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二人の魔女と機晶姫 第2話~揺れる心と要塞遺跡~

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二人の魔女と機晶姫 第2話~揺れる心と要塞遺跡~

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シナリオガイド

それぞれで頼まれた二つの依頼。あなたはどっちを選ぶ!?
シナリオ名:二人の魔女と機晶姫 第2話~揺れる心と要塞遺跡~ / 担当マスター: 秋みかん


■前回のあらすじ
 イルミンスールの森の奥に住む魔女・ミリアリアは、知り合いが“機晶姫のゆりかご”という遺跡から持ってきたという機晶姫を起動させてほしい、と契約者たちに依頼する。しかし、その機晶姫は“鉄仮面の騎士”に狙われた経緯がある、いわくつきの物だった。
 依頼を受け、遺跡探索と機晶姫護衛に班を分ける契約者たち。遺跡探索ではゴーレムを倒し、未知の深層部の謎を残したまま、中枢パーツを入手する。
 そして機晶姫護衛のほうでは鉄仮面の騎士が襲撃してくる。苦戦を強いられながらもそれを退ける契約者たちであったが、その鉄仮面の騎士の正体はミリアリアの妹である魔女・モニカだった。
 突然の再会をする姉妹。しかし、モニカはミリアリアに対し「お前は姉ではない」と敵対視されてしまう。その後、モニカは退却していく。
 中枢パーツを組み込み、起動する機晶姫。その機晶姫はクルスと名乗り、しばらくはミリアリアの元で暮らすこととなったのであった。

==================================

 ――鉄仮面の騎士であり、ミリアリアの妹である魔女・モニカの襲撃から数週間。ミリアリアの張った防御結界のおかげかどうかはわかりませんが、新たな襲撃はありませんでした。そのおかげか、だいぶミリアリアとクルスの仲は良くなったようです。
「あのミリアリアさん、この資料はどこにしまっておけばいいでしょうか?」
「あ、それはそっちの地下室に置いてきてくれるかしら。あとついでに掃除してもらえるとありがたいかも」
「わかりました」
 クルスは優しげな笑顔で返事すると、とことこと地下室にいきました。その様子はとても楽しげです。
「さて、と……ごめんね待たせちゃって。なるべくならクルスがいない状態で話したかったから。――みんなにまたきてもらったのは、ちょっとあることを手伝ってほしいの」
 クルスが地下へいったのを見計らうと、ミリアリアはさっそく契約者たちに今回呼んだ理由を話し始めました。
 それによると、どうやらクルスと一緒に外へ出かけたいとのこと。クルスがモニカに狙われている以上、クルスをあまり防御結界の外に出したくはないのですが、動きながら結界を張ることはできないため、このままだと一緒に出かけられません。
「あの子に外の世界を見せてあげたいけど、このままじゃどうしようもできないし……そこで、みんなに一緒に付いてきてもらいたいの。それにその、最近あの子のことが気になってて、二人で出かけても緊張しちゃいそうだし……」
 ……どうやら、一緒に暮らしていく内にミリアリアはクルスへ恋心を芽生えさせているようでした。クルスのことを話すミリアリア、その様子は実に微笑ましいものです。
「とりあえず、空京へ行こうと思ってるから……護衛も兼ねて、私たちと一緒に行動してくれないかしら?」

◆◆◆

 ――一方、こちらはヴィゼルの屋敷。別の契約者たちがヴィゼルに呼ばれ、応接室に通されていました。
「いやはや、来てもらってありがたい。実はお主たちの腕を見込んで、頼みたい仕事があってな。なぁに、それほど難しい仕事じゃない。気を楽にして聞いてくれ」
 ヴィゼルの依頼……それは、以前探索した“機晶姫のゆりかご”にて発見された碑文の座標に示されていた遺跡――“黒船漂着地点”内にある黒い機動要塞の修繕をしてほしい、とのこと。どうやらお抱えの技師やアーティフィサーたちは別件で動いているため人手が足りないらしく、契約者たちの力を借りることとなったようです。
「お主たちも忙しいと思ってな、碑文の座標にあった遺跡を先に調べさせてもらったのだ。そしたら黒い機動要塞を見つけてな、それはもう興奮したものだ」
 そしてその遺跡内でもぐるぐる太陽のマークが彫られており、機晶姫のゆりかご……そして、クルスと何かしらの関係があるだろう、とヴィゼルは言います。
「ぜひとも修繕を終えたら今後の商売や活動のためにも動かせるようにしたいのだよ。古文明の遺産が現代に蘇る……実に素晴らしいと思わないかね?」
 黒船漂着地点の話をするヴィゼルの表情は、まさに子供のような笑顔。ひとしきり遺跡や考古学の話を済ませると、早速ヴィゼルは依頼を受ける契約者たちを黒船漂着地点へ案内するのでした……。

