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宇賀野美也 (うかのみや) リアクションを見る
マスター登録日
2013年05月26日
ページ最終更新日
2014年01月27日
作品数
4
得意ジャンル
バトル
>>自己紹介
 この度ゲームマスターを務めさせていただくことになりました、
 宇賀野 美也(うかの みや)です。
 どうぞよろしく。

○今していること

・『あわいに住まうもの』のリアクションを公開させて頂きました。
 だいぶ前になってしまいますが、シリーズを終えました。ありがとうございました。
 最終決戦いかがでしたでしょうか。思わず気合が入りました。アクションを読ませて頂いていると、思った以上にマスターページを見て頂いているということが分かり、嬉しいやらお恥ずかしいやらで何とも言えない気持ちになりました。楽しんで頂けたら幸いです。

 三千界のアバター等でも書かせて頂いておりますが、こちらでも何かしたいなあ、と考えている所です。予定をこじ開けて何とかしたいところです。

○アクションをかけて頂く際の注意等

 基本的にはほとんどのアクションは私の技量と作業時間の許す限り採用させて頂く所存です。
 が、場合によっては採用できない部分が出てしまうこともあり得ます。その基準の一部をご紹介いたします。

・MCとLCが別行動(関連性のない行動)を取っている。

 私のシナリオにおいては、違う時系列、違う場所といったように「場面転換の必要性に迫られる分離アクション」がダブルアクションとして処理されやすくなっております。MCとLCがそのように分離していると、どちらかが削られる可能性が出てしまいます。

 また、MCLCの間に限らず、シナリオと関係のない行動や、必然性を感じられない行動などは描写されない可能性があります。

・複数の目的を果たす複数の行動を取っている。

「最初から」複数の目的を同時に果たすように行動するアクションのことを「ダブルアクション」として処理しております。
 私の担当するシナリオにおいては「時間制限」が存在すると考えて頂くとわかりやすいかと思われます。あぶはちとらずにならぬよう、目的を絞ると効果的です。
 

○傾向

 殺伐とした雰囲気で、固めの文体でごりごりと書くバトルが非常に好きです。(古橋秀之、菊地秀行、山田風太郎、夢枕獏、虚淵元など)

 スチームパンク、アングラ世界観、サイバーパンク等の世界観が独特なものも大好きです。(桜井光、星空めてお、上遠野浩平など)

 そういえばSFは好きなのですが、「SF好き」と公言できるほどは読んでおりません。神林長平、小川一水、椎名誠が大好きです。最近はニューロマンサーを読みたいと思っています。いいですよねシャドウラン。

 最近は「小説家になろう」で読まれているものは何なんだろうという純粋な興味でそちらを読み漁っています。

 ゲームは久しぶりにWoTに復帰しました。駆逐戦車メインで戦っております。そろそろダブルクロスの卓を立てようかと蠢き出しています。

 そんなマスターですが、よろしくお願い致します。



○NPC設定

リィ・スール

 シボラの奥地に住んでいた封印の一族。そのうち最も重要な結界師の家系の、当代結界師。家族はほぼ死去しており、現在は双子の妹、エイラがあるだけである。丁寧な物腰で、子供らしい部分をどこかに置き忘れてしまったような子。心の奥では両親のない苦しみと妹を失う恐れが渦巻いている。知恵に優れるが身体能力は総じて低い。
 あわいに住まうもの、の欠片を受けたことで一命を取り留める。学校に通いたいらしいが、とりあえず見分を広めるために諸国を遍歴中。
 再登場予定は今の所無し。

エイラ・スール

 シボラの奥地に住んでいた封印の一族。結界師の家系でありながら、結界を展開する能力を一切持たない。元気でよく走るが、姉のリィを気遣うことが多く、安心させるために元気を出している所がある。足は速いが筋力はなく、おつむの出来は絶望的。
 本質である分断の能力に関するポテンシャルは恐ろしいものがあり、制御さえできれば貴重な戦力になるだろう。使用武器は小太刀。一撃離脱を旨とする。
 あわいに住まうもの、の欠片を受けたことで一命を取り留める。リィと一緒にいられればどこでもいいらしいが、とりあえず諸国を遍歴中。
 再登場予定は今の所無し。

○シナリオ後おまけコラム

 某月吉日

 研究報告書を纏め、瘴気の性質や、励起した諸現象の元になる理論を整理した。
 実際、この調査の結末を思えば、この結果すら添え物にすぎないのかもしれない。
 契約者達には感謝してもしきれない。

 リィ、そしてエイラから手紙が届いた。小さな旅人ではあるが、彼女たちは契約者と比べても遜色ないレベルまで鍛え上げられた二人だ。小さな危険程度では揺るぎはすまい。元気にしているようだ。
 思えば、彼女達がああして幸せな日々を送れない未来は何度もあり得た。
 彼女たちが人でなくなったとき、或いは敵に流されそうになったとき、我々には彼女たちの命を犠牲にするという選択肢もあった。或いはそちらの方が安全だったのかもしれない。
 しかし、最後の局面、もしどちらかが欠けていたならば、彼女らの命を引き換えにしなければ、間違いなく門は維持できなかっただろう。あの二人がどちらも生きていたことは、一重に契約者達の選択だ。望むなら、また力を貸してくれるだろう。

 契約者達、そして彼女達は、ナラカの大樹で眠る彼女にも逢わせてくれた。確かに、私も取り戻したいもの、やり直したい時間が存在した。あの王の言葉に、何も感じる事が無かったと言えば嘘になる。それでも、最後の瞬間まで、私は進むことをやめられない。

 私らしくないことを書いた。この件は、これで終わりにするとしよう。

(研究室のくずかごより見つけられた、丸められた紙片より抜粋)