葦原明倫館へ

空京大学

校長室

天御柱学院へ

【ニルヴァーナへの道】奈落の底の底(後編)

リアクション公開中!

【ニルヴァーナへの道】奈落の底の底(後編)

リアクションが公開されました!

リアクションの閲覧はこちらから!

リアクションを読む

参加者一覧を見る

シナリオガイド【イコン参加可】

想念が具現化する混沌の地。その底に待つのは―――
シナリオ名:【ニルヴァーナへの道】奈落の底の底(後編) / 担当マスター: 九道雷

浮遊大陸パラミタ。

シャンバラ王国とエリュシオン帝国は、新天地ニルヴァーナへの道を開くため、
“ブライドオブシリーズ”と呼ばれる光条兵器群を集めています。

その内の一つ、ブライド・オブ・シックルは、
ナラカへ堕ちた元パラ実総長ドージェ・カイラスが持っています。

両国はナラカへ向かう
三隻の飛空艦と魔法の帆船“御座船スキーズブラズニル”からなる艦隊を編成。
フマナ平原に空いたナラカへの穴から沈降を開始しました。

しかし沈降中の凶悪な生物との戦いでシャンバラ国軍の斯波大尉が死亡。
艦隊は犠牲を払いながらもナラカ上空まで辿り着きました。

そして、ナラカは人の想念が具現化する、混沌の地だったのです。

■□■


ナラカ上空。

艦隊の横に突如全長100キロの物体が出現しました。
それは……。

「巨大な人間!?
いくらなんでもそんな事あるのか……何だっ!?」

シャンバラ側の艦隊司令も務める長曽禰広明(ながそね・ひろあき)少佐は驚きを隠せませんでした。
物体はエリュシオンのアスコルド大帝と融合する前の、御人良雄(おひと・よしお)だったのです。

そして100キロ良雄はジャンプを開始。
巨大な質量の移動により、艦隊は木の葉のように揺れます。

「全艦、上空へ退避する! イコンは艦に戻れ!」

艦隊は100キロ良雄の影響から逃れるために退避を始めました。
しかしそれに逆らうイコンがいました。

『ナラカは想像次第で何でも出来るんでしょ!
なら、アイツを吹き飛ばすまで!』

「やめろ、危険だ!」

『少佐、他に方法はありませんよ!
良雄には悪いが……』

国軍の新配備イコン、“プラヴァー”のパイロットは、
思念によって巨大なビームランチャーを出現させ、100キロ良雄に狙いを定めました。

しかし。

『ラ、ランチャーに食べられる!? うわああーーっ!!』

ビームランチャーから生えてきた牙と触手によって、
捕食されたのです。

「ナラカで進化したウミウシの一種。
知性体の想像力に擬態するは聞いていたが。

……まさに想像以上、ということか」

長曽禰が御座船に目をやると、
恐竜の群れに襲われていました。

■□■


御座船内。

『申し訳ございません。
恐竜については、私のトラウマが原因かと……』

エリュシオン側の司令を務める“帝国最硬”の異名を持つダイヤモンドの騎士
恐竜を始末すると、大帝に陳謝しました。

「いや、俺があんな巨大で迷惑かけてるッスから……」

『……陛下、あのような姿が出てくる理由、思い当たる事はございますか?』

「ジャンプしてるって事は、カツアゲされてるんじゃないッスかね?」

『カツアゲですか? ああ、小銭を検査するためのジャンプ……』

そう言いながらもダイヤモンドの騎士は思考を続けます。

(良雄君の深層に刻み込まれた“カツアゲへの恐怖”が
具現化しているというのか。

だが、大帝の力は常に自らの望む運命をを引き寄せる物。……だとすれば!)

