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魔女が目覚める黄昏-ウタカタ-(第3回/全3回)

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魔女が目覚める黄昏-ウタカタ-(第3回/全3回)

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シナリオガイド

北カフカス山にて行われる対話の儀式。竜は鎮められ、銀の魔女は再び眠りにつくのか?
シナリオ名:魔女が目覚める黄昏-ウタカタ-(第3回/全3回) / 担当マスター: 寺岡 志乃



●東カナン〜北カフカス・アタシュルク別荘地

「待ってて、ハリール。絶対、絶対絶対みんなを連れて戻ってくるからね!」
 ハリールとともにさらわれた先で、抜け出した建物と周囲をよく見て覚え込んだラブ・リトル(らぶ・りとる)は、急いで救援を呼びに飛び去って行きました。


 脱出したラブと入れ替わりに部屋へ現れた男性は、セイファ・サイイェルと名乗りました。
「セイファ、おじさん…?」
「覚えているのかい?」
「ううん。でも、母が言っていたわ、おじさんがいろいろと手助けしてくれたから東カナンを出ることができたんだって」
「そう。ショーネが…」
 セイファは一瞬遠い目をして、それに気づいたハリールにあいまいな笑みを見せました。
「ハリール、きみがなぜ戻ってきたか、知ってるよ。でも、どうしてもきみにそれをさせるわけにはいかないんだ。
 きみには明日いっぱいここにいてもらう。入り用な物があったら、戸口に人がいるから彼に用立ててもらいなさい」
「そんなことできないわ! あたしはイルルヤンカシュを鎮めにきたの! おじさん、力を貸して! 母の名誉のためにも、あたしは対話の巫女としての務めを果たせることを実証しなくちゃいけないのよ!」
「その行為が、イルルヤンカシュを――銀の魔女を、見殺しにすることになったとしても?」
「――えっ…?」
「あれは、一族の始祖で銀の魔女と呼ばれるエルヴィラーダ・アタシュルクの化身なんだよ。東カナンは平和になったのか、もう目覚めてもいいかと、ずっと問いかけている……。あの鳴き声を聞けば、彼女の血を引くきみには竜が何と言っているか、きっと理解できるだろう。バシャンと同じようにね。
 その上で、きみは、目覚めを望む銀の魔女を眠らせることができるかい? もう二度と目覚めないかもしれない眠りの底へ、追いやることができる?」
「どうして……そんな…」
「昔、ショーネが話してくれた。彼女は苦しんでいたよ、苦しんで、苦しんで、病気になるくらいね……。
 きみも無理だ。きみにはバシャンのような覚悟がない。
 明後日になったら、きみの望む場所へ送り届けよう。それまでここにおとなしくいなさい」
 セイファが出て行ったあと。ハリールはのろのろとテーブルへ近付き、どさりと倒れ込むように椅子に腰を落としました。
 ひざの上でひじを立て、手のひらに顔をうずめます。
「……お母さん……みんな…。あたし、どうしたらいいの…?」



