デーモン氾濫!? リアクション公開中! |
シナリオガイド蒼空学園アキバ分校に現れた悪魔を駆逐せよ!
シナリオ名:デーモン氾濫!? / 担当マスター:
杉井幾
――カタカタカタカタ……。 ※ ※ ※ 「これがハンドヘルドコンピューターの試作品か」 蒼空学園の校長室に呼び出された山葉 涼司(やまは・りょうじ)は、御神楽 環菜(みかぐら・かんな)から腕に装着する小型のパソコンを渡されました。 手首から肘までを覆う大きさで、一見すると籠手のようにも見えるデザインです。 涼司が上蓋を開けると、上蓋の裏側がモニターになっており、タッチパネルで操作するようです。 「へぇ、USBや各種フラッシュメモリに対応しているだけじゃなく、光条兵器のケーブルも接続できるのか」 「通信はほぼ携帯と同じだから、花音がこっちのガン型コンピューターを持っていれば、携帯と同じように光条兵器も使えるわよ」 続けて環菜が取り出したのは、拳銃型のハンドヘルドコンピューターでした。 こちらは銃身の上のカバー部分が折り畳み式のモニターになっています。また、銃口は端子と照射機になっており、壁などにモニター画面を投影することができます。 なお、グリップの底に光条兵器のコードを接続します。 「ガン型コンピューターは、遺跡探検でマップの確認や照合に便利だと思うわ」 「なるほどな。最近ルミーナと慌ただしいと思ったら、これを開発していたのか。しかし、モバイルなら携帯でも十分なのにハンドヘルドコンピューターとは、随分と物々しいじゃないか」 籠手型ハンドヘルドコンピューターは、相応の強度を持っているだけではなく、涼司はその中に戦術データプログラムが入っているのを目敏く見つけていました。 「今開発させているけど、ゆくゆくは蒼空学園のウィザードやプリーストが使う東洋魔法もプログラム化したいと思っているの。そのプログラムを走らせるのに携帯では容量が足りないのよ」 魔法は詠唱や仕草など、その発動には一定の言動を必要とします。 環菜はそれを全てコンピュータ上でエミュレーションして自動化したいと考えているようです。 「こんなモン作って、教導団に対抗する気かよ」 「今のところ教導団と事を構える気はないわ。ただ、蒼空学園の生徒にも相応の装備が必要になりつつあるということよ」 「な〜んか引っ掛かる言い方だな。それで最近、あの踊り子シリウスとつるんでるのか」 シリウスはシャンバラ各地を旅してその地方に伝わる踊りを身に着けている踊り子です。 しかし、彼女には別の顔があります。各地に点在するシャンバラ古王国時代の遺跡を巡り、『女王器』を集めているトレジャーハンターなのです。 先月もルミーナと遺跡に行き、女王器の一つ『朱雀鉞(すざくえつ)』を手に入れています。 「涼司……あなたでもシリウスさんのことを悪く言うのなら……」 「分かった、分かったよ、悪かった!」 シリウスの名前を出すと、途端に環菜の目付きが鋭くなり、声音が1オクターブ下がりました。 幼馴染みである彼は環菜が本気で怒っているのが分かり、慌てて謝ります。 その時、環菜の携帯から一風変わった着信音が流れました。 「環菜よ……ええ、そう……分かったわ。涼司とこちらの生徒を向かわせるから、速やかに出来る限りの生徒を避難させて」 「何かあったのか!?」 「アキバ分校の校舎内に悪魔が現れたそうなの。あのプログラムが完成したとは思えないけど……待って、既に悪魔に取り憑かれていたのかもしれないわ……」 環菜が言うより早く、涼司は蒼空学園のアキバ分校へ走り始めていました。 担当マスターより▼担当マスター ▼マスターコメント
蒼空学園のアキバ分校校舎内に、突然悪魔が現れました。 ▼サンプルアクション ・ザガンと戦う ・アロケルと戦う ・一般生徒を逃がす ▼予約受付締切日 (予約枠が残っている為延長されています) 2009年11月19日10:30まで ▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました) 2009年11月20日10:30まで ▼アクション締切日(既に締切を迎えました) 2009年11月24日10:30まで ▼リアクション公開予定日(現在公開中です) 2009年12月06日 |
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