黒留 翔です。今年もよろしくお願いいたします。
久しぶりに季節感のあるシナリオです。
祭に参加して皆でわいわい騒ぐも良し、ゆっくり温泉につかりながら雪見と洒落込むも良し。
なお、妖精の集落「フラワーリング」の設定等は前作から引き継いでいますが、今回は敵との遭遇もありませんし、前情報ナシでも全く問題ありませんので、ぜひお気軽にご参加下さい。
■補足&これまでのまとめ■(読み飛ばして頂いても結構です)
洞窟の奥に封印されていた機晶精霊、『煌めきの災禍』ことリト・マーニは、何千年もの長い年月を経て再びハーヴィとの再会を果たしました。一時は完全に消去されたリトの記憶ですが、現在はハーヴィと森で暮らしていた頃の思い出を取り戻しています。ただ、辛い記憶は彼女の精神が無意識に拒否しているためか、かつて実験体とされていたことと双子の片割れである弟の存在については記憶が欠落しているようです。そのため現状ではハーヴィ、カイ共にリトの前でその話題に触れることは避けています。
リトの強奪を企てていた『灰色の棘』は、首謀者のソーン・レナンディ逃亡以後、すっかり鳴りを潜めています。少なくとも集落付近に潜伏はしていないようですが、場所が割れている集落内にリトが住まうのは相応のリスクを伴うでしょう。
そのためハーヴィは以下の3つの案を考え、そのどれを選ぼうか悩んでいるようです。
1・安全重視の案。封印の洞窟最深部をより頑健なシェルターに作り替え、そこにリトを住まわせた上で、極力外部との接触を避けるようにする。ハーヴィは現状通り族長として集落に留まる。
2・妥協案。森の中にある打ち捨てられた炭焼き小屋を隠れ家として作り替え、そこにリトを住まわせる。ハーヴィは現状通り族長として集落に留まり、細心の注意を払えば双方の行き来も可とする。
3・集落第一の案。妖精たちに危険が及ばないよう、ハーヴィとリトはどこか遠い場所に去る。行き先は誰にも告げない。
ハーヴィはソーンのことで懲りているので他人にリトを任せるつもりはなく、この案の中から結論を出すつもりです。上記1または2の場合、カイはリトとパートナー契約を結んで彼女の護衛につき、3の場合は族長代理兼外部との窓口としてハーヴィ去りし後のフラワーリングを支えていきます。
1〜3の中でこれが良いと思う、といった案があればハーヴィに教えてあげてください。ただし、雪像作りなど他のアクションと併せて描写することはダブルアクション扱いになってしまい、採用不可となる場合がありますのでご注意ください。
■雪祭り■
「雪像」や「かまくら」など、好きなものをお作り頂けます。ただし、漫画やアニメのキャラクター、実在する人物の像などはNGとなりますのでご注意ください。その他のいわゆる版権モノについても同様です。
また、集落を囲んでいる森の木々を全て伐採する等の行為は出来ませんので、常軌を逸するほど巨大なものは作成不可となります。
■登場人物■
・カイ・バーテルセン……すっかり雑用係ポジションが定着した模様です。基本的に集落の中をうろうろしているので、作業中に何か困ったことなどがあれば声を掛けて下さい。
・ハーヴィ・ローニ……集落の族長です。自分の家で今後の事について考えています。集落についてのご相談やご助言はこちらへどうぞ。
・リト・マーニ……永いこと『煌めきの災禍』として封印されていました。拗ねてどこかに隠れていますが、一応言いつけを守って集落の外には出ていないようです。
■建造済みの施設など■
現在 集落内に建設済みの建物に関しては以下の通りです。
学校/子ども園/倉庫、水車/宿泊施設、温泉/洋服店/自警団員詰所
(学校に図書室と職員室、保健室、子ども園に遊戯室は設置済み。詰所は談話室完備です。)
なお、職員室は前任者のソーン・レナンディが逃亡した時のまま放置されています。
学校で妖精たちに授業をして下さる先生など、職員室を使いたいという方はお気軽にお申し出ください。
また、集落周辺に関する地図はマスターページに載っていますので、気になる方はそちらをご覧頂いて「何となくこんな感じ」というのを掴んで頂ければ幸いです。