シナリオガイドをご覧頂き有り難う御座います、東安曇です。
こちらのシナリオは【Buch der Lieder】シリーズの第二回目です。前回シナリオに参加なさらなかったお客様もご参加頂けます。(シリーズをご存知無いお客様には『行動1』をお薦めします)
今回シナリオ内の三つの話は独立しております為、行動等については下記を参照にアクションを掛けて頂きますよう宜しくお願い致します。
それでは、皆様のアクションをお待ちしております!
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▼行動について
こちらのシナリオでは主に三つの行動を取る事が出来ます。
『行動1』と『行動2』と『行動3』を複数アクションに記入しても、一つしかリアクションに反映されません。予めご了承下さい。
▽『行動1』キアラ達と異空間となった病院から脱出するパートです▽
・このパート参加の皆様へ
必ず掲示板でサイコロを振り、結果をアクション欄に数字をご記入下さい。
1PLにつき一回で結構です。MCとLCは同じ行動を取る事になります。
右か左(もしくは両方)で数字の『6』が出た場合、そのキャラクターは罠に囚われ、行動不能に陥ってしまいます。『6』が出たお客様は、下記を参考にPCが罠に嵌まるアクションをご記入下さい。
右か左(もしくは両方)で数字の『3』が出た場合、そのキャラクターは罠に囚われたキャラクターを、一人復帰させる事が出来ます。(助けるキャラクターは、一つ前の罠に掛かったキャラクターとします。またリアクションの描写もその該当キャラクターに合わせたマスターのアドリブになります)
特に何も無かった場合、バトルアクションをご記入下さい。
脱出出来る人数が、合計キャラクター数(参加キャラクター+NPC三体の)の半分以下の場合、ゲームオーバーです。こちらのパートが成功すると、ウィリの情報を得る事が出来ます。
MCとLCのサイコロの結果は同じものとして判定しますが、キャラクターの体数はLCも1体に含めます。
10体の場合→ 6体以上で成功 5体以下で失敗
・病院について
本来は普通の総合病院ですが、契約者達が足を踏み入れた瞬間異空間に変わってしまいました。
身の丈程あるお菓子が溢れる様は、ワールドメーカーの能力(トリップ・ザ・ワールドや夢想の宴など)に良く似ていますが、現実の(病院の)残滓が残っており、様々な罠となって契約者を襲います。
なお、病院に居た人々はこの空間に巻き込まれていないようです。
・病院の罠
空飛ぶ注射器:無数の注射器が『ちくっとしちゃうぞ』と襲ってきます。ちくっとされると血を抜かれてしまいます。(つまり血が無い種族は、問題有りません)
無限に伸びる包帯:何処迄も伸びる包帯が、『まきまきさせて』と襲ってきます。まきまきされると動き辛くなったり、動けなくなってしまったりします。
美味しく無い飲み薬:とても美味しそうな香りをさせて『私を飲んで』を誘います。飲むと余りのマズさに倒れてしまいます。
デカいメス:全長1メートルの空飛ぶメス。キレあじはばつぐんだ!というかしゃれにならないです。
・このパートに登場するNPC
【キアラ・アルジェント】『3』
何時もビビりなキアラですが、今回もお化け病院を怖がるかと思いきや、意外と問題なさそうです。出口を探して皆を先導します。
※サイコロ『3』の状態です。
【トゥリン・ユンサル】『?』
今回も平常通りなトゥリン。しかしパートナーの状態に、少しだけ困っているようです。
※PLのアクションに合わせてサイコロが『3』か『6』の状態になります。
【スヴェトラーナ・ミロシェヴィッチ】『6』
実は病院が苦手なスヴェトラーナは、足がすくんで真っ先に動けなくなってしまいました。
※サイコロ『6』の状態です。
▽『行動2』魔方陣を描くアレクをサポートするパートです▽
・このパート参加の皆様へ
こちらはアレクの関係称号、またはミロシェヴィッチの関係称号をセットした上でご参加下さい。該当しない場合没アクションとして判定され、リアクションに反映されません。ご注意下さい。
・アレクの行動について
今回アレクが空京全体に描いているのは、現実(パラミタやナラカ)に存在しないウィリと戦うために必要になるものです。こちらが完成すると、次回シナリオでウィリと戦う事が出来ます。
必要な内容は怪しすぎるアレクの行動を世間の目から誤摩化すだけ、人数も然程必要では有りません。
また、何処から見ているか分からない敵から行動を隠すため、スキルは使用は控えて下さい。
・NPC
【アレクサンダル四世・ミロシェヴィッチ】
集中している為半分は上の空ですが、ウィリについて得た情報やセイレーンについては重要な質問でも大体答えてくれます。
【ジゼル・パルテノペー】
「うおおおおジゼルが壁になるぞおおお皆はさきにいけえええ……えっおいてかないでー!!」
▽『行動3』ハインツの兄さんたちを説得する▽
・行動について
ハインツを連れ戻そうとする兄二人から、ハインツの財産(指環)を取り戻すのが目的です。こちらのパートが成功するとミルタの正体が判明し、あるアイテムが手に入ります。
PCはハインツの兄二人を説得する事を目的にし、PLはハインツの兄二人をPCのペースに巻き込んで(笑わせる)事を目的にして下さい。
PCが真面目にやらなかった場合(吹いたりすると)、兄達は怒って席を立ってしまう可能性があります。
またスキルを使用する事も出来ますが、相手はただの地球人ですので負荷をかけすぎるような事がないよう注意して下さい。無理矢理意志をねじ曲げる様な事をすると、ハインツごと地球に連れ帰ってしまいます。
▽NPC
【ハインリヒ・ディーツゲン】
PCのデタラメに合わせます。半ばヤケクソです。
【ミリツァ・ミロシェヴィッチ】
PCのデタラメに協力し、信憑性を持たせようとノッてくれます。ただし彼女もズレているところがあります。
【フランツィスカ・アイヒラー】
姉。30代のエキセントリックな美女。ウィーンでミュージカル女優をしており、コンサートの為シャンバラへやってきています。ノリがよく、基本人の話を聞きません。ハインツの話は右から左です。
現地には遅れてやってくる予定で、意見としては中立の立場です。
【カイ・ディーツゲン】
次兄。30代後半の甘いマスクのお兄さん。「ルカス」の名付け親で一人だけルカスと呼んでいます。赤子の頃から面倒をみてきたハインツを溺愛しており、なんとかして地球に連れ帰ろうとしています。女性が大好きでノリはよく、軽いですが(軟派)、やっぱり人の話を聞きません。ハインツの話は一切聞きませんが、フランツィスカの話は聞きます。ハインツの愛情を兄姉よりも持って行くアレクが嫌い(苦手)です。
【コンラート・ディーツゲン】
長兄。40代のハンサムなおじさま。彼の目から不真面目に見えるハインツを地球に連れ戻そうとしています。実直で几帳面で生真面目で一度決めた事は頑として譲らない性格です。つまり人の話を受け入れません。ハインツの話は一切受け入れません。マニュアルに則った行動を好み、そこから外れる行動や人物に混乱します。アレクの色んなところが大嫌い(苦手)です。