空京大学へ

天御柱学院

校長室

蒼空学園へ

古代遺跡の罠

リアクション公開中!

古代遺跡の罠

リアクションが公開されました!

リアクションの閲覧はこちらから!

リアクションを読む

参加者一覧を見る

シナリオガイド

罠!野盗!モンスター!新人探索チームを救いだせ!
シナリオ名:古代遺跡の罠 / 担当マスター: 蘭鈴六

「異常無し、やっぱり何もないな」

 シャンバラ王国の古代遺跡の1つを探索しているチームの1人が汗をぬぐいながら辺りを見回します。
 本来なら貴重な遺跡として探索が行われるはずですが、居住区であり、他に大きな発見が出来なかったことから探索が打ち切られていた場所です。
 訓練の一環として派遣された新米探索チームである彼らから見ても新しい発見はありません。

「……ん?」

 しかし、居住区に残されていた中央広場を探索をしていた1人が異変に気づきます。
 
「隠し階段か、これ」

 公共の場として使われていたであろう広場の中央には噴水が設置されており、その中央にはかつての女王を称える銅像が立っているはずでした。
 しかし、今では像が無造作に打ち倒されており、そこには地下へと続く階段が姿を見せています。

「前の報告じゃあこんなの聞いてないぜ? どうするよ」

 わらわらと集まってきた彼らは階段を見てどうするかを議論します。

「よし、1人はここに残って緊急時に救援を呼ぶ役目。 他は探索を行うぞ」
 
 探索チームのリーダーを任されていた若者の1人がそう言うと、彼らはそれぞれやる気を出していました。
 元々エリートの一員として育てられていた彼らには自分達ならという絶対の自信があり、それぞれに功績を立てたい一心があったからです。
 そして、彼らはチームの1人をその場に残し、遺跡の地下へと向かっていきました。


■■■


「これは予想外の出来事だな……」

 金 鋭峰(じん・るいふぉん)は校長室で報告書を読みながら呟きました。
 事件が発生したのは、最近発掘された古代シャンバラ王国の遺跡です。
 すぐさま熟練の探索隊が派遣されたのですが、遺跡は居住区であることが判明し、調査は打ち切りになっていました。
 特に価値の見いだせない遺跡ですが、彼はそこに目をつけて新米の発掘チームを作り、訓練を兼ねて調査を行わせてました。
 既に調査済みであり、居住区であればそれほど大きな危険はないだろうと判断したのが間違いだったのです。

「居住区エリアの奥に更なる地下へと続くルートを発見した。 そして、他の者達は突然発生した崩落に巻き込まれた]

 間違いはないな。と校長室の隅で怯えるように縮こまっていた調査チームの一人に問いかけます。
 突然話しかけられたせいか、返事をするのもままならずに何度も頭を縦に振りました。

「私は君を責めるつもりはない。 今回の事故は未調査のエリアが残っていたことを気付けなかった私のミス。 君は迅速に報告してくれた、感謝している」

 そう言うと気が落ち着いたのか、気が抜けたようにゆっくりと座り込みました。
 しかし、報告書が正しければ危険な状態であることには間違いありません。
 崩落の発生した地下はより人工的な作りであり、崩落自体も罠である可能性が高く、他にも罠が仕掛けられて居るかもしれません。
 更に帰還した調査チームの1人が入り口付近から熱探査を行ったところ、多くの熱源が発生していることを確認しています。
 調査が打ち切られてからモンスターや野盗が住み着いてしまったのでしょうか。

「なんにせよ、早急な救助が必要だな。 新米とはいえ教導団員だ、きっと無事であるに違いない」

 調査チームが教え通り、罠が発生後にその場を動かずに待機していれば救助は早いかも知れない、鋭峰そう祈ります。

「私の失策、本来ならば自ら出向きたいところではあるのだが……。 頼んだぞ」

 校長室から見える、調査チームを救出に向かう救出班と彼らを護衛する契約者達が出発するのを見送りました。
 

担当マスターより

▼担当マスター

蘭鈴六

▼マスターコメント

■依頼内容
今回の依頼内容は
『地下遺跡で崩落に巻き込まれた新米探索チームを救出する』
という事になります。

崩落に巻き込まれた、という事で探索チームを救助する為に救護班と岩盤を除去するスペシャリスト達で構成された救助チームが用意されています。
しかし、彼らには戦闘能力は無く、自身のみを守る事や罠に対する知識はありません。

報告では遺跡内には多数の熱源が確認されており、
モンスターや野盗等が住み着いているのでは、と考えられています。

また、遺跡の入り口で発生した崩落に関しては人為性があることが確認されており、
地下遺跡には数多くの罠が配置されていると思われます。

地下遺跡は全くの未開拓地域となり、財宝等が眠っている可能性がありますが、
財宝等を発見した場合は速やかに報告し、提出してほしいとの事です。

また、野盗と遭遇した場合は内部の情報収集の為にも生け捕りにして欲しいとの事です。


■遺跡の状態について

上層部の居住区エリアは全て調査済みで、昔の暮らしを知ることができる程度のもので他の発見はありません。

今回の事件を聞き、先遣隊として向かったメンバーがほかの入り口がないか調査しましたが発見は出来ませんでした。
現時点で判明している入り口は教会のみとなっており、それ以外から脱出は難しいものと思われます。

地下遺跡にはモンスターや野盗といった存在が住み着いていると考えられていますが、
それ以外にも罠が多数仕掛けられていると思われます。

内部の作りは非常にしっかりとしているらしく、爆発等の衝撃でも簡単に崩れはしないようで、
経年劣化も起きていないようです。


■新米探索チームについて

崩落に巻き込まれてしまった新米探索チームのメンバーは4人です。
それぞれ性格等の違いはありますが、皆素直で聞き分けの良い人物達です。

メンバー全員が逸れた際に救難信号を発する装置を身につけており、
4つとも起動していることから生存は確認できています。

しかし、崩落が発生した場所は、岩盤によって埋め尽くされてしまっており、
直接降下して救出するのは難しそうです。

崩落に巻き込まれた際に装備を失ったりしていなければ、
1週間は持つであろう食料の確保は出来ています。


▼サンプルアクション

・救助チームを守り抜く

・先陣を切って先に進む姿を見たい

・古代遺跡の正体を知りたい

・遺跡に眠る財宝を手に入れたい!

▼予約受付締切日 (予約枠が残っている為延長されています)

2014年03月08日10:30まで

▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました)

2014年03月09日10:30まで

▼アクション締切日(既に締切を迎えました)

2014年03月13日10:30まで

▼リアクション公開予定日(現在公開中です)

2014年03月26日


イラストを設定する 設定イラストを編集/解除する

リアクションが公開されました!

リアクションの閲覧はこちらから!

リアクションを読む

参加者一覧を見る