サマーオールナイトクルーズ リアクション公開中! |
シナリオガイド実らない恋の果て、選ぶのは、あなたの命か、わたしの命か……
シナリオ名:サマーオールナイトクルーズ / 担当マスター:
九道雷
◇ ◇ 「ソルヴァルドの道楽息子は、凝りもせずに遊覧パーティーか」 招待状の差出人名を見ただけで、エリュシオンのミュケナイ選帝神イルダーナは、その手紙を放り投げました。 「数ヶ月前に難破事故を起こしたばかりだというのにね」 と、彼の弟イルヴリーヒも呆れて肩を竦めます。 数ヶ月前、ミュケナイ半島とその先にあるオタハイト島の間にある海峡で、船が難破する事故があり、イルヴリーヒは、ミュケナイ側から救助活動を指揮したのです。 大多数を救助できたものの、犠牲者も出た悲惨な事故となったのでした。 「彼の新しい船の処女航海パーティーだそうだよ。 それにかこつけて、どうも、射止めたい女性がいるらしい。 流石に今度の船は、親がしっかり作らせたそうだけど。 兄さんに招待状が行くくらいだから、まあ大丈夫なんじゃないかな」 「行く気か?」 「あんな事故を起こしてくれた後だしね。 牽制の意味でも顔を出しておこうかと。兄さんは?」 「行くわけねえだろ」 予想通りの即答に、イルヴリーヒは微笑しました。 ◇ ◇ その日、豪華な客船の船上にて、パーティーが催されました。 「全く、馬鹿な妹」 その船に乗っている末の娘を案じて、海の中から、人魚達が様子を伺っていました。 人間に恋をして、声と引き換えに足を得て、エイリークの屋敷の女中となり、彼に気に入られて妹のように可愛がられているものの、恋が実ることはなく、彼女達の末の妹は、このままでは海の泡となって消えてしまうというのです。 「人間の為に海の泡になるとか冗談ではないわ。 こうなったら私達の手であの男の心臓を一突きし、あの子にその血潮を浴びせてやるのよ」 人魚達は、そんな物騒な相談をしていたのでした。 担当マスターより▼担当マスター ▼マスターコメント
▼サンプルアクション ・船上パーティーに参加する ・客船の警備員として雇われる ・アリーと仲良くなる ・船には乗らずにオタハイト島のビーチで過ごす ▼予約受付締切日 (予約枠が残っている為延長されています) 2013年08月31日10:30まで ▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました) 2013年09月01日10:30まで ▼アクション締切日(既に締切を迎えました) 2013年09月05日10:30まで ▼リアクション公開予定日(現在公開中です) 2013年09月18日 |
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