●東カナン〜北カフカス・アタシュルク家

 別荘から戻ったセイファを待っていたのは、東カナン12騎士のエルシャイド・レアルサ・アズィールイェクタネア・ザイテミル・エスタハでした。
「ご来臨を得ているとは知らず、お待たせしてしまい、大変申し訳ありません」
 かしこまり、あわてて頭を下げるセイファに、エルシャイドは慇懃な態度でうなずきます。
「うむ」
「いいよー。こっちが勝手に押しかけてきたんだし。それに、おいしいお夕飯もいただいちゃったから、ボクは満足だよー」
「……おまえは黙っていろ」
 威厳というものに欠け、緊張感のないイェクタネアをエルシャイドは渋い表情で振り返り、にらみましたが、イェクタネアはどこ吹く風といった様子で椅子でくつろぎきっています。
 この男に求めた自分がばかだった――エルシャイドは首を振り、なんとか自分だけでもと気持ちを立て直してセイファに向き直りました。
「バシャンは体調がすぐれないそうだな」
「は、はい。昼間、少々遠出をしましたものですから。大事をとって休んでおります」
「対話の儀は明日執り行うと聞いているが。そのようなことではたして大丈夫なのか」
「お気遣いいただき、ありがとうございます。ですが、心配には及びません」
 答えたのは、ドアを開けて入ってきたバシャン・アタシュルクでした。
 となりについた青年に手を預けてはいますが、自分の足で立ち、歩いています。その姿にセイファは目を瞠り、はっと息を飲みました。
「エスタハ卿、アズィール卿。ご無沙汰しております。3年ぶりでしょうか」
「バシャン、起きたりなどしてよいのか?」
「はい。休んだおかげで大分気分がよくなりました。それに12騎士さまおふたりがご来臨とあれば、いつまでも床についてなどいられません」
 本当は、昼間薬師からもらった鎮痛剤と服の下に忍ばせてある浄化の札の効果でした。しかしそれでも痛みを完全に抑えることはできず、じわじわと足先からしびれて再び両足の感覚が失われ始めています。
 そうと悟られる前に、できるだけ威厳を保って、さりげなくバシャンは席につきました。
「それで、このたびはいかようなご用向きでのご来臨でしょうか。ご存じとは思いますが、明日行います対話の儀は秘中の秘、一族の限られた者しか参加できないきまりとなっております」
「心得ている。私たちはナハルさまの命により見定め役としてこの地へ来たが、儀式に出席させよと無理強いする気はない」
「ナハルさまの?」
「うむ。そなたの病いが深刻なことをナハルさまは危惧している。ずっと床に伏しているような状態で、はたして此度の大役が果たせるものかと」
「それは……ご心配をおかけして申し訳ありませんでした。病床の身ではありますが、このように、わたしはずっと床に伏してなどおりません。何名かの不誠実なやからの口の端を伝ううち、誇張されて届いたのでございましょう」
「そのようだな。しかしナハルさまにはもう1つ、懸念されておられることがある。
 なんでもハリールという娘がそなたの姪を名乗り、自分こそ対話の巫女だと主張し、儀式を妨害するべく仲間とともにシャンバラから向かっているとか」
 それを聞いたバシャンのほおが、かすかに引きつりました。
 あるかなきかの動揺を、エルシャイドは目で笑って気付かぬふりをします。
「ばかなことを。そなたの双子の妹はその娘が生まれるより前に、療養の甲斐なく他界したというのは、東カナンの者であればだれもが知っている。そうだな? バシャン
「――もちろんです」
「おおかたこちらの事情にうとい愚か者だろうが、なんともお粗末な偽者だ。そのような者に、大切な儀式の邪魔をさせてはならない、とナハルさまはお考えになられた。そしてわれわれに、そなたの力になってやれと申されたのだ。アタシュルクの者たちはおそらく儀式に人手を割かれて、人員に不足しているであろうから、と」
 そうきたか――バシャンとセイファは悟ります。
 ハリールは一族の恥。なぜその存在を知られたかはともかく、彼らは彼女たちのしていることを知った上で、目をつぶることにしたのだ。それどころか力を貸そうとしている。
(もっとも、しっかり逃げ道も確保しているところからして、状況が変わればあっさり手のひらを返しそうだけど)
 そんなことを考えていると、セイファの手配で配膳されてきたカフヴェを飲みながら、イェクタネアが軽く言いました。
「つまりねー、明日の警備にはボクとレアルとオズも参加するね、ってこと。それを言いに来たんだよー。
 ……だーって、いちいち回りくどいんだもん、レアルってば」
 じーーっととがめるような視線を送ってくるエルシャイドには、さすがにイェクタネアも一応弁解します。
「オズさま、ですか?」
「あ、オズトゥルクもこっち来てるんだよー。今日は用事あるから来てないけど。明日は午後から参加できるって」
「そうですか……」
 こほ、とエルシャイドが空咳をして、何事かを考え込んでいる様子のバシャンの注意を自分へと引き戻します。
「そういうことだ。明日はわれわれ3人と、騎士8人が入る。かまわないな? バシャン」
 問いのかたちはしていましたが、どう考えてもそれは問いではありません。バシャンに断れるはずもないことでした。
 セイファに客人の部屋の手配を頼んだバシャンは、部屋に1人となったあとも長らく思索にふけっていたのでした。



