校長室
【十二の星の華SP】女王候補の舞 リアクション公開中! |
シナリオガイドその者は踊る者か踊らされる者か。舞台に躍り出よ、契約者!
シナリオ名:【十二の星の華SP】女王候補の舞 / 担当マスター:
川岸満里亜
シャンバラで最も風光明媚な土地として知られている、湖上の街ヴァイシャリーで、ヴァイシャリー家主催の舞踏会が開かれています。 ○ ○ ○ ○ ヴァイシャリー家の舞踏会に出席していたイルミンスール生が、携帯電話でエリザベート・ワルプルギス(えりざべーと・わるぷるぎす)に連絡を入れました。 「た、大変ですぅ?!」 話を聞いたは、エリザベートはアーデルハイト・ワルプルギス(あーでるはいと・わるぷるぎす)の元に飛んでいきました。 「こうなったらぁ?、やっぱりイルミンスールも女王候補を擁立すべきですぅ?!」 「こら、一部の学生が言い出したことを鵜呑みにして慌てるでない。ううむ……しかし、テロリスト紛いの行為をしている者が、テロリストに屈しない強固な軍事国家などと良く言えたものじゃ!」 「百合園にも先を越されてしまいますぅ!」 「落ち着くのじゃ。先を越す越さぬの問題じゃなかろう。何分、十二星華に関する情報が少なすぎる……。イルミンスール主導でまずは情報収集じゃ。冒険者を集め、各地で暴れている十二星華の情報を語らせて資料にまとめようぞ。十二星華の中に、女王候補に推せる物がいるかどうか見極めるためにもな」 アーデルハイトは配下の者に、十二星華の情報を持つ冒険者や似顔絵作成のための絵師を集めるよう指示を出しました。 ○ ○ ○ ○ 同様に蒼空学園にも、学生から連絡が入りました。 御神楽 環菜(みかぐら・かんな)は、学園の校長室にミルザム・ツァンダを呼び寄せました。 ツァンダ家の令嬢にして、女王候補でもあるミルザムを呼びつける横柄なその態度に、ミルザムを護衛しているクイーン・ヴァンガードの隊員から疑問の声が上がることもあります。 「申し訳ありません……」 環菜と、ルミーナ・レバレッジ(るみーな・ればれっじ)を前に、ミルザムは謝罪の言葉を口にしました。 「別に、あなたが悪いわけじゃないでしょ」 「いいえ、私の責任です。私が女王候補としてシャンバラの人々の信頼を勝ち得ていれば、ヴァイシャリーも揺らいだりはしないと思うのですが……」 ミルザムは最近思い悩んでいることが多いようです。 音楽に合わせて人前で踊ることもなくなって。親しい友人達と気軽に会うことも出来なくなってしまい。 重責、重圧にミルザムは押しつぶされそうでした。 「踊りに行きたいって言ってたわよね。……いいわよ行ってきて。そうね空京のミスドでよければこちらから連絡入れておくわ。客にはバレないように変装していってね。気が向いたら私も見に行くわ」 「ですが……」 「まあ、クイーン・ヴァンガードや学生達があなたが来ているという噂を聞きつけて、ここに雪崩れ込んでくるかもしれないけど、全て私が対応するわよ。一部の隊員に説明が行き届いてなくて誤解されているようだしね」 環菜の言葉に、ミルザムは深く頭を下げました。 「ありがとうございます。……ただ、ティセラさんの行為は許せる事ではありませんけれど……」 ミルザムは悩みを環菜にぽつぽつと語ります。 「テティスさんのように、女王の血を受け継いでいる方がいるのなら、私で……ある必要があるのか、と。しかも、テティスさんが封印されていたというのなら、現代の女王の子孫よりもずっと濃い血を引いているのではありませんか?」 「ツァンダ家の令嬢である必要があるのよ。少なくても、蒼空学園を取り巻いてる者達の間ではね」 「はい」 浮かない顔のまま、ミルザムはもう一度頭を下げて、クイーン・ヴァンガードの隊員と共に、お忍びで空京へ向いました。 担当マスターより▼担当マスター ▼マスターコメント
今回『建国の絆』とは別に、【十二の星の華】のスペシャルシナリオを、無料グランドシナリオ枠で行うことになりました。 ▼サンプルアクション ・【ホール控え室】貴族を扇動する ・【ホール】ティセラと踊る ・【魔法学校】十二星華について語る ・【蒼学校長室】護るべき存在を知る ・【空京ミスド】踊り子さんと疲れを癒す ▼アクション締切日(既に締切を迎えました) 2010年03月06日10:30まで ▼リアクション公開予定日(現在公開中です) 2010年03月24日 |
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