シナリオガイド
お山の大噴火を阻止するのですよぉ~!
シナリオ名:【祓魔師】人であり、人でなき者に取り込まれた灼熱の赤き炎 / 担当マスター:
按条境一
2人の教師は相談し合い…、祓魔術を学ぶ生徒たちに次なるステップへ進んでもらうことに決めました。
「魔性に対抗する能力が、だーいぶ身についてきたようですからぁ〜。
それなりのお仕事を受けさせたいですねぇ♪」
エリザベート・ワルプルギス(えりざべーと・わるぷるぎす)は彼らに本格的な任務を遂行させようと、魔法学校に届いたメールを開き、内容をじっくり読んで依頼を選んでいます。
「むむ…、“人型の炎の怪物を目撃”?」
「それなんかいいんじゃないかな、例のことが絡んでいそうだし」
「報告してもらった“人のようで、人でない者”のことでしょうかぁ〜。
となると…、あの集団の関連かもしれませんねぇ!」
件名からすると、黒フードの集団が関わっている可能性が高いようです。
「ボコールについて調べてみたけど、彼らは黒魔術を使うらしいね。
祓魔術と正反対の性質の術みたいだよ。
高位の魔性でないと使えないのに妙だよね…」
「白の衝撃の能力に組み込んだ白魔術とも異なりますよねぇ。
あれは扱う人の生命のリスクが高く、外法の禁術としているんですけどぉ〜…。
黒魔術ならマイナスのメンタルエナジーを使って、魔性と融合することが出来ちゃったりしますからねぇ」
“人型の炎の怪物”とは、謎の集団がそれを用いた姿なのかもしれないと呟きました。
「おそらく…、取り込んだのは下位の相手でしょう。
無理に取り込むと、術者の身体が崩壊して死んじゃうんですぅ。
ラスコット先生、このメールを見て取り込まれてしまった魔性が、何だか分かりますかぁ?」
エリザベートは席を立ち、ラスコット・アリベルト(らすこっと・ありべると)にメールを見せます。
「相手の黒フードから見えた赤い髪は、普通の髪と違って炎のような感じらしいね。
この特徴からすると、炎の魔性ビフロンスじゃないかな?
普段は占いとかが大好きで、魔性同士で遊んでいる賑やかな感じなんだけどさ。
取り込んだ相手は、ビフロンスの能力も使ってくるから気をつけなきゃね…」
「正気に戻すことが出来れば、憑依した相手から離れることが出来ると思いますがぁ〜…。
ん〜、優先事項は彼らの目的を行動を止めることなんですよねぇ」
メールを送った者の情報によると…。
炎の怪物たちは、シャンバラ大荒野の方向へ向かっていった。
つけていったら…、彼らは火山を登っていったようだ。
麓で様子を見ていると、いくつもの赤い火の粉が降ってきた。
山肌が、だんだんと燃えるように赤くなっていき、地鳴りが聞こえてきた
彼らは山を刺激して、何かをしているように思える。
…ということでした。
「内容からすると、噴火させようとしているように思えますぅ〜。
頂上がマグマや火山灰が出てしまうと、作物の育ちや人々の健康にも影響が出ちゃいますよぉ〜っ。
これを本格的な任務として、祓魔術を学んできた者たちに出向してもらうのですぅ〜!!
出向する人には私からメールで情報を送りますねぇ〜」
健康と…食卓の危機のようです!