●東カナン〜北カフカス山

 一夜明け、ドラゴン・ウォッチング・ツアーの最終日となりました。
 午前中で終わりな上、昨日の分も追加せねばならなくなり、ふもとの村は最後のツアーの準備に大忙しです。
 喧騒の通りを大あくびしながら歩いていたオズトゥルク・イスキアを、影から呼び止める者がいました。
「予定どおりか?」
「……オレの方はな。いい具合に種も撒けた。しかしどういうことだ? ネアとレアルが来ているぞ」
「ああ。聞いている。予想外にアガデの方へ向かったコントラクターが何名かいたらしい。まっすぐツアーに向かうと思ったんだが」
 苦笑するセテカ・タイフォン(せてか・たいふぉん)を、笑いごとではないと言うようにオズトゥルクが軽くにらみます。
「ナハルに知られたのはおれのせいじゃない。そうにらまないでくれ。まいったな、言い出しにくいじゃないか」
「なんだ? さっさと言え」
「こっちも問題が起きた。ハリールがアタシュルク側に捕まった」
「なんだと!?」
「殺されたわけではないようだ。セイファの独断で、一族の者たちには内緒にしている。首の皮1枚つながったな」
 うなるオズトゥルクに、昨日あった出来事を説明します。
「まったく。想定外だらけだな」
「たいして軌道修正の必要がなさそうなのが救いだ。
 ハリールの方はコントラクターたちに任せておこう。たとえ彼らが救出に失敗しても別状はなさそうだ」
「だがそれではおまえの計画が」
「おれのはあくまでB案でしかない。あきらめるつもりはないが、こうなった以上優先すべきはA案だ。対話の儀式を完了させて、バシャンにイルルヤンカシュを鎮めてもらう」
「鎮められなかったら?」
「ハリールが保険なのは変わりない。明日、彼女に任せよう」
「……オレとしては、Bの方がよかったんだが」
 オズトゥルクは深々とため息を吐き出しました。
「しかたないさ。銀の魔女を目覚めさせるのはリスクが高いと考えるのはもっともだ。
 ああそれと、今日は警備につくのか?」
「予定どおりにな。ツアーが終わり次第、彼らと合流する」
「じゃあそこにカインを追加してくれ」
「はぁ!? なんだそりゃ?」
 セテカは肩をすくめて見せました。
「おれじゃあ彼女は手に負えない。ハリール確保で殺し屋としてはお役御免になったし、このままだとハリールを暗殺しに向かいかねないからな。任務を与えて手元に置いておいた方がいい。
 カインは彼女の存在を脅威以外の何物でもないと思っている。ハリールもバシャンも死ねば竜は衰弱し、魔女も死ぬという考えだろう」
「ナハルが考えているのもそんなところじゃないか?」
「だろうな。しかしやつの場合、目覚めてしまえば状況が変わる。間違いなく子どもの確保に動く」
 なぜなら、ナハルには後継者がいないことが最大のネックだから。それはオズトゥルクも知っていました。
「……ネアとレアルがどこまで知っているかだが…」
「こちらはBだ。A優先である以上、やぶをつついて蛇を出す必要はない。知られたら知られたで、手がないわけでもないからな。
 とにかく、カインを合流させる。そっちは任せた」


「気軽に言ってくれる」
 セテカの姿の消えた路地裏を見ながら、オズトゥルクはガリガリっと頭を掻きました。

担当マスターより

▼担当マスター

寺岡 志乃

▼マスターコメント

7月1日追記
今回も情報交換の件についてマスターは掲示板の方も参照させていただきますので、その点につきましてご安心いただければと存じます。


 こんにちは、またははじめまして。寺岡志乃といいます。
 こちらは東カナンを舞台とした全3回の第3回目となります。続き物ではありますが、今回のみの参加も可能です。むしろ第2回に参加されていない方が有利になる場合もあります。よろしくお願いいたします。

 今回も大きく4つに分かれます。

 1.ハリールを救出する――戦闘あり
   アタシュルク家の別荘地にとらわれているハリールを救出に行きます。
   これまで移動に使用してきた馬と馬車は使えません。足を調達する必要があります。

   午前の行動となりますので、第2回の参加者では護衛チームにいた方のみが選択できます。
   こちらには見張りがいて、魔獣を使役するアタシュルクの魔女たちとなります。魔獣・幻獣は以下の2種類です。
   ・バーゲスト……首輪についた鎖を引きずっている、額に一角、足に巨大な鉤爪のある赤目の黒犬。
              大型犬ほどの大きさがあり、非常に鼻がききます。隠れ身を用いても解除されます。
   ・ドンネルケーファー……小型犬ほどの大きさの巨大クワガタです。薄羽を用いて飛行します。
                    トゲのついたあごに挟まれると人の腕など簡単に切断されてしまいます。また、雷電系の魔法攻撃をします。

