天御柱学院

「もう、終わりだ……」

　木枯らし吹きすさぶ空京。
　一人の男が悲嘆にくれて天を仰ぎました。

　彼の名はヴォルト・デスティニー。
　パラミタ大陸で最大の遊園地、デスティニーランドの経営者です。
　しかし、

「オープンからおよそ２０年。時の流れには勝てん」

　パラミタ大陸にいち早く遊園地をオープンし一時代を築いたデスティニーですが、
　近年ではパラミタ大陸での娯楽も多様化。
　客足の遠のいたデスティニーランドの経営状態は芳しくなく、
　閉鎖は時間の問題という状況に追い込まれていたのです。

「ちくしょう！」

　デスティニーは、悔し紛れにポップコーンを地面に叩きつけました。

「ねえ三鬼、あれ見て！
　間違いないよ！　デスティニーさんだ！」

「はあ？　誰だそれ」

　その様子を目撃していた男女が一組。
　
　空京に遊びに来ていた浦安　三鬼（うらやす・みつき）と魔威破魔　三二一（まいはま・みにい）です。

　遊園地が大好きな三二一は、デスティニーの大ファン。
　一目で彼がデスティニーその人だと分かりました。
　
「なんか様子がおかしいね。どうしたのー？」

「お、おい三二一！」

　三二一は、デスティニーのもとへと駆け寄っていきました。

「えー！！　デスティニーランドがそんなことに！？」

　デスティニーから事情を聞いた三二一は、
　ちゃっかりもらったサインを抱きしめながら、驚きの声を上げました。
　ですが、その表情もすぐに不敵なものへと変わります。

「大丈夫、あたしたちに任せて！　
　必ずデスティニーランドを立て直して見せるから。
　ね、三鬼！」

「俺もかよ！」

　こうして、三二一の安請け合いにより、
　デスティニーランド再建計画が始まったのです。

どうも、歌留多です。

突然ですが、パラミタ一の遊園地、デスティニーランドがピンチです。
みなさんは三二一から事情を聞いています。
どうか、名物テーマパークを救ってあげてください！


デスティニーランドには、ジェットコースターや観覧車、メリーゴーランドなど、
一般的な遊園地にあるアトラクションは一通り揃っています。
既存の施設を改造したり、新たな施設を作ったりして、集客力のアップを目指してください。


また、お客さんとしてデスティニーランドで遊ぶというアクションも大歓迎です。
大勢の客が楽しそうに遊ぶ姿は、大きな宣伝となることでしょう。


なお、今回は以下のＮＰＣたちもデスティニーランドの再建に協力しています。

●浦安　三鬼
●魔威破魔　三二一

デスティニーランドにいるとなぜか「遊園地の神様だ！」と人々が寄ってくるので、
マスコット的存在としてファンサービスをしながら、敷地内を練り歩いています。


●雅羅・サンダース三世

「カラミティコースター」なるイベントを（三二一が）計画しています。
雅羅がお客さんと一緒にジェットコースターに乗るだけなのですが、
災難体質の彼女が隣にいるだけで、スリルは飛躍的にアップします。

雅羅は、誘われればジェットコースター以外のアトラクションにも遊びに行きます。


●泉　美緒

ステージの上で、歌や踊り、劇などを披露しています。


●佐野　実里

移動レストランで、食べ物やお菓子を売っています。


●アゾート・ワルプルギス

ぬいぐるみやストラップなど、様々なグッズを取り扱ったお土産屋を開いています。


それでは、皆様のご参加お待ちしております！

※最後に
深い意味はありませんが、この遊園地の名前は『デスティニーランド』です。
デスティニーです。

・コーヒーカップを改造

・お化け屋敷でデート！

・ステージでミュージカル