シナリオガイドをご覧頂き有り難う御座います、東安曇です。
こちらのシナリオ【Buch der Lieder】は全2回〜4回を予定したシリーズの第一回目です。
【ジゼルちゃんのお料理教室】ラスト一頁が前振りになっておりますが、該当シナリオに参加なさらなかったお客様もご参加頂けます。
また、関連する設定がマスターページで公開されておりましたが、こちらも読まずとも一切問題ございません。
どうぞお気軽にご参加下さい。行動等については下記を参照にアクションを掛けて頂きますよう宜しくお願い致します。
それでは、皆様のアクションをお待ちしております!
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▼行動について
こちらのシナリオでは主に三つの行動を取る事が出来ます。
『行動1』と『行動2』両方をアクションに記入しても、片方しかリアクションに反映されません。予めご了承下さい。
『行動1』
ドミトリーらの連絡を受けたPCが、事件を解決する為に取る行動です。
プラヴダの屋上に居るミリツァが『反響』によって、【媒介】の位置を特定します。
PCの皆さんは、彼女の教える場所に向かう事で【媒介】にエンカウントします。
【媒介】の歌を止める事、ハインリヒの元へ向かい彼の歌を止める事が目的です。
アクション欄には、必ず1〜4の数字を記入して下さい。担当個所の媒介を倒すと、ビルへ行く行動が可能になります。
『行動2』
キアラの連絡を受け助けに行ったPCが取る行動です。
異変が解決するまでに凌ぎきる、または共鳴を止める事が目的です。
▼異変について
好きな人に遠ざけられた、大切な人を失ったなど『誰かに置いていかれた時の悲しい気持ち』を持つキャラクターは、ハインリヒの歌に共鳴して過去の記憶を呼び覚まされ、精神の崩壊から死へと導かれます。
これらは媒介やハインリヒに近付くとより強く共鳴し易くなりますが、キアラやドミトリーのように何の影響も受けないもの、アレクやジゼルのように過去を乗り越えた為深い影響を受けないキャラクターも存在します。
また『行動1』のアクションをかけるPCは、ジゼルの歌の加護により影響を受けません。(※ジゼルの欄を参照下さい)
こちらの『異変を受けたPC』というアクションを掛ける事は可能ですが、共鳴した時点で行動不能に陥ってしまいます。
また、スヴェトラーナのように誰かに敵対する行動は、アクションとして掛けられません。予めご了承下さい。
▼敵対NPC
【媒介】
ハインリヒの歌を空京全てに響かせる為、媒介となってしまった四人の契約者です。
彼等はミルタの能力によって、強制的にワールドメーカーにクラスチェンジされている他、ハインリヒの歌を忠実に模倣している為、咽に負荷がかかっており、このままでは発声はおろか、肉体が内部から壊れる危険も有ります。
歌を止められそうになるとワールドメーカーの能力を行使し、敵対してきますが、その全てがハインリヒの模倣である為、それほど強くはありません。
【ハインリヒ・ディーツゲン】
ミルタが長時間取憑いていた為、密かに習得していたワールドメーカーの力を解放させています。
能力の高い契約者ですが、武器を持っていない他、ミルタの影響で体力が通常よりもかなり落ちています。
また媒介と違いミルタは彼の歌(精神)を利用している為、彼の残った意識を顕現させる事も出来るかもしれません。
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【スヴェトラーナミロシェヴィッチ】
『異変』の影響を受け、彼女が呼び覚ましたのは彼女が何度も繰り返したジゼルと死に別れた記憶でした。
共鳴すると動けなくなるのが通常のようですが、スヴェトラーナは高い能力と精神で立ち上がり、この世界のジゼルを殺害する前にアレクを殺そうとしています。
他の世界のアレクとこの世界のアレクを混同する程意識は混濁していますが、紛れも無く彼女でありPCの声が届かないとは限りません。
武器は太刀と脇差し。力の強さはアレクには及ばず、手数で補っています。
ラセツの能力を使用する他、身体が柔らかい事が特性です。
▼味方NPC
【ミリツァ・ミロシェヴィッチ】
プラヴダ屋上でトリグラフの協力のもと、『反響』を行使し媒介とハインリヒの位置を特定します。
※彼女の連絡はPCと共に行動するプラヴダ兵士から貰えるので、PCは自動的に目的地へ向かいます。
【ジゼル・パルテノペー】
プラヴダの屋上で、『行動1』に参加するPCを加護する歌を歌っています。加護を受けたPCは、要素の有無にかかわらず媒介やハインリヒに近付いても歌に共鳴しなくなります。
また歌はスキル[テレパシー]に似た能力でPCに伝わる為、加護を受けているPCは[テレパシー]を使用出来なくなります。
※各種端末は使用出来ます。
【その他プラヴダの兵士】
『ドミトリー・チュバイス(変態微笑みデブ)少尉』
事件の解決の為、契約者に助けを求めました。現在は分隊(*10名程度)を率いてジゼルとミリツァの居る屋上の防衛に当たっています。
『ニコライ・ストヤノフ少尉』
トゥリンを守っている為、思う様に行動出来ない状態です。
『ヤン・コワルスキ曹長』
幾つかの小隊を指揮しています。行動目的は要救助者を救出する事です。
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【キアラ・アルジェント】
スヴェトラーナの攻撃に対し防御を行います。
『光術』の強化版のような目眩まし、一時拘束の魔法を得意とします。
▼その他NPC
【トゥリン・ユンサル】
『異変』に共鳴し、父と母が蒸発した過去に引き戻されています。
幼く感受性が強いため、大変危険な状態です。
【アレクサンダル・ミロシェヴィッチ】
『異変』に共鳴したスヴェトラーナに襲われ、深手を負いました。
スヴェトラーナよりも遥かに高い能力を持っていますが、ある理由から娘を傷つけたく無いと軽く手を出す事すら拒否しています。