※アクションについての詳しい説明があります。
マスターコメントをよくお読み下さい。
アトラスの傷痕の近くで発見された古代遺跡。
探索を進める調査団、通称「アトラス遺跡調査団」は遺跡の大まかな全体像を把握する事に成功しました。その際、入口があった場所よりもさらに上の階層の存在の可能性をも発見したようです。
図書館フロアを調べてた調査団は、この建物が単なる図書館ではない別の建物であるという推測を立てるに至りました。詳細までは読むことの出来ない古文書、用途不明の開かない魔道書、そして一部の書物に断片的に示された「古代兵器」と「実験」の存在。この遺跡には他にも不可解な点が多数ありました。
・通路にあった魔法陣のような幾何学模様。
・五千年の時代を経たにしては綺麗すぎる室内。
・一見すると意味のない隠し小部屋や通路。
さらに、リヴァルト一行は地下へと進む道を発見しました。しかし、彼らは途中入り込んだスペースで、正体不明の攻撃を受けてしまいます。その時には図書館フロアの一階部分にあったそこへ至る通路も、既に塞がれてしまっていました。彼らやわずかに遅れた数名はもはや進むしかありません。
時を同じくして遺跡の入口のある階層には魔力によって操られているサンドゴーレムや巨大な砂サソリのようなモンスターが現れました。大きな物音がしたことから、まだ明らかになっていない上階層への道が開いたのかもしれません。その影響で下層であるこのフロアに来てしまった可能性があります。
図書館フロアには遺跡の守護者らしき人物の影が現れました。顔のない白い仮面にローブに身を包んでいます。同時に遺跡に掛けられた目眩ましも解け、遺跡の本来の姿――五千年前と一切変わらぬ状態が誰の目にも分かるようになりました。どうやら、それに使っていた魔力を自らが力を行使するために集約したようです。
それの供給源は、図書館内の古文書の中にもありそうです。魔法陣の描かれた本は光を放っています。
その人物は、「早々に立ち去らなければこの場の者を排除する」と静かに告げました。手には古代のものと思しき魔道書を持ち、遺跡内のゴーレムや魔法陣を操りながら自らの周囲に絶対防御の結界を展開しているようです。リヴァルト達の部屋の攻撃もこの守護者によるものかもしれません。規格外の魔力を持った強敵です。リヴァルトの記憶を消して転送したのもこの人物なのでしょうか?
戦闘態勢に入る図書館の生徒、警戒を強める遺跡の外や入口内部の者達。
一体この遺跡には何が眠っているのでしょうか……?