担当マスターより

▼担当マスター

秋みかん

▼マスターコメント

 こんにちは、もしくは初めまして。柑橘類マスター・秋みかんです。
 今回のシナリオは『二人の魔女と機晶姫』の第二話となります。今回から初参加する人は第一話をご参照されたうえでご参加してくださるようお願いします。
 さて、今回は二カ所でそれぞれの依頼です。ミリアリア側はクルスの護衛を兼ねた、空京観光(という名のデート(ミリアリア的には))。ヴィゼル側は“黒船漂着地点”に眠る黒い機動要塞の修繕 となります。
 
■今シナリオの注意点
 MC/LC共にどちらかの依頼にしか参加できませんので注意してください。(MCがミリアリアの依頼、LCがヴィゼルの依頼 という風に、分かれての参加は不可)


■ミリアリア側の依頼
 クルスに“外の世界”を楽しんでもらうため、ミリアリア&クルスと共に空京観光をしていただきます。ただし、モニカが襲ってこないとも限りませんので、護衛もおこなってください。

●観光プラン
 さて、肝心の空京プランですが……ミリアリアいわく「空京の有名な所って、『天使の羽』くらいしか知らないのよね……」と情けない返事が。ちなみに、『天使の羽』とは空京では有名なクレープ屋です。ミリアリアはクルスを連れて一番行きたがっているようです。
 というわけで、ミリアリアとクルスに楽しんでもらえるような観光プランを立てて、皆で空京観光を楽しんでもらえると幸いです。

●モニカの襲撃
 しかし、前述したとおりこの隙を狙ってモニカが襲撃してくるかもしれません。もしそうなった場合、追い払わずに捕縛してほしいとのことです。そしてミリアリアはモニカと二人で話をしたい、とも言っていますが……。
 肝心のモニカの能力ですが、第一話で見せたように非常に強力な魔力と、永年培った騎士の技量を持っていますので、捕縛も一筋縄ではいきません。その点を留意して捕縛に臨んでください。


■ヴィゼル側の依頼
 第一話で出てきた碑文に書かれていた座標にある“黒船漂着地点”に眠っている黒い機動要塞の修繕が主な依頼です。
 修繕箇所は“武装部分”“要塞内システム修繕”“動力室点検”“その他”となっております。修繕以外の行動もとれますので、アクションにて行動を示してください。

●黒船漂着地点内について
 遺跡内には敵の影は全くありません。罠も存在せず、ヴィゼルの見解としてはこの機動要塞の格納庫ではないのだろうか、という意見が出ています。
 機動要塞が保管されている部屋以外はそれほど広くないので、探索してもそれほどいい物は見つからないでしょう。

●武装修繕
 武装は主に前方に取り付けられた主砲と、その近くに取り付けられている副砲、そして側面部に多数つけられた対空機関銃の三つとなります。ヴィゼルいわくこの部分の修繕理由は「空賊に襲われた時に困るからな」とのことらしいです。

●要塞内システム修繕
 この黒い機動要塞のシステムはほぼ止まっており、直さないことには機動要塞を動かすこともできません。幸い、そこまでは壊れていないので簡単な修繕で何とか直るでしょう。機晶技術に詳しい人による修繕が推奨されます。

●動力室点検
 動力室内で問題が起きないよう、動力室の点検を行います。
 現在、要塞はサブ動力の機晶石エンジンによって要塞内の明かりやシステム維持をおこなっている状況で、メイン動力はパーツが足りていないらしく使えない状態であり、機動要塞を浮かすこともできません。

●その他
 他、遺跡内の探索機動要塞の調査、ヴィゼル・機動要塞の護衛、機動要塞内の見学など色々と行動ができます。

▼サンプルアクション

・ミリアリアたちと一緒に空京観光!

・モニカからクルスを守る!

・機動要塞の修繕をする!

・機動要塞の調査をする!

▼予約受付締切日 (予約枠が残っている為延長されています)

2012年04月03日10:30まで

▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました)

2012年04月04日10:30まで

▼アクション締切日(既に締切を迎えました)

2012年04月08日10:30まで

▼リアクション公開予定日(現在公開中です)

2012年04月24日


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