こんにちは。はじめまして&お久しぶりです。マスターの斉藤言成です。
今回は、前後編のお話の前編となります。
前編では、皆さんにエンヘドゥの救出と霊廟内にいる敵の企みを暴いていただきたいと思います。
どの学園に所属されている方でも参加できますので、皆さんぜひご参加ください。
では、さっそくですが注意事項をひとつ。
今回皆さんは空京大学の用意した飛空艇でここまでやってきたということになっていますので、今回のシナリオでは小型飛空艇などの乗り物は使用不可とさせていただきます。
申し訳ありませんがこの点を踏まえ、アクションをお願いします。
さて、ここからはシナリオガイドに書かれていない補足情報となります。目を通してアクションの参考にしていただければと思います。
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○霊廟について
霊廟の内部はほぼ一直線となっているので、道に迷うことはないでしょう。
ただ大きな3つのフロアが繋がるような作りになっており、出入り口は常にひとつしかありません。
一番奥にある3つ目のフロアに辿りつくまでに、ザコ敵との戦闘が予想されます。
みんなで倒してもOKですが、そうすると救助に時間がかかり、何かが起こるかもしれません。
速やかに各フロアを突破して、奥に進んでください。
○敵について
ウォルター・ヘンリー教授に研究資金を援助していたウィアード・ファウンデーションが今回の敵となります。
ウィアード・ファウンデーションは鏖殺寺院と繋がりがあり、その戦闘員が各フロアに出現することが予想されます。
○エンヘドゥ・ニヌアについて
エンヘドゥは、一番奥の千年王が眠るフロアにいます。
そこで何かの実験に利用されているようです。
○ウォルターヘンリー教授について
ウォルターヘンリー教授は民俗学者です。
彼はパラミタ出現以前から、パラミタのような未知の大陸が存在するという学説を発表していた変わり者の学者だったようです。
ただパラミタが出現したことにより、彼の評価は変わりました。いまでは地球にいるパラミタ研究者の中では有名な存在です。
しかし、彼が有名になる前に発表していた学説の中には、”未知の大陸が現れれば人類は滅亡する”といったことも書かれており、パラミタのことをよく思っていない節があるようです。
オカルト的なことにも通じているようで、マウスを生き返らせるなど怪しい研究も行っていました。
空京大学内で、”美しいメイド・マリアンヌ”といるところが目撃されています。
ウォルター教授は契約者ではありませんが、空京大学が開発した試作型の結界発生装置を持っているので外を動き回ることができます。
○マリアンヌについて
ウォルターヘンリー教授の周辺にたびたび現れた金色の髪で片方の目を隠している美しいメイドです。
空京大学の学生の中には、このメイドに興味を持っていたものもいたようです。
そんなメイドについてウォルター教授は「自分は結婚しておらず、身の回りの世話をするために地球から連れてきた」と学生たちには言っていました。
ただこのマリアンヌのことを”M”という不思議な呼び方をしている教授を目撃したという話もあります。
今回の調査隊にも、教授や調査隊のお世話係としてこのマリアンヌは同行していましたが、死体などは発見されていません。
怪しい点がある人物で、どこかに現れる可能性があります。注意が必要です。
○千年王について
絵画では、千年王は巨大なドラゴンの姿で描かれています。
二本足で立ち、その手に剣と盾を持って戦っている様子や、口から炎を出して敵を焼き尽くしているなど、戦っている場面がよく描かれいます。
千年王には、熱さも寒さも歯が立たなかったという逸話や、人の言葉を理解し、魔法も使用することができたという話も残されています。
千年王の愛刀であったという伝説の剣・サウザンドソードは、敵の血を吸い込む魔法の刃で出来ており、血を吸えば吸うほど切れ味が増していき、永遠に敵を斬り裂けたと言われています。
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補足情報は以上です。
シナリオガイドや補足に目を通していただき、色々と予想をしてアクションをかけていただければと思います。
なお、今回のシナリオでは、私が前回マスターをさせていただいた「イルミンスールの怪物」にて登場したウィアードファウンデーションが再び登場します。
前回の続きではありませんが、ウィアードファウンデーションが関連した物語となっていますので、前回参加された方は今回もご参加いただければと思います。
もちろん前回参加されていない方でも、まったく問題ありませんのでぜひご参加ください。
それでは皆さんのご参加をお待ちしております!