■2011年11月30日:追記
・各パートのイコンの使用について
・【5】その他の創設について
・エンヘドゥの欠片が置かれている六つの塔の東西の割り振りについて
・アルマインについて
・封魔壷について
を追記しました。
【ザナドゥ魔戦記】フィナーレを飾るグランドシナリオです。
以下、各パートについての補足説明を行います。
【1】ベルゼビュート城内部に向かう:イコン使用不可
イルミンスール魔法学校校長室、及び世界樹クリフォト外部入口から、ベルゼビュート城内部に向かうことが出来ます。転送された先は『地上1階』です。
こちらはイコンの使用は出来ません。個人で所有する乗り物は使用可能です。
ベルゼビュート城は以下の構造になっています。
・地下:罪人の間……罪を犯した者たちが強制労働に従事させられている。
脱走者が出ないよう、構造を複雑にし、かつ様々な罠が仕掛けられている。
・地上1階:入口の間……来訪者を出迎える間であり、侵入者を撃退する間でもある。
仕掛けられた罠はスキルで解除することが可能。
・地上2階:巨人の間……主に巨人サイズの魔族のために用意された間。
巨人は動きが鈍いが、一撃が重い。正面からまともにぶつかるのは危険。
・地上3階:使用人の間……城で働く使用人たちのために用意された間。
城の変事に、彼らは怯えて閉じ込もっている。
・地上4階:来訪者の間……何らかの措置で招待を受けた者たちに用意された間。
・地上5階:要職者の間……四魔将や客将といった者たちに用意された間。
誰もいない。
・地上6階:王の間……パイモン、アーデルハイト(ルシファー)のための間。
エリザベートとアーデルハイト(ルシファー)は最初、ここで戦っている。
戦闘が激化すると天井を突き破り、クリフォト上部での戦いになる。
エリザベート側につくかアーデルハイト(ルシファー)側につくかによって、戦況が変わります。
【2】ウィール砦に向かう:イコン使用可能
こちらはイコンの使用が出来ます。
五精霊側につくか魔族側につくかによって、戦況が変わります。
※魔族地上軍編成
ナベリウス軍とアムドゥスキアス軍の残余+空中飛翔タイプ若干名。とはいえ数百~はいます。
四魔将も名だたる魔族もいませんが、その分ザナドゥ側についた契約者の指示には簡単に従い、その場合は脅威と化します。
※その他イルミンスール内の補足
・旗艦『I2セイバー』は前回の戦いを生き残りましたが、武装の殆どと外部装甲の大半を失い、辛うじてイコンの整備・補給が行える程度です。
五隻の大型飛空艇と二隻の避難船は飛空艇発着場にて健在です。
・ガイドに登場していないNPCは基本、『イルミンスールの岐路~決着~』で登場していた場所に居ます。
(『エールライン』はウィール砦防衛に向かいました)
【3】メイシュロットに向かう:イコン使用可能
サンプルアクションでは一つにまとめましたが、方針としては3つに分かれています。
(カナン側とザナドゥ側も含めると、6つになります)
【3東】『バァル』メイシュロット外部でバルバトス軍(東カナン軍)と相対する。『セテカ』内部突入、エンヘドゥの欠片を取り返す(欠片を取り返しに来た契約者と相対する)。
【3南】『シャムス』メイシュロット内部突入、バルバトスを討つ(バルバトスについて契約者と戦う)。エンヘドゥの欠片を取り返す(欠片を取り返しに来た契約者と相対する)。
【3西】『エレシュキガル』『ギルガメッシュ』『エンキドゥ』と共にイコン搭乗、メイシュロットの防御機構を破壊、地面に落とす(イコン部隊と戦う)。
※バルバトス軍編成
全員、飛翔タイプです。
軍、と呼べる規模ではないのですが(内外合わせても二、三百)、一人一人がコントラクター並に強力です。
※エンヘドゥの欠片が置かれている六つの塔
それぞれ、『嫉妬』『憤怒』『怠惰』『強欲』『暴食』『色欲』と名が付けられています。
【3東】……『嫉妬』『憤怒』『怠惰』の塔を担当します。
【3南】……『強欲』『暴食』『色欲』の塔を担当します。
