はじめましての方は、はじめまして。
そうでない方はお世話になっております。
デンキクラゲに電気ないことを最近になって知ったMS、夜光ヤナギです。
今回は【ザナドゥ魔戦記】ゲルバドル編となっております。街の領主でもあるナベリウスと、舞台となるゲルバドルについては特設ページをご覧ください。
●ゲルバドルについて
特設ページでも触れられていますが、住民は気性の荒い獣のような魔族ばかりです。
野人というにふさわしく、気の赴くままに森のなかで自由に生活しています。
ゲルバドルの森は生きていると言われており、その名の通り意思を持っているかのように木々が動きます。
どうやらナベリウスの気性が荒くなるほどに、森の木々も動きが活発になるようです。
森の奥へ進むと、ゲルバドルの街とも言えるそれなりに居住を構えた箇所がいくつかありますが、住民は森のなかを自由に動き回っているので、居住区にいるとは限りません。
それはもちろん、ゲルバドルの居城をかまえるナベリウスも同じようです。
●ナベリウス軍について
ナベリウス軍は、ゲルバドルの住民によって構成されていることは言うまでもありません。
必要最低限の装備で己の肉体を使って戦う、武闘派の魔族たちでまとめられています。
手足が獣のそれであり、伸びた爪で攻撃を仕掛けてきます。跳躍力にも長けているため、浮遊は出来ませんがある程度の空中戦もこなせることでしょう。
ナベリウスの戦い方は兵のそれと似たような形ですが、彼女は炎による遠距離攻撃も出来ます。
獣のような魔族だからといって近距離だけかと思っていたら、痛い目を見ることは必至でしょう。
ナベリウス軍は力や速さだけで言うならバルバトス軍に引けを取りませんが、いかんせん知力に劣る者たちがほとんどであり、命令も、一度聞いてしまったものはなかなか変更が行き届きにくいといった欠点を備えています。
臨機応変に弱い魔族たちなのですね。
しかし、彼らは森や自然には強いです。
特に自分たちの陣地であるゲルバドルの生きた森のなかでは、まるで森と会話をしているかのように、自在に木々を渡って移動します。
森を味方につけた彼らの実力は、本来の1.5倍になると言って過言ではないでしょう。
ナベリウスもそのぐらいは理解しているようで、とにかく森の木々たちを利用して、敵を迎撃することが、ナベリウス軍のセオリーのようです。
ちなみに、ナベリウス軍を実質的に指揮しているのは、ナベリウスの配下の参謀です。
ナベリウスはカリスマ的存在であり、彼女を信仰するゲルバドルの住民やナベリウス軍にとっては力の象徴でもあります。
ナベリウスが負けることは、つまり自分たちの敗北であるため、すぐに戦う気力をなくしてしまうことでしょう。
●南カナン軍について
南カナン軍はそのほとんどの兵力を自国に置いてきています。
そして、アムドゥスキアス軍もまた、この隙に街を攻められては困るということで、兵のほとんどはアムトーシスに残してきています。
そのため、主力部隊は精鋭騎士団『漆黒の翼』の騎士たちと、契約者たちということになります。
兵数で言えば、当然のようにこちらが不利な状況にありますが、騎士団の騎士たちは個々の能力が一般兵よりもはるかに高いです。
彼らはアムドの指揮によって、ゲルバドルの各地に身を隠すようにして進攻するようですが……果たして。
また、戦火に取り残されたゲルバドルの罪なき民を守るため、南カナン軍は少数の救出部隊を送り出すつもりです。
いずれにせよナベリウスを倒せば、戦いは終わる。
出来る限り被害を少なくしたいと願った、シャムスとアムドゥスキアス、2人のやり方です。
●NPCたちについて
シャムスの部隊、そしてアムドゥスキアスの部隊(護衛のサイクス含む)は、まずはナベリウスとの交渉に向かうようです。
ただ、もちろんそれでナベリウスが素直に従うとは思っていません。
そのため、アムド率いる『漆黒の翼』騎士団が、各地に控えています。
ナベリウスがこちらに協力してくれないと分かったとき、すぐにでも彼女を倒せるようにです。
各方面からの一斉包囲。
ナベリウスを討つことが、この戦いを早々に治める唯一の方法です。
以下は、【ザナドゥ魔戦記】に関係する記述です。
『悪魔LCの立場』『魔鎧LCの立場』『死亡描写につきまして』『ザナドゥ側に付く場合』につきましては、
【ザナドゥ魔戦記】特設ページに記載がありますので、そちらをご確認ください。
『魂を奪われた、もしくは捧げたPCについて』
普通の生活を送る分には、他の人と変わり無く過ごすことが出来ます。
但し、魔族に反逆する意思が見られた時点で身体の自由が利かなくなり、意思と行動の自由を奪われます。
シナリオ終了時には元に戻ります。(奪われるかどうかは、皆様の送っていただいたアクションを元に、マスターが判定します)
また、以上のPCが行動する場合、魔族の力の一部を与えられているとし、身体能力が一箇所強化されています。
どこが強化されているかは、アクションで指定することが出来ます。(例:目がとても良くなった、速く走れるようになった等々)
ザナドゥ側に付いて悪事を働いているPCは、その理由に関係なく放校処分になります。
シャンバラ教導団員やロイヤルガードの場合、その地位がはく奪されます。
悪魔にパートナーの魂を奪われる、自身が魂を奪われるなどで、やむを得ず、意図せずザナドゥ側に付いている場合も含まれます。
ただしこの場合は、誤解が解け、身の潔白が証明されれば放校処分は取り消されます。
それでは、皆さんの個性あふれるアクションをお待ちしております。