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パートナーの飯が不味いんだがもう限界かもしれない

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シナリオガイド

大切なあの人の飯は――不味かった
シナリオ名:パートナーの飯が不味いんだがもう限界かもしれない / 担当マスター: やぅ。

 とある日の休日。
「ラナ、ちょっといいですか?」
 お茶を飲み一息ついていたラナ・リゼット(らな・りぜっと)に、 泉 美緒(いずみ・みお)が話しかけてきます。
「ええ、どうかしましたか?」
「実は、料理の練習をしていまして……」
「美緒が……料理……ですって……!?」
 ラナの表情が凍りつき、思わずカップを落としてしまいそうになります。
「い、一体何故料理を?」
「ええ、次のお休みに皆さんでパーティをする予定でしょう? その際に皆さんに何かできない事が無いかと思いまして」
 美緒が笑みを浮かべて言いました。その笑みに、ラナは『気持ちだけで十分だと思うので止めた方が』という言葉が出そうになるのを押し留めます。
「それで、先程練習したのでラナに見てほしいのです。ちょっと待っていてくださいね」
「あ、美緒!」
 ラナが何か言う前に、美緒が料理を取りに行ってしまいます。
(いや、人は成長する生き物です。美緒も様々な経験を積んでいます。きっと、きっと料理の腕も、人並みにはなっているに違いありません……!)
 ラナが自分に言い聞かすようにしていると、美緒が嬉しそうにお盆を運んで来ました。
「どうですかラナ、見てください!」
 そう言って美緒がお盆を差し出します。
「お、おぉ……」
 ラナの口から思わず声が漏れます。
 出した物は、それはそれは見た目からして発狂しそうな代物でした。
「これなら皆さんにも食べて頂けますよね!? どうですかラナ!?」
「申し訳ありません美緒、急用を思い出しましたのでちょっと出かけてきます」
 立ち上がるや否や、ラナは物凄い勢いで出ていきました。
(申し訳ありません美緒……ですが……私の、私一人の手には負えないのです……!)

――『誰か何とかしてくれ』というラナの依頼が出回ったのは、それから少し後の事でした。

担当マスターより

▼担当マスター

やぅ。

▼マスターコメント

■目的
 ヴャイシャリーにあるお屋敷を貸し切って、新年を祝うちょっとしたパーティーが開かれます。
 いろんな学校や荒野に招待状が出されていますので、誰でも参加可能です。

 さて……このパーティで美緒が料理を作る予定なので何とかしましょう。
 ただし美緒は悪気があるわけではありません。なるべく傷つかないようにしましょう。
 また美緒以外の方が料理を振る舞っても構いません。その際料理の腕は問いません。

■料理を手伝う
 美緒や他の料理人の手伝いをして何とか食べれる物に持っていこうとするものです。
 アドバイスを送ったり、こっそりと見ていないところで手を加えるといった行為になります。
 ただしあまり口を出し過ぎると「自分でできます」と怒られてしまうので注意しましょう。

■料理を作る
 腕に自信があるようならば自ら食べられる料理を口直しに作ってもいいでしょう。
 また、逆に酷い料理を振る舞って美緒の料理を誤魔化してしまうのもいいでしょう。

■料理を食べる
 胃袋に自信があるようならば料理を食べてしまいましょう。食べきってしまえば被害は貴方だけで済みます。
 仲間や大切な人、そして、料理を作った本人の真心を守る最後の防波堤は、あなただけかもしれません。

 また、会場には音楽が溢れ、お酒やジュースの他に、未成年向けの「お酒じゃないお酒(酩酊します)」なども用意されています。
 ぜひ、楽し……生き残ってください。

■特技について
 特技で『調理』や『鉄の胃袋』といった物がある場合、若干アクションに加点されますがあくまでもアクション重視となります。


▼サンプルアクション

・料理を手伝う

・料理を作る

・料理を食べる

▼予約受付締切日 (予約枠が残っている為延長されています)

2014年01月11日10:30まで

▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました)

2014年01月12日10:30まで

▼アクション締切日(既に締切を迎えました)

2014年01月16日10:30まで

▼リアクション公開予定日(現在公開中です)

2014年01月28日


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