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シナリオガイド

校長はレベル1!?不具合の原因を取り除け!
シナリオ名:βシミュレーター / 担当マスター: 蘭鈴六

 イルミンスール魔法学校の一角。
 カプセルポッドのような装置がいくつも設置されています。
 装置の目の前には校長、エリザベート・ワルプルギスと他学園の技術者達が集まり、話をしてるようです。

「今日はこの装置のお披露目ですねぇ! 私がテストした甲斐がありましたねぇ〜」

 技術者達は苦笑いをしていますが、エリザベートは嬉しそうに言いました。

「はい、睡眠中の精神に対し、幻惑魔法を元に設計された幻覚空間を提供し、その場で学習の行える装置の完成です」
「う、うわあああっ!?」

 技術者の一人が装置の説明をしようとした瞬間、テストを行っていた一人が突如叫び出しました。
 それに続くように次々とテスター達は叫び、「魔王が……」とだけ言い残して気を失っていきます。

「どうした! 何事か!」

 技術者達も叫び、慌てながらパソコンに表示されるデータを睨み付けます。
 すると、一人の技術者が異常に気付きました。

「バグ、ですかね? 一部のデータに異常な数値が見られます」
「原因は?」
「見ないと何とも……」

 やり取りが終わると技術者達は全員黙ってしまいます。

「なら私に任せるのですぅ〜!」
「しかし、危険が……」
「私はこの装置のありとあらゆる点をしゃぶり尽したお昼寝マスター、バグなんか簡単に見つけてやりますよ〜」

 やりたい放題できる精神空間だからと言って、常に装置の試験を行ってきたエリザベートは颯爽と装置を開けて座り込みます。
 技術者達も少し悩んだ末、彼女に原因究明を依頼しました。

「では、スイッチオン!」

 スイッチを押すとエリザベートは瞬く間に眠気に襲われ、シミュレーターの世界へと入って行きました。


■■■一時間後■■■

「校長からSOS!? 一体何が起きているんだ……?」

 しばらくたってもエリザベートは目覚めず、あろうことか緊急を伝えるSOSが送られてきました。
 いったい何が起こっているのかわからず、システムを緊急停止すればいいのではないかと一人が提案しました。

「下手に強制終了をすると校長に何が起きるかわからん、誠に遺憾ではあるが学生達に救援を要請しよう」

 それは危険すぎると、技術者達は皆で頷くと学生達に救援を要請しました。


一方、精神空間では。

「どうして私のレベルが1になってるんですぅ〜!?」
「ふははははは、説明してやるです! 確かに私はあなたのコピー。でもこの空間では不正防止のためにプレイヤーのデータがコピーされた場合は初期状態にもどるのですよ!」

 襲い来る魔力の奔流を必死で避けながら逃げるエリザベートとそれを見て笑うのもエリザベート。
 見た目こそ全く同じだが、服装には違う点が見られ、口調もやや荒っぽいようです。

「緊急脱出システムも封鎖してやったです! 逃げられんですぅ!」

 SOSを送ってはいるが、シミュレーターから抜け出すことができないのは目の前のコピーにシステムを掌握されているからでした。

「ぐぬぬ、私の生徒達が倒しにやってくるんですぅ〜!」
「私はあなたじゃないと消せないですぅ」
「へ?」

 同時に動きを止める二人のエリザベート。
 
「このシステムにおけるコピーはデータのバックアップなんですぅ。うっかり他人が消せないように保護プログラムがあるんですぅ」

 そういえば、とエリザベートは技術者達の説明を思い出します。
 万全を期したはずのプログラムが自分の首を絞めることになるとは思ってはいませんでした。

「お、覚えてやがれですぅ〜!」
「ふははは、魔王は軍を率いて待っているぞ!」

 どうやらコピーは自分のことを魔王を称しているようです。
 そして、どうにかして力をつけ直して目の前のコピーをぼこぼこにしてやると思いつつ、エリザベートは捨て台詞を吐いて救援に来てくれる生徒達との合流を急ぎました。
 

担当マスターより

▼担当マスター

蘭鈴六

▼マスターコメント

■依頼内容
依頼内容を簡潔に纏めると、
『シミュレーター世界を荒らしているエリザベートのコピーを倒す』
という事になります。

しかし、コピーされた人格データは本人でなければ消去することができません。
そのうえ、エリザベート校長自身はプログラムによりレベル1の状態として扱われてしまっています。

コピーを倒す為には、シミュレーター世界で校長を鍛えなおし、
それに併せて皆さんの援護が必要になってくるでしょう。

幸い、シミュレーター世界の日数の経過は現実世界と比べて非常に早い為、
シミュレーターで1年が経過しても現実では1週間もたっていないでしょう。
豊富な時間を利用して、バグの元になる校長のコピーをどうにかしてください。


また、皆さんに提供された装置の資料はこちらになります。

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■魔術式催眠型学習装置について

 この装置はカプセルポッドに入り眠ることで、
 精神を幻惑魔法によって作り出した疑似空間へ隔離させます。

 疑似空間では現実と同じように生活を行うことができ、疑似的に設計された魔物相手に実戦シミュレーションが可能です。
 また、生物や食物に関してはパラミタに存在する基本的な物が設定されています。

 市街地エリアには疑似人格を搭載したデータ上の人間が存在しています。
 しかし、現在では設定された動作を繰り返す事しかできません。

 精神空間での出来事となる為、肉体には一切影響が発生しません。
 たとえ瀕死の重傷を負ったとしても本来の肉体が怪我を負ったり死んでしまったりという事はありません。
 ※痛みはあります。

 同じように食事をせずとも生活をすることは可能です。
 ※空腹感はあります。

 使用者本人の能力を完全にトレースすることができる為、疑似空間においてスキルや能力。
 所持しているアイテムは自由に使うことができ、実際に消費することがありません。

 ※デバッグ機能に関しては搭載されておりません。
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一度は完成したこのシステム、しかし現在は何者かの影響でデータそのものが書き換えられているそうです。
それにより、新しいバグが発生しているらしく、予想されているものは以下の通りです。

・見た目は地面だが、抜けてしまう空間があるかもしれない
・見えない壁が残っているかもしれない
・魔物の設定がおかしくなっているかもしれない
・疑似人格を搭載したデータ人間の挙動がおかしくなっているかもしれない

上記のもの以外にも、予想のつかないバグはいくつもあると思われます。

■シミュレーターの世界の状態
魔王と名乗るエリザベートのコピーが好き放題我儘にやっているらしいですが、世界そのものは平和です。
ただ、モンスターが想定以上に活発になっているらしく、定期的に街を襲撃を行ったりなどしているようです。

▼サンプルアクション

・校長を鍛えなおし、バグの元を取り除く

・戦略的に校長をサポートする姿を見たい

・強力な敵と戦う姿が見たい

・うっかりコピーと本物を間違える姿を見たい

▼予約受付締切日 (予約枠が残っている為延長されています)

2014年02月20日10:30まで

▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました)

2014年02月21日10:30まで

▼アクション締切日(既に締切を迎えました)

2014年02月25日10:30まで

▼リアクション公開予定日(現在公開中です)

2014年03月07日


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