 2.儀式を妨害する――戦闘あり
   午後の行動となります。どなたでも参加できます。
   対話の儀式に乗り込み、儀式を妨害します。
   相手は魔獣を使役するアタシュルクの魔女たちとなります。魔獣・幻獣は以下の5種類です。
   バシャンの使役する巨大幻獣ジズとの戦闘もこちらになります。相当苦戦が予想されます。
   また、とりまきモンスターもいますが、こちらにはアタシュルクの使役する魔獣たちが対処しています。
   ・ペリュトン……鳥の胴体に牡鹿の頭部と脚の姿をした化鳥です。足が速く、地上でも機敏に動きます。
             魔法攻撃に耐性があり、武器は角で、突進をかけてきます。
   ・アンフィスバエナ……尾にもう1つの頭を持つ、双頭の蛇竜です。コウモリ羽を持ち、飛行して上空から毒を吐きかけてきます。
                  鋼のウロコに覆われ、物理攻撃に耐性があります。
   ・フワワ……体長3メートルの1つ目の巨人です。怪力で、こん棒を持って襲いかかってきます。また近距離から炎を吐きかけてもきます。
   ・バーゲスト……首輪についた鎖を引きずっている、額に一角、足に巨大な鉤爪のある赤目の黒犬。
              大型犬ほどの大きさがあり、非常に鼻がききます。隠れ身を用いても解除されます。
   ・パピルサグ……小型犬ほどの大きさの赤黒いサソリです。猛毒の体液を持ち、それが体表を覆っています。接触しただけで痺れます。
              また、前足に2本の大きなハサミは鋭く、尾の先端にも猛毒の針を持ちます。
              常に群れで行動し、数匹〜数十匹単位で敵に襲いかかります。
   ・ジズ……体長約15メートル、ワシの上半身にライオンの体を持つグリフィンです。
          体長と同じ長さの2本の尾羽を持っており、これを鞭のように用います。
          羽ばたけば暴風を起こし、足の鉤爪は鉄板もバターのように切り裂きます。
          全身をおおう羽毛は鋼鉄のように固く、魔法攻撃はほとんど効果を打ち消されてしまいます。8割減と思ってください。

 3.NPCと対峙する――場合によっては戦闘あり
   儀式の邪魔をする者を排除するという名目で、東カナン12騎士が随所に立ちはだかります。
   隠し持った意図等で、各NPCによって温度差があります。
   戦うか、説得するか、罠にかけるか。いずれにしましても、彼らとの接触アクションになります。

 4.その他――場合によっては戦闘あり
   イルルヤンカシュ、クリスタルにかかわるアクションです。
   イルルヤンカシュは対話の儀式でバシャンと対峙しています。儀式が完了すれば、再び眠りにつくことになります。
   クリスタルは地下水流の岸に打ち上げられたままの状態です。地上へ運び出す必要があります。
   第2回で銀の魔女の正体(?)がスウィップ スウェップと判明しました。
   しかしPCは無意識世界での記憶はなく、彼女のことを知りません。その上でアクションをお願いします。
   現状『ようこそ! リンド・ユング・フートへ 4』の投票結果を反映し、基本的には彼女が目覚めるのは厳しい状態です。


以下は主要NPCの説明になります。アクション作成の参考にしてください。

ハリール・シュナワ(150歳(外見年齢17歳)・魔女)
母親がアタシュルク一族の出です。幼いころ父親をバシャンの使役する幻獣に目の前で食い殺され、対話の巫女だった母親とともに東カナンを追われてシャンバラへ逃れてきました。
勝気な性格で、対話の巫女としての使命感に燃えており、必ずイルルヤンカシュを鎮めるのだと思い詰めています。
護身は父方の獣人たちに教わっていて、わりと身軽。戦闘にはナイフを使用します。

バシャン・アタシュルク(280歳(外見年齢50歳)・魔女)
対話の巫女として、また氏族長として、一族を率いています。イルルヤンカシュとの関係から、東カナンではそこそこ力を持つ地方領主です。一族のことを第一に考え、己を犠牲にしても守ろうとする指導者。気丈で誇り高き女傑。
イルルヤンカシュを鎮めるため、儀式に赴きます。巨大な幻獣ジズを使役します。

セイファ・サイイェル(280歳(外見年齢30歳)・魔女)
バシャンの幼なじみで理解者。彼女の手足、目や耳となり、その言葉を一族の者に伝えたりしています。
一族の者に人殺しをさせるのがいやで殺し屋を雇ったのも彼ですが、ハリールの母親とも幼なじみということからハリール殺害に苦悩しています。
心優しく、だれにでもわけ隔てなく接する博愛主義者。わりと理想主義的な面があります。