ダイヤモンドの騎士は在船している賢人たちに命じ、
100キロ良雄の周辺を調査させました。

そして。

『調査の結果が出ました。

全長100キロの良雄様の“カツアゲジャンプ”により、
約一時間で地表は突き破られ、“ナラカの底”に至る事が出来ます』

「マジッスかっ!!」

ナラカの底。
それは、ドージェが待っていると伝えてきた場所だったのです。

しかし、100キロ良雄に群れる生物たちがいます。
食物に飢えたナラカの生物たちが100キロ良雄を食べ始めたのです。

■□■


一方。

「ナラカに落下した者がいる?
斯波大尉が連れ込んだ子供か……」

3号艦での戦闘中、飛空艦より落下した者数名。
報告を聞いて、都築少佐はテオフィロスを見ました。

出発前、ハルカを乗船させた斯波大尉は、
『ナラカで役に立つかもしれないから』
と言っていました。

「もしかしたら、ナラカで役に立つこともあるかもしれない、ってね。
思わせぶりな上、確信も無いみたいで半信半疑だけど、
まあ、物は試しだわ」

と。

「正直それどころでもないが、生きている可能性もある。
放って行くのも寝覚めが悪いな。
生死を確認し、無事なら連れ帰ってくれ」

「了解した」

「あまり、道草はするなよ」

担当マスターより

▼担当マスター

九道雷

▼マスターコメント

【ニルヴァーナへの道】奈落の底の底(後編)をお届けします。

本シナリオは学校制限はなくどなたでも参加可能です。

このシナリオは前編の直後からスタートし、ナラカに到着した状態となります。
そのため、今回から参加する方は、

・実は艦隊にいた

とさせて頂きます。
以下、シナリオについての説明です。

ガイド内で説明されていますが、ナラカの底に行くためには100キロ良雄のジャンプが一時間続いて、
ナラカの地表が突き破られる必要があります。
ただし、その間にも、

・屍龍
・虚無霊
・奈落人

など、前回出てきた敵の他、

・人の想念に擬態するナラカのウミウシ

などのモンスターが存在し、更には100キロ良雄を食べている無数の生物がいるので、
それを止めなくてはなりません。

また、今回のナラカでは、

・アクションや自由設定、その他PCデータに書かれている事が実体化する

事があります。
自分から意識的に出現させる事も可能ですが、自分の考えと関係なく実体化する可能性もございます。
また、意識的に出現させる場合、その現象が大きければ大きいほど、ウミウシに捕食される可能性が増します。

ただし、ナラカへの対処法方法がまったくない訳ではありません。

まず長曽禰少佐はナラカの混沌に対処するための予測装置を作っています。
数秒間先の“混沌”を予測する事が出来ますが、予測は完全とは言い難く、外れる可能性もあります。
予測装置はプラヴァー及び、パワードスーツに装備されています。
※パワードスーツもプラヴァーもレンタル可能です。

PCの奈落人は実体化されている他、本能的にナラカでの様々な脅威の性質を理解しているので、被害を受けにくいです。
一緒に行動していれば安全度があがるでしょう。
※「女王の加護」のナラカ版を持っているとお考えください。あくまで本シナリオ内のみの処理です。

また、前回ナラカに落下した方は今回100キロ良雄のジャンプによって出来た巨大な亀裂の中に落ちています。
その中にはNPCのハルカ・エドワーズもいます。
ハルカ救出には都築少佐のパートナーである龍騎士テオフィロスが救出のために向かっています。

その他、前編のガイド・リアクションで明かされた情報・状況については全て継続しています。
ナラカでの活動条件なども同様です。ご確認の上ご参加ください。

それでは、皆様のご参加をお待ちしております。

2011年10月31日
プラヴァーのデータを下記についきします。アクションの参考にしてください。

■プラヴァー
シャンバラ国軍に正式採用された第二世代イコンで既に量産化も始まっています。
武装により複数のタイプが存在しますが、今回レンタル可能なのは一番基本となるタイプです。
●移動タイプ
地上、飛行

●固定装備
銃剣付きビームアサルトライフル
プラヴァーの基本装備である先端に刃の付いたアサルトライフル。移動後も攻撃が可能。

▼サンプルアクション

・俺の想像力が恐ろしい事に

・100キロ良雄を防衛する

▼予約受付締切日 (既に締切を迎えました)

2011年10月27日10:30まで

▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました)

2011年10月28日10:30まで

▼アクション締切日(既に締切を迎えました)

2011年11月01日10:30まで

▼リアクション公開予定日(現在公開中です)

2011年11月21日


イラストを設定する 設定イラストを編集/解除する

リアクションが公開されました!

リアクションの閲覧はこちらから!

リアクションを読む

参加者一覧を見る