天御柱学院

※このシナリオでは参加人数の半数が予約人数となっています※
※このシナリオの抽選に申し込めるのは、予約をした方のペアとなる方のみ、です。
その条件に該当しない方は、追加募集になるまで参加をお待ち下さいませ※




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　ニルヴァーナの地に、地祇　ニル子が生まれました。
　生まれたばかりのニル子は、まだ何も知らず、だから何にでも興味を持って吸収しようとしています。

「この“愛してる”って、どういう意味ですかぁ？」

「それは難しい問題だね」

　ニル子の家庭教師を行っていたジェイダス・観世院（じぇいだす・かんぜいん）は、カーテンの隙間からニルヴァーナの月を見上げました。

「かつて、ある日本の作家は“Ｉ　ＬＯＶＥ　ＹＯＵ”……つまり、“あなたを愛している”という言葉を“月が綺麗ですね”と訳したという。
　そしてまた、別の作家は“死んでもいいわ”と訳したらしい」

「“月が綺麗”である事と“死んでもいい”という感情を同一とする表現ですかぁ……？」

　ニル子が難しそうに顔をしかめます。
　ジェイダスはそんなニル子の方へ振り返り、こう言いました。

「“愛”の捉え方はそれぞれで、皆、それぞれの答えを持っている。
人によっては、まだ探している途中かもしれない。

　明日は、中秋の名月を愛でる、ニルヴァーナ創世学園の――月冴祭（ツキサエノマツリ）――
　地球とパラミタに劣らず美しいニルヴァーナの夜空と月の下、あらためて気持ちを確かめる者たちも居るだろう。

　もしかしたら、君の求める答えが見つかるかもしれないね」


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　ニルヴァーナ創世学園で月冴祭が行われます。
　この時のために、ジェイダスの発案で学園のそばには竹林と大きな池が設けられました。
　池の畔では、ラクシュミが空京　たいむちゃん（くうきょう・たいむちゃん）の着ぐるみを着て、お餅を搗いています。このお餅を分け合って食べると、その２人は永久に結ばれるといわれている、月うさぎの餅です。まだニルヴァーナが栄えていた頃にあったそんな伝説を、思い出しながらたいむちゃんが搗くお餅を、是非ご賞味下さい。

　祭の夜は学園の照明も落とされ、池には大小の船が出されます。
　空に浮かぶ月と池に浮かぶ月を楽しもうという趣向なのです。
　多くの人と月見を楽しみたいのなら、大船へ。
　２人きりで月を見上げたいのなら、２人乗りの小舟へどうぞ。
　空京たいむちゃんの搗いたお餅の他にも、お団子、お酒（未成年はお茶）などなどもご用意しておりますので、
ご自由にお持ちいただいての飲食が可能です。
　ご自身での持ち込みも可能です。

　竹林には日本庭園をモチーフにした細い散策路や東屋などが造られており、
あちらこちらには灯篭が小さな明かりを灯しています。
　道が細い為、自然と２人で寄り添い歩く恰好になる散策路は、２人の距離を縮めたい方にぴったりです。
　竹林の間に見え隠れする月を愛でるのも、また一興でしょう。


　この月冴祭には、ニル子も参加しています。
　よろしければ、ニル子に愛の意味を教えてあげて下さい。
　言葉でも良いですし、２人の馴れ初めを話す、あるいは愛を表す行動でも何でも構いません。
　ニル子に“愛している”とは、一体どういうことなのかを教えていただけないでしょうか。



こんなにも月が冴え冴えと綺麗な夜だから、
大切な人に、初めて――あるいは、もう一度、“Ｉ　ＬＯＶＥ　ＹＯＵ”を伝えてみませんか？

実は、恋愛系シナリオを出すのはこれが初めてだったりします〜。どのくらい砂糖を吐くことになるのか、とても楽しみです♪

舞台はニルヴァーナ創世学園ですが、今までニルヴァーナ系のシナリオに参加したことが無い方でも問題無くご参加いただけます。

空京の南東にあるゴアドー島に、パラミタとニルヴァーナを繋ぐ回廊が出来てから、二つの世界の行き来がし易くなっています。
この機会に、もう一つの世界の月を愛でにいってみませんか？