ヤグルシ・マイムール(殺し屋・ブレイブ)
セイファが雇った殺し屋の1人。第1回で、正体は東カナン上将軍セテカ・タイフォンと判明しました。
ハリールを殺すことが目的ではないようですが、何を考えているかはまだ不明です。
バスタードソード使用。
どこかにいます。見つけられたら接触できます。

カイ・イスファハーン(殺し屋・マスターニンジャ)
ヤグルシの片腕。その正体は東カナン12騎士でも1、2の戦闘力を持つカイン・イズー・サディクです。
常にバァルのことを第一とし、彼のためならば命も惜しまず行動する女性です。独鈷杵に似た武器と暗器を使用。
今回はカインとして、儀式を邪魔しようとする者を配下の者とともに森の西で遊撃します。

イルルヤンカシュ(竜)
体長約15メートル。数百年に一度目覚める竜です。七色に輝く真珠色のうろことエメラルドグリーンの翼を持っており、とても優美で曲線的なフォルムをしています。鳴き声は鳥に似ていると言われています。
北カフカス山の山中を歩いていますが、とりまきのモンスターたちが大勢周囲についているため一般人はおいそれと近寄れません。魔法で生み出されており、クリスタルで眠る銀の魔女と精神的なつながりを持っています。

オズトゥルク・イスキア(東カナン12騎士)
クレセントアックス使用。クマのような巨体をしていますが、結構俊敏で攻撃力、防御力ともに高いです。
ツアー・コンダクター業務は午前中で終了。午後から儀式の見定め役として森の南で警備につきます。

イェクタネア・ザイテミル・エスタハ(東カナン12騎士)
蛇腹剣使用。3メートルほど伸びます。巻きつけることはできませんが、細く鋭利な刃は触れるだけで危険です。
見定め役として警備についていますが、主にハリール殺害に動きます。配下の騎士が4人います。森の東にいます。

エルシャイド・レアルサ・アズィール(東カナン12騎士)
弓の達人。配下の4人の騎士を前衛とし、後ろから射かけてきます。矢じりには毒や麻痺の成分が塗られています。
見定め役として警備についていますが、やはり主な目的はハリールを見つけだして殺害することです。配下の騎士4人と森の東にいます。


4人の東カナンNPCは当初それぞれの方角にいますが、その後状況によって場所移動する可能性があります。

※このほか、今回のガイドに出ていなくても第1回、第2回に登場していましたNPCにアクションをかけることができます。
 ただし、移動に半日かかるということを忘れずに行動してください。
 例えば北カフカス山からアガデへ向かうと【午後】しかアクションをかけられません。逆もそうなります。



注意点
 今回同時間軸でパートが同時進行します。
 そのため、第1回、第2回、第3回と、それぞれ別の場所で行動することは可能ですが、距離的なペナルティが発生します。第2回で城を探索した方は、第3回で山を選択した場合、午後しか動けません。逆もそうです。移動に半日かかる、としてください。

 以上のことから、このシナリオではそれぞれのパートでさらに【午前】・【午後】で区切ります。どちらで動くかアクション欄に入れておいてください。なければこちらで無難な場所に振り分けます。

 ただし、第2回に参加されていない方はこの限りではありません。好きな時間帯に好きな場所で動いてください。


 パートが違う人たちと情報を共有したい場合は、だれに・どのようにして伝えるかを書いておいてください。なければその情報は伝わっていないものとします。受ける側がGAの1人だった場合、黙っておく等記載がなければGA全員に伝わったとみなしてかまいません(GAでなくても同じ場所で行動していた場合は伝わっています)

 また、今回はダブルアクション判定を少し厳しめにさせていただきます。
 基本的にMCとLCは一緒に行動です。MCはNPCと会話でLCは戦闘といった目的の違う行為はダブルアクションとなり、MCの行動を優先しLCの戦闘アクションは没となります。1つのシーンで収まるようにアクションを組んでください。


 それでは、皆さんの個性あふれるアクションをお待ちしております。

▼サンプルアクション

・ハリールを救出に向かう

・山へ向かう

・儀式に乱入する

・クリスタルを地上へ移す

▼予約受付締切日 (既に締切を迎えました)

2013年06月27日10:30まで

▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました)

2013年06月28日10:30まで

▼アクション締切日(既に締切を迎えました)

2013年07月02日10:30まで

▼リアクション公開予定日(現在公開中です)

2013年07月26日


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