担当マスターより
▼担当マスター
按条境一
▼マスターコメント
おはようございます、按条境一です。
今回から、エクソシストとしての任務の始まりです。
魔法学校への依頼メールを元に、各地へ出向していただくシナリオになります。
通常授業は行いませんが、今まで通り特別訓練教室で見学することは可能です。
各種アイテムのクエスト、その他の内容はマスターページをご参照ください。
【注意事項】
・任務について
PCは武装に、「エクソシスト・見習い免許」か「エクソシスト免許」のアイテムを所持していないと、任務に参加出来ません。
免許を服装にセットしたり、忘れてしまうと魔法学校の門の前でションボリすることになります。
今回以外のアクションは詠唱以外、参照致しません。
見聞きした内容は、それぞれのPCの知識となります。
基本的にガイド内の行動のみの描写となります。
それ以外の行動は、簡単な描写になるか、カットすることもあります。
魔道具を扱えないMC・LCのどちらかが、見学もしくは別の場所にいる状態の簡単なメール描写にし、扱える方のみ任務に参加することも可能です。
その場合、任務を行うPCを優先した描写となり、任務に参加しないPCは簡単な描写となります。
それ以外の行動で、MC・LCが別々に行動することは出来ません。
また、参加しないPCが別の場所にいる場合、自宅など描写可能な範囲のみになります。
・ビフロンス
取り込まれた状態(中級):不可視にも可視にもなれる、中性的な人型の炎の怪物。
フードを被っているので顔は見えません。
ただの憑依とは異なるため、アークソウルでの探知は可能です。
活動能力がある内は、意識の主導権は取り込んだ身体の主となります。
それを低下させることによって、ビフロンスの意識が強くなります。
身体から離れた場合(下級):不可視にも可視にもなれる、少女のような人型の魔性。
属性:灼熱・猛毒。
呪術:フレイムスピリット
呪いを解除する魔道具でのみ解除可能です。
ただし、呪いで火の玉に変身させられると魔道具、通常スキル等が使用不能になり会話も出来ません。
呪いが解除されれば、封印された武装の所有物は手元へ戻り、服も元通りです。
呪いによる変身時:着ている衣服・武装の所有物は呪いで封印状態となります。
封印されたものはなくなったような状態になり、使えないけど所持しているということにもなりません。
発動中の術は解除され、呼び出した使い魔は帰還していまいます。
受けている効果は、相手の術者が行使可能な状態であれば消えません。
通常スキル外1:アブレーション
火炎爆発を起こす術ですが、必中ではありません。
発動タイムは、魔道具を通常使用する時と同じくらいです。
通常スキルなどで、完全に防御しきるのは厳しいです。
通常スキル外2:ポイズンヒート
猛毒の熱気をくらってしまうと、焼けるように熱い熱気に体力を奪われていきますが、必中ではありません。
発動タイムは、魔道具を通常使用する時と同じくらいです。
通常スキルなどで、完全に防御しきるのは厳しいです。
通常スキル:ファイアストーム、神速
・黒フードの者
黒魔術の使用によって、人でありながら人でなくなった者。
魔性を取り込んでない状態では、不可視になれません。
中級ランク以下でも、魔道具の効果はあります。
武器:ロッド
黒魔術:ディスペル
対象1人にかかっている通常補助スキルを強制解除する術です。
通常スキル:ペトリファイ、罪と死、地獄の天使
・NPCへの質問について
1PLにつき1つまでとします。
MC・LC合わせて1つ以上聞くと、複数質問したことになるので、質問に答えた内容以外、不採用になります。
疑問などは質問と同様の扱いとします。
ただし町のMOB・NPCに対する質問などや、他にも魔道具があるのかどうかなどの質問にはお答え出来ません。
・小型カメラ、発炎筒、発煙筒
任務終了時に、エリザベートとラスコットが回収します。
発炎筒と発煙筒を持てる数は、1PLにつきどちらか1本までとします。
カメラと同じく任務終了時に、先生方が回収します。
・任務に参加する方
任務に参加する方は、教室の中に残って見学したりすることが出来ません。
使用したことがない魔道具には、他のPCに聞いて扱い方を覚える簡単な描写になります。
扱い方を覚えた場合、試す以外の行動で使用可能ですが、どのような時に使用するかアクションにお書きください。
・該当アイテムを所持している方
魔道具の効力を発揮するアイテムが足りなかったり、武装にセットされていなかったり、スキルがセットされていなかったりした場合、不発となります。
・特別訓練教室の中に残って見学
免許を武装に装備している状態で、現場での任務の様子を教室内でのみ、見学することが出来ます。
任務を行う者との交流、魔道具を試す描写などの描写はありません。
・アイデア術
すでに成功している術のみになります。
任務中にメンバーを組み直して試したり、新たな考案は出来ません。
・通常のスキル
魔性を取り込んだ状態では、殺気看破でも探知出来ません。
その他のスキルは、無効扱いとなります。
魔性が離れると黒フードの者のみ探知が可能となり、通常スキルも効果があります。
・オメガ・ヤーウェ
任務に参加します。
使用魔道具:ニュンフェグラール
使い魔:ニクシー
それでは、皆様のアクションをお待ちしております。
▼サンプルアクション
・ジャンバラ大荒野に向かい、山を噴火させようとする者を止める。
・見学しよう。
▼予約受付締切日
(予約枠が残っている為延長されています)
2013年03月30日10:30まで
▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました)
2013年03月31日10:30まで
▼アクション締切日(既に締切を迎えました)
2013年04月04日10:30まで
▼リアクション公開予定日(現在公開中です)
2013年04月18日