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突撃! パラミタの晩ごはん

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突撃! パラミタの晩ごはん

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シナリオガイド

悪食ドラゴン来襲? 伝説のメニューで新聞部を救え!
シナリオ名:突撃! パラミタの晩ごはん / 担当マスター: 寒月堂

 ある日の放課後、蒼空学園第11新聞部、部室。

「……ああああ、時間がないーーっ」

 PCのキーボードを叩きながらわめいているのは、部長の春日美夜(かずが・みや)です。

「明日一日で取材を終えて、グルメ特集仕上げて、明後日試食会を開いて、そのレポートを仕上げて入稿……」

 何やら、とんでもないことを口走っています。

「ああもう、せめてあんたがもう少し戦力になれば……」

 恨みがましくつぶやくと、無言で別のPCを操作していたエーリヒ・ヘッツェル(えーりひ・へっつぇる)が、心外だという表情で片眉を上げました。
 彼は美夜のパートナーですが、執事の業務外のことはしない約束で名義だけ部員になっている、いわば幽霊部員です。
 他にも部員として名を連ねている生徒もいますが、それもすべて幽霊部員。
 こんな状態で部誌の発行もままならず、来週のクラブ編成会議までに劇的に部数を伸ばさないと、来年度からは同好会に格下げ間違いないという状況なのです。
 それでも、彼女は諦めていません。
 パシッと勢い良くリターンキーを叩いて、声を上げました。

「よっしゃ出来た、外部協力者募集のお知らせ!」

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Title:「突撃! パラミタの晩ごはん」
あなたの学校の看板メニューを紹介してください!


こんにちはー、蒼空学園第11新聞部「ぱら☆みた」です!

「ぱら☆みた」最新号・学食グルメ大特集の為、突撃レポーター大募集!
あなたの学園の食堂に突撃して、人気メニューを取材してください。
特集号で各校の看板メニューとして紹介させていただきます!

また、「伝説のメニュー復活プロジェクト」も併せて進行中です。
各校の「秘伝レシピ」を集めて完成するという「伝説のメニュー」を
わたしたちと一緒に復活させてみませんか?

ちょっぴりタイトなスケジュールでの取材になりますが、力をあわせて頑張りましょう!

※無事「伝説のレシピ」が完成しましたら、ご協力いただいた皆様をお招きして
試食会を開催する予定です。
打ち上げパーティーも兼ねますので、皆様ふるってご参加ください。

詳細はお問い合わせください。
蒼空学園第11新聞部・部長 春日美夜(かすが・みや)

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 その頃、蒼空学園のコントロールルーム。

 山葉涼司(やまは・りょうじ)が緊迫した面持ちでコンソールに向かっていました。
 レーダーには、北の山岳地帯から学園を目指して高速で移動する物体が示されています。

「ターゲットF・F……なんでヤツが……」

「……ターゲットF・F?」
 聞き覚えのない名称に、雅羅・サンダース三世(まさら・さんだーすざさーど)が聞き返します。
「以前、この辺に住んでいた雑食性のドラゴンだ。学園を建てる時、契約を交わして山岳地帯に移住願った」
 涼司はむつかしい顔で考え込んでいます。
「……伝説のメニューの封印さえ解かなければ、ヤツは目覚めない筈なんだが……」

「……えっ」

 雅羅の声が裏返りました。
 涼司は眉をひそめ、雅羅を見ます。
「……何か、したのか」
「え、ええっと……その……このあいだ、学食の冷蔵庫に貼ってあった変なレシピをみつけて……」
「……剥がしたのか」
 雅羅はぎこちなく笑ってうなずきます。
「ついでにクラスメイトに頼み込まれて、新聞部にネタ流しちゃいました」

「……なんてこった」

 涼司は頭を抱えて呻きました。
「まずかった……ですか」
「まずい、非常にまずい」
「……味が?」
 雅羅をじろりと睨みつけて黙らせてから、涼司は深いため息をつきました。

ヤツが来る……メシを喰いに

担当マスターより

▼担当マスター

寒月堂

▼マスターコメント

初めまして。このたび新しくゲームマスターを勤めさせていただくことになりました、
寒月堂(かんげつどう)と申します。
どうぞよろしくお願い致します。

さてさて。

何かとんでもないことが起こっているようですが、新聞部はそれどころではありません。
ぜひ皆様のご協力で、同好会への降格から救ってあげてください。
何しろ弱小で人手がありませんので、あらゆる部分で助けを必要としています。
急募されているのは主に次のようなお仕事です。


■取材
学食グルメレポートのための突撃取材を行います。
あなたの学校の名物メニューを取材してレポートしてください。
もちろん、潜入してみたい他校への突撃も歓迎しますが、潜入に伴うトラブル等は新聞部は関知致しません。
また、これぞと言うメニューをお持ちの方の宣伝も歓迎します。


■探索
各学校から「伝説のニュー」に必要な「秘伝」レシピを集めます。
「秘伝」は各学校の学食に伝わっているようですが、その秘匿性は学校によって異なるようです。

・レシピ探索
取材のどさくさや自らの人脈等を駆使して「秘伝」を見つけてください。
「あなたが「コレだ!」と思ったものが「秘伝メニュー」です」(部長談)
また個人的に「秘伝」に心当たりのある方は、調査の上お知らせください。
レポーターへ情報提供していただいても、新聞部へ直接ご連絡いただいてもOKです。
自己調達した食材ご持参の上での情報提供も大歓迎です。

・素材狩り
食材の調達にも困難が予想されます。
調達を手伝ってくださる方には必要食材が判明次第ご連絡しますので、装備や戦略等を確認して待機お願いします。


■再現
集まったレシピから、実際に「伝説のメニュー」を作ります。
新聞部の入手したレシピにはヒント程度しか書かれていませんので、知識と経験を生かして再現する必要があります。
方向性(中華料理の技法をすべて使う・パラミタ式の未知の技法を試す・全部鍋にぶちこんで煮る・等)を
事前に想定していただけますと、現場でスムーズに動けると思われます。
※試食会はこのメンバーが中心になって開催される予定です。


■本部
当日の現場では、記事の執筆、編集、各協力者への連絡、根回し等、仕事が山のようにあり、混乱が予想されます。
新聞部の幽霊部員の方、入部希望の方などがあれば、部室に馳せ参じて孤立無援の部長を助けてあげてください。


一日ですべてを終了させる強行軍ですが、翌日には蒼空学園で打ち上げパーティーを兼ねて、
完成した「伝説のメニュー」の試食会が行われます。
各校の人気メニューも揃えての食べ放題となりますので、試食会目指して頑張りましょう。


もちろん山岳地帯に現われたドラゴンにも対処しないといけません。
意思の疎通に十分な知性のあるドラゴンですが、起き抜けのせいかあまり話が通じないようです。
強力な武力を投入して蹴散らすことも可能ですが、本来学園とは友好的な関係を保っている個体ですので、
あまり一方的な行動は後々に禍根を残しかねず、慎重な対応が求められます。
ドラゴンとの「契約」を守ってあげられれば問題はないのですが……。

それでは、皆様のご参加をお待ちしております。



▼サンプルアクション

・新聞部員として記事を書く

・大好物のクラゲカレーを宣伝する!

・ターゲットF・Fの足止めをする

・秘伝レシピを求めて学食メニューを食べ尽くす

▼予約受付締切日 (予約枠が残っている為延長されています)

2012年01月21日10:30まで

▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました)

2012年01月22日10:30まで

▼アクション締切日(既に締切を迎えました)

2012年01月26日10:30まで

▼リアクション公開予定日(現在公開中です)

2012年02月07日


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