫宮・烈です。
此度のキャンペーンシナリオは、グランドシナリオの影響を受けて激動するシャンバラ地方の異変に際し、精霊と人間とがどう関わり合っていくのかを軸に、『精霊と人間の歩む道~凍結せし氷雪の洞穴~』と同時展開で進めていく前後編です。
シナリオの結果次第では、グランドシナリオに影響を与えることになります。
今回のシナリオは同時に二つのシナリオが並行するため、以下に注意点をまとめました。
ご覧の上アクションをおかけください。
●シナリオの時間の流れについて
両シナリオのリアクションで描かれる時間帯は、ある程度の幅(数日程度)があります。そのため両方のシナリオに参加された場合もご自由にアクションをおかけください。
●シナリオの舞台について
シナリオの舞台ですが、固有の舞台として『氷雪の洞穴』と『ウィール遺跡』、共通の舞台として『イナテミス』がございます。
両方のシナリオに参加された場合は、それぞれ1つずつの舞台を選択出来ます。
ただし、以下にご注意ください。
・リアクション内で別の舞台に移動出来ません。
・両シナリオでイナテミスに参加することは可能ですが、同じ行動をとったからといって成功確率が2倍になるわけではありません。
・両シナリオでイナテミスで行動し、矛盾する行動をとった場合は両方のアクションとも失敗する可能性があります。
・両シナリオでイナテミスを舞台として選択した場合、片方でLC追加をしたからといって、もう片方のシナリオでもそのLCが登場する訳ではありません。LC追加はそれぞれのシナリオに登場するごとに行って下さい。
ここからは、『イナテミス』の情報を記載します。
イナテミスは度重なる天候不順と気を狂わせた獣の襲撃を受け、ライフラインを保つのが精一杯の状況です。
街を守る門は、今一度大嵐が襲ってくれば崩れてしまうほどに損壊しています。街にある建物も、優先度の低いものは損壊が進み、街の中心にある噴水などはその一部が崩壊してしまっています。
そして何より、続く混乱の中で人々の心は疲弊しきっています。
街を揺るがす脅威を取り除くのも重要ですが、その間の街のケアも大切です。混乱の中では、人間は何をしでかすか分かりません。現に一部の住人は、ホルンの元に匿われているキィを、『こんな災厄を持ち込んだ張本人』と疑っている節があります。そうした人たちの誤解を解き、そして共に災厄に立ち向かうよう意識を振り向けなければ、イナテミスという組織は自壊してしまうでしょう。
街の大まかな全体図は、まず街の周囲を取り囲むように壁、3つの門(1つは大きく、2つは小さい)があり、街に入ると田畑が広がり、田畑に水を供給する水路を超えた先、中心部に住民の家や商店などが立ち並んでます。ホルンの家も中心部の一角にあります。
ここからは、『ウィール遺跡』の情報を記載します。
ウィール遺跡へは4つある入口から進入することができます。
位置は、遺跡を7×7のマス目で区切られた盤に見立て、右から左に1~7、上から下に一~七と記した際に(将棋盤の7までと考えていただけると分かりやすいと思います)、それぞれ(4一)、(1四)、(4七)、(7四)となっています。
遺跡調査に参加する皆様は、以上の入口から中心部(4四)を目指して調査をしていただくわけですが、そこに行くためには蔦に覆われた地形に隠された仕掛けを見つけ、解除する必要があります。仕掛けの中には遺跡の道を開くものもあれば、冒険者に危害をもたらすものもあり、その位置を把握しておかなければ有事の際に思わぬ被害をもたらすことになるでしょう。
皆様はアクションをかける際、どの入口から侵入するかを必ず明記してください。各入り口に集まった人数、及びアクションに応じて、仕掛けが解除されたり新たな道が開けたりといった判定が示されます。
後編に役に立つアイテムを入手することがあるかもしれません。しかし場合によっては仕掛けで被害を被ったり、襲いかかってきた蔦と戦闘になることも考えられますので、対策はお忘れなく。
皆様で仕掛けを解除し、ウィール遺跡に起きた異変を鎮めましょう!
同時にイナテミスの人々と、街に活気を取り戻しましょう!
ここからは、種族『精霊』についての注意事項を記載します。
『イルミンスールの冒険Part2』では精霊が炎や風で敵を攻撃していた描写がありましたが、今回LCとして参加する精霊は、スキルに炎術や雷術(風は雷に含まれると思ってください)、その他攻撃や防御のためのスキルを装備していなければ、炎や風の力を使って敵を攻撃したり味方を守ったりできません。『装備』しないと行動出来ないという判定をご了承願います。
例外は『精霊の知識』スキルを使った時で、これはマスターシナリオでは、
『スキル使用の際の成功率が上がる』
と設定します。その時の描写として、スキルを使うMCをサポートしたという意味合いで、精霊は属性の力を使うことができます。この際は『炎術』を装備していないから炎によるサポートはできない、とはなりません。
なお、今回の精霊に関する判定、その他設定した判定は、このシナリオに限定します。
他のマスター様のシナリオで、『こういう判定だったから』という話を持ち込むのはご遠慮くださいませ。
以下に、今回登場するNPC精霊が持っているスキル(正確にはスキル効果)を記載します。
NPCは以下に持っているスキルに基づいた行動をします。
(描写としてはより精霊らしいものに変更される場合があります)
サラ:炎術・ファイアストーム・ファイアプロテクト
セイラン:光術・バニッシュ・リカバリ
ケイオース:実力行使・等活地獄・幸せの歌
セリシア:雷術・サンダーブラスト
サティナ:雷術・対電フィールド
カヤノ:氷術・ブリザード
レライア:氷術・アイスプロテクト
初の試み故、説明等色々と煩雑になってしまいましたが、ご理解とご了承のほど、よろしくお願いいたします。
なお、特殊なシナリオ運営のため、リアクション公開は提示された日程と異なる場合があるかもしれませんが、その場合でもお待たせしないよう、また皆様のアクションが最大限生かされるよう、善処したいと思います。
それでは、よろしくお願いいたします。