仕掛けられているガーディアンも塔の名に相応しく只者ではありませんし、欠片が収められた壺にも仕掛けがあるようです。
※カナンの三機のイコン
ギルガメッシュ:『黄金の騎士型イコン』
ビームを発射出来る黄金の剣と盾を装備。飛行可能。
エンキドゥ:『白銀の銃士型イコン』
ビームを発射出来る白銀の銃と盾を装備。飛行可能。
エレシュキガル:『漆黒の女神型イコン』
ビームを発射出来る漆黒の銃と盾を装備。
胸の膨らみはただの膨らみではないようだ。飛行可能。
各機、2人乗りです。MCとLCのペアである必要はありません。
エレシュキガルにはニンフが搭乗しますが、もう1人乗ることが出来ます。ギルガメッシュとエンキドゥについては決まっていません。
掲示板等で話し合いの上、搭乗者を決めて下さい。
また、エレシュキガルには『クル・ヌ・ギ・ア』という、発動すると3分間、敵味方関係なく辺りのものをバーサーカーのごとく殲滅するシステムが搭載されています。これによりメイシュロットの防衛機構の大部分は破壊されますが、代償は計り知れません
※イコンの扱いについて
エレシュキガル(と、予備パーツで修理されたギルガメッシュ)が発する力により、メイシュロット宙域では通常の運用が可能です。
※アルマインについて
オプション武装や『進化』能力は有効となります。
【4】魔神の下へ向かう:イコン使用不可
これもサンプルアクションでは一つにまとめましたが、パイモンとベリアル、ナベリウスとアムドゥスキアス、ロノウェのそれぞれに、契約者側とザナドゥ側の立場があります。
【4東】ロノウェを守る(殺す)。
【4南】ナベリウスとアムドゥスキアスを仲直りさせる(仲違いさせて死なす)。
【4西】パイモンを捕らえ、戦争を終結させる(パイモンを殺す等)。
どちらにつくかによって、これら魔族の生死が決定されます。
各場所でのイコン使用は出来ません。
【5】その他
これ以外の場所・事柄に関するアクションをかけたい方は、【5】となります。
多岐に渡ると思われますので、サンプルアクションは用意しません。
担当マスターは、
【1】【2】:猫宮烈
【3】【4】:古戝正規・夜光ヤナギ・寺岡志乃
【5】:アクション内容に応じて振り分け
となっています。
※封魔壷について
悪魔・魔鎧以外は通用しません。額があるであろう部分に貼れれば発動します。
以下は、【ザナドゥ魔戦記】に関係する記述です。
『悪魔LCの立場』『魔鎧LCの立場』『死亡描写につきまして』『ザナドゥ側に付く場合』につきましては、
【ザナドゥ魔戦記】特設ページに記載がありますので、そちらをご確認ください。
『魂を奪われた、もしくは捧げたPCについて』
普通の生活を送る分には、他の人と変わり無く過ごすことが出来ます。
但し、魔族に反逆する意思が見られた時点で身体の自由が利かなくなり、意思と行動の自由を奪われます。
シナリオ終了時には元に戻ります。(奪われるかどうかは、皆様の送っていただいたアクションを元に、マスターが判定します)
また、以上のPCが行動する場合、魔族の力の一部を与えられているとし、身体能力が一箇所強化されています。
どこが強化されているかは、アクションで指定することが出来ます。(例:目がとても良くなった、速く走れるようになった等々)
ザナドゥ側に付いて悪事を働いているPCは、その理由に関係なく放校処分になります。
シャンバラ教導団員やロイヤルガードの場合、その地位がはく奪されます。
悪魔にパートナーの魂を奪われる、自身が魂を奪われるなどで、やむを得ず、意図せずザナドゥ側に付いている場合も含まれます。
ただしこの場合は、誤解が解け、身の潔白が証明されれば放校処分は取り消されます。
今回が【ザナドゥ魔戦記】最後ですので、シナリオが何事も無く成功となれば、奪われた魂は取り戻せます。
捧げた魂も返却されます。(あくまで方針であって、最終的には皆様のアクションを元に判定しますが)
それでは、最後を飾るシナリオ、どうぞよろしくお願いいたします。