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第2回新ジェイダス杯

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シナリオガイド

ユグドラシル内の障害物レース。優勝するのは誰だ!
シナリオ名:第2回新ジェイダス杯 / 担当マスター: 篠崎砂美

「今日は、遠路はるばるよくやってきてくれた」
 ここ、エリュシオン帝国の首都、世界樹ユグドラシル内に集まった者たちを前にして、ジェイダス・観世院(じぇいだす・かんぜいん)が言いました。
 その隣には、先帝であるルドミラの姿がありました。
「未だ大帝崩御の心の傷の癒えぬ帝国国民に対して、来たるべき先帝の儀までのひととき、ささやかなる娯楽を提供したいと思う。すなわち、第2回新ジェイダス杯だ!」
 ヤングジェイダスの言葉に、観衆から一斉に歓声があがりました。
 現在のエリュシオン帝国は、先帝の儀が終わるまでは皇帝がおらず、帝国民は不安を隠しきれない状態です。
 そんな暗い雰囲気を一掃すべく、ルドミラはかねてからジェイダスに打診を受けていたユグドラシル内のレースを許可したのでした。
 今回の舞台は、ユグドラシルの根元付近を出発して、天頂付近でゴールするという壮大なレースです。
 空洞となっているユグドラシルの幹の中央付近がコースとなっています。
 途中、様々な障害が用意されており、参加者が以下にそれをクリアしていくのかが見所です。
「障害を乗り越え、前に進む物の姿。その美しさこそが、帝国臣民に新たな希望を与えると信じる。私は、ゴールで待っているとしよう。それでは、皆の者、美のために戦え。そして、栄光をつかみ取れ!」
 
「これは……。今度こそ、優勝よ!」
「また、すぐにちゅどーんするんじゃ……」
「大丈夫、今度は、あなたも一緒だから」
「ええっ!?」
 
「ふふふふ、奴も参加するのか。これは、千載一遇のチャンス。奴の苦手であるこの椎茸を、ユグドラシル中にばらまいてくれるわ!」
 
「さあ、はったはった。優勝は誰か!? 投票するだけなら、アクション制限はないよ。一位をみごとあてて、称号ゲットしようぜ!」
 予想屋が声を張りあげます。
 優勝予想は誰でもできるようです。商品は称号でしょうか。
 
「へえ、ユグドラシルの中って、こんな風になってるのかあ。障害設置したあとは暇だから、回りをながめつつ、誰かがぶつかるの見てようかなあ」
 幹の内側、天井や左右の壁に当たる場所も内壁の地面となっている世界樹ユグドラシルの内部をぐるりと見回します。魔法の光に照らされた内部世界は、明るすぎず暗すぎず、外とは重力の方向すら異なる不思議な世界でした。
 
「シャンバラ風のお祭りというのも、面白いものですね」
「まあ、どこも変わりないということでしよう。ただでさえ、先帝の儀が早まったせいでいろいろと憶測が飛び交っています。不安から目を逸らせるには、いい催しでしょう。さあ、席を予約してありますから、そちらでゆっくりと御覧ください」
 デュランドール・ロンバスが、エステル・シャンフロウ(えすてる・しゃんふろう)を案内していきます。
 
「さあ、そろそろスタートの時間も近づいて参りました。スタートまでのしばらくの間、ルールの説明をお聞きください」
 シャレード・ムーン(しゃれーど・むーん)が、マイクにむかって言いました。

担当マスターより

▼担当マスター

篠崎砂美

▼マスターコメント

 新ジェイダス杯二回目です。
 以下は、今回のレギュレーションです。いろいろと細かいことができますが、よく分からなくても、単純に参加するだけでもそこそこはいけます。ただし、100%運頼みということになってしまいますが。
 レベル差による有利不利はありませんので、気軽にエントリーしてください。
 参加者は、以下のパターンに分けられます。
 
★レース参加者
 
1.乗り物。
 レースは、空中の移動となります。そのため、自力かアイテムかスキルで飛行する必要があります。
 具体的には、装備欄、スキル欄に必ず飛行できる物を装備してください。それらがないと失格になります。飛べる種族は、それらがなくても参加は可能です。「※※を使って飛ぶ」と明記してください。
 イコンや巨大生物は禁止です。アイテムの乗り物のみとなります。
 アイテム説明に飛ぶと明記されていないとダメです。速度の「小型飛空艇の〜程度」は速度であって、飛行でない場合があるので注意してください。
 2人乗り、4人乗りは、乗り物の説明に明記してあれば可能です。それ以外は、どんなに大きい乗り物でも、どんなに小さいLCでも定員以上が乗ることは不許可です。
 憑依中の奈落人のみ人数外とします。
 
2.スピード。
 基本は10です。小型飛空艇基準です。
 スピードが二倍三倍の場合は、11,12と、+1されます。20,30だと速すぎますので。
 乗り物以外は−1します。
 本人の種族としての能力で飛ぶ場合は−2します。
 2人乗りの場合は−1。4人乗っている場合は−3します。乗員が固定の場合は変化しません。
 乗り物を二つ以上組み合わせても、速度の変化はありません。乗り物などとセットで効果を発する一部アイテム以外は加速アイテムでも変化しません。加速アイテムはターボで使います。
 1ターンのスピードは、最大速度かける乱数%となります。速度は大きい方が有利ですが、最大速度12でも、運が悪いと1しか進まないこともあります。
 