船、竹林、ニル子、あるいはその他の場所、どこか１箇所を選んでそこでゆっくりとお月見を楽しんで下さいね。
いつも仲良く蒼空のフロンティアを遊んでいるカップルの方は勿論、最近しばらく会えていないな〜、どうしてるのかな〜という方に声をかけるきっかけにしていただければ嬉しいです〜。

恋愛シナリオですが、一般の方のお月見も歓迎致します。ただ、出来ましたら予約はカップルの方にお譲り下さい。このカップルというのは、恋愛未満を含みます。恋人同士、というのではなくても、カップルが沢山いる中で一緒に小舟でお月見していても違和感ないような間柄なら、どうぞカップルとしてご参加下さいませ。また、公式ＮＰＣを誘う予定の方も、カップル参加扱いとなります。


　■このシナリオの特別ルール■その１　参加方法

シナリオ冒頭にもありますが、このシナリオは予約、抽選、が通常のシナリオと異なります。

予約はシナリオ参加人数の半分取らせていただいてます。

そして、抽選期間に申し込みが出来るのは、予約された方のペアの方のみとさせていただきます。こうすれば、カップルの片方が参加出来ずにばらばらになってしまう、というのが防げるかと、私の浅知恵で考えてみました。うまく行くといいな、ということで……どうかご協力下さいませ。
（抽選を使わず２人とも予約で入って下さってもいいですが、抽選を使うと予約金が片方だけで済みます〜）

追加参加期間になりましたら、どなたでも入って下さって構いません。
うっかり条件を満たしていないのに抽選期間に入ってしまった場合は……次からはこんなミスしないぞと心に留め置いていただければ、それで結構です。ただし私のシナリオで２度目以上の場合は、描写をがっつり削っちゃいますのでご注意を〜。


　■このシナリオの特別ルール■その２　公式ＮＰＣ

このシナリオには公式ＮＰＣを呼ぶことが出来ます。
公式ＮＰＣとは、運営チームのマスターページ（上記『公式ＮＰＣ』にリンクが張られています）に記載されているＮＰＣのことです。

公式ＮＰＣを呼ぶ場合は、ＬＣを追加し、アクションの一番最初に、
【公式ＮＰＣ：○○・××××】
と明記して下さいね。
このＬＣはアクションへの登場は出来なくなります。
ＮＰＣとの関係の補足や、あるいは希望等があれば、このＬＣのアクション欄にお書き下さい。
ただし、ＮＰＣの行動を指定することは出来ません。あくまでも希望、ということで〜。

ＬＣが公式ＮＰＣと過ごし、ＭＣは月冴祭に参加しない、というのでしたら、ＭＣの欄を公式ＮＰＣ用の枠として使用しても構いません。この場合、ＭＣはリアクションに登場せず、ＬＣと公式ＮＰＣが描写されます。
ＬＣのアクションが書ききれない場合は、どこからがＬＣのアクションなのか分かるようにして下されば、ＭＣのアクション欄を使用しても構いません〜。

公式ＮＰＣが誘いに応じてニルヴァーナまで来るかどうかは、そのＮＰＣの立場や状況、あるいは誘われた相手への気持ち等に左右されます。
誘ってみたけれど断られてしまった、あるいは途中で気分を害して帰ってしまった……なんてこともあり得るのをご承知置き下さいませ。
誘う際、参考になる称号をお持ちでしたら、つけておいて下さいね〜。
また、このシナリオでは公式ＮＰＣに関して運営監修のもと、アクションによっては、公式に認められたＮＰＣとの称号等が発行されることもあります。

　■ＬＣがメインの場合

普段でしたら、ＭＣとＬＣあわせて行動１つ、が原則なのですが、ＬＣが誰かとカップル、という場合にはＭＣが一緒というのも何ですから、ＭＣだけ普通にお月見しても構いません。この場合、どちらのアクションなのか分かるようにしておいて下されば、ＭＣの欄にＬＣのアクションを書いてもＯＫです。

・初めての告白

・もう一度、気持ちを

・公式ＮＰＣとお月見

・ニル子に愛の意味を教え隊

・お月見しましょ