シナリオガイド
イート&デストロイ! 汁で汁を洗う戦場と化した農園を制圧せよ!!
シナリオ名:君と僕らの野菜戦争 / 担当マスター:
車 修理
ツァンダの郊外。
「も〜、やめて〜、みんな争わないで〜!」
大規模農園を経営する農ギャルコマチは困り果てていました。
『ムーブ!! ムーブ!!!』
『隊長!! トウモロコシ小隊が突入を成功させました!』
『よし――火を放て』
『火!? ま……まさか』
『そうだ! 今こそ、最大火力のポップコーンをお見舞いしてやれッッ!!!』
広大な畑の彼方で爆裂四散する大量のポップコーン。
そこに広がっていたのは、見渡す限りの野菜の大群でした。
何千何万という全ての野菜に顔面があって、手足が生えています。
「怪しい成長促進剤だと思ったの〜、でも安かったし〜、これで農園を成功させられると思ったのに〜」
「わしの農園がぁ……」
隣の土地で農園を経営しているジョージ爺さんが、がっくりと地面に膝を落としました。
コマチとジョージは古市で手に入れた怪しげな成長促進剤を自身の農園に使ったのです。
その結果――
奇妙な成長促進剤の効果でモンスター化した野菜たちが、
コマチ農園軍とジョージ農園軍とに別れて戦争を始めてしまったのでした。
このまま戦火が広がれば、成長剤を投入していない畑にまで被害が拡大してしまいます。
「ももももう首をくくるしかないの〜? どうなの〜?」
せっかく多額の借金をしてまで始めた農園なのに、これではもう夜逃げするしかありません。
それに『勝手に動き出して暴れる野菜』などという噂が立っての風評被害も心配です。
「誰か助けて〜〜〜〜!!!」
コマチは携帯電話で、掲示板に助けを求める書き込みを行いました。
■ ■ ■
その頃――。
「ふん、戦況は五分五分か……」
コマチ農園の長、トマトのナポリオン・ボナパルト皇帝は先の戦いで受けた傷から熱い果汁を迸らせながら、目を細めました。
「さすがは、青銅の公爵と呼ばれる男。
我を相手に良く戦う……!
しかし――それもここまでだ!!」
ナポリオンは占拠したばかりの第七ハウスの方を見やり、不敵に笑みました。
そこでは、成長剤を手に入れたコマチ農園の野菜たちによって、
新たな野菜兵の生産が進められていたのでした。
一方。
ジョージ農園の長、ナスのウェリントン公マーボー・ウェルズリーは静かに戦況を眺めていました。
「……機は熟したか」
零し、マーボーは部下に合図を送り、戦場に新設部隊を投入しました。
ジョージ農園の野菜たちもまた、成長促進剤を手に入れ、新たに占拠した土地で兵力を増強していたのです。
そうして――
野菜たちの戦争は、今新たな局面を迎えようとしているのでした。
担当マスターより
▼担当マスター
車 修理
▼マスターコメント
野菜モンスターたちの戦いを放置しておくと、
他の畑も2つの軍勢にどんどんと占領され、野菜モンスターの生産プラントとなって荒らされてしまいます。
■野菜について
ハウス栽培なども行っているため、春夏秋冬問わずの様々な野菜がモンスター化し、戦争をしています。
コマチとジョージは、倒した野菜を好きにしてもらって構わないと言っています。
★ナポリオン・ボナパルト皇帝。
トマトの野菜モンスターで、コマチ農園の長です。
彼らは周辺の畑を支配し、配下の野菜モンスター軍団を増強し、世界征服を行うつもりのようです。
★ウェリントン公マーボー・ウェルズリー
ナスの野菜モンスターで、ジョージ農園の長です。
彼らは周辺の畑を支配し、配下の野菜モンスター軍団を増強し、世界征服を行うつもりのようです。
◆称号について
『スーパーヤサイ人』などの称号が手に入ることがあります。
☆☆☆例えば、こんなアクション☆☆☆
●野菜モンスターと戦う●
イート&デストロイ!
他の畑に戦火が広がらないように、同じ目的の人たちと連携して野菜モンスターと戦います。
倒した野菜は皆で美味しくいただきます。
●調理を行う●
せっかくのお野菜がもったいない!
風評被害を抑えるために、
戦地で得られたお野菜を回収し、お料理します。
それを目撃者の方々に配りながら、自分たちも食べてみせて安全をアピールします。
●本陣を攻める●
不毛な戦いを終わらせるために。
仲間と協力してコマチ農園の本陣に突撃します。
雑魚との戦闘はなるべく避けて、ナポリオン皇帝のみを狙います。
▼サンプルアクション
・野菜モンスターと戦う
・調理を行う
・本陣を攻める
▼予約受付締切日
(予約枠が残っている為延長されています)
2011年11月12日10:30まで
▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました)
2011年11月13日10:30まで
▼アクション締切日(既に締切を迎えました)
2011年11月17日10:30まで
▼リアクション公開予定日(現在公開中です)
2011年11月30日