3.ターボ。
 加速できるアイテムやスキルがあれば、一度だけそれを使えます。
 使用するターンを1〜25で指定してください。
 加速されるスピードは、乗っている者の加速アイテム数とスキル数です。
 ただし、最大速度が上がるだけで、単純にアイテム数が速度に追加されるわけではありません。運が悪いと、1しか進みません。
 
4.障害。
 他の参加者に攻撃はできませんが、一度だけ障害を仕掛けることができます。
 タイミングは、ターン数で指定します。1〜25です。そのときの位置に、障害を仕掛けます。位置指定はできません。レース中は、たいていの物は、重くてもそのまま浮かびます。
 ただし、何でも出来るわけではありません。装備しているアイテムかスキルを使った物のみ設置できます。
 基本的には、アイテムをその位置にばらまく形です。アイテムは、物にもよりますが、たいていはそのままその場所に残ります。魔法の場合は、炎や風などは効果の持続時間によりますので、たいていは次のターンのみ有効です。
 なお、世界樹の中なので、射撃兵器の使用はすべて禁止されています。注意してください。流れ弾となる物は禁止と言うことです。
 
★障害設置係
 障害を設置することが出来ます。レースには参加できません。
 所持しているアイテム関連の物を空中に浮かべる形になります。レース中は、たいていの物は、重いものでも浮かないものでも、勝手に浮かびます。
 あるいは、自身を障害として使っても構いません。大型飛空艇や機動要塞は不許可です。巨大すぎる設定物も不許可となります。
 移動はできません。
 また、直接攻撃自体が禁止されています。魔法などのスキルは使えますが、直接参加者を狙ったり、観客に被害が出そうな物は禁止となります。あくまでも、魔法効果を障害として参加者の前方に配置する形になります。
 障害設置後は、その場に留まって妨害に徹するか、見届けるか、観客席に戻って観客となります。
 設置方法は、1〜99の設置位置を指定してください。また、罠の難易度も設定できます。1〜100を指定してください。ただし、ゲームバランスによっては、難易度はこちらで増減します。
 
★観客
 参加者や、障害設置者を応援します。
 あるいは、解説者や、大会の裏方をしますが、役割が被った場合は出番が相殺されますので注意してください。
 出店や予想屋など、レース関係であればなんでも可能です。ただし、レースと関係ない行動の部分は、原則没となります。勝手に、ユグドラシル観光だけとか、NPCに会いに行くとかですね。
 観客としてたまさか来ていたとするNPCと挨拶ぐらいは低確率で可能ですが、レース以外の会話やデートに誘うのは没となります。
 
 なお、アクションに優勝予想選手の名前が書いてあった場合、的中したら称号が出ます。ただし、これは一名のみの投票です。
 参加人数によってはNPCも出ますので、NPC優勝も可能性としてはあります。その場合、NPCの誰が優勝しても、予想的には「NPCが優勝」で一緒くたとなります。
 商品として、希望称号を出しますので書き添えてください。
 ただし、特別な地位やNPCとの感情設定を自称するものなど、内容によっては発行できないこともありえますので注意してください。一般的で単純な物の方がいいでしょう。
 
※コースについて。
 0〜100の直線コースです。制限時間は25ターンとなります。
 10ごとに、基本の障害が用意されています。難易度は原則50です。こちらも、バランスを見て増減します。
 罠に引っ掛かった場合、墜落と見なされ、即リタイアとなります。はっきり言って、バタバタと引っ掛かるはずですので、サバイバルレースとなります。確率的には、1/5は途中リタイアです。罠の数によっては、もう少しリタイアが出ます。なので、今回はノーマルシナリオとなっています。
 最初に、10地点で、お約束のジェイダス人形を拾うことになりますので、新旧どちらを拾うのか、どこに乗せるのかなどを必ず指定してください。
 今回、人形の別で有利不利はありませんが、人形自体に激突して墜落はあります。
 なお、すべての障害は、アクションに「避ける」と書いてあったとしても避けられるわけではありませんので、ぶつかるときは何をしてもぶつかります。
 ちなみに、ユグドラシル内部は密閉シリンダ型コロニーと同様の環境で、中心部から外壁部へとむかって重力が働いた空間です。
 実況は、いつも通りシャレード・ムーンが、レポーターは大谷文美が担当します。多分、エステル・シャンフロウ一行は観戦に来ているかと。
 
※アクションについて
 優勝の可能性は誰にでもあるので、それっぽい台詞は用意した方がいいでしょう。
 見せ場は、どちらかというとリタイアするときですので、やられ方を工夫する方が活躍できるかもしれません。
 あるいは、こういう障害ならこう避けるという感じですね。
 逆に、一つも障害に引っ掛からないと、ふわふわと飛んでいるだけになります。まあ、それはそれで、いろいろできますが……。
 必ず避けるとか、ライバルを必ず罠にかけるとかは、確定ロールとなりますので、100%はありえないと注意してください。
 さあ、あとは、すべて乱数の女神様のお心次第です。出発前によく祈っておきましょう。

▼サンプルアクション

・もちろん優勝だ!

・障害物設置

・解説をする

・応援する

・レースで一儲け

▼予約受付締切日 (予約枠が残っている為延長されています)

2013年04月02日10:30まで

▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました)

2013年04月03日10:30まで

▼アクション締切日(既に締切を迎えました)

2013年04月07日10:30まで

▼リアクション公開予定日(現在公開中です)

2013年04月17日


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