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河上 誤停 (かわかみ ごてい) リアクションを見る
マスター登録日
2012年09月12日
ページ最終更新日
2014年01月28日
作品数
23
得意ジャンル
コメディ
>>自己紹介
2012年9月からゲームマスターを担当させて頂いているマスター、河上誤停です。
まだまだ不慣れな部分も多いですが頑張らせて頂いています。

仕事用ツイッター https://twitter.com/Minaho_Lily
シナリオガイド・リアクションの公開、マスターページの更新を報告しています。

ガイドの公開は月末の金曜日が基本です。

■シナリオについて
展開としては王道が多いです。そんなにあっと驚くような展開はないと思います。
ただ、王道である分、一番盛り上がる所では表現を工夫したり出来る限りの熱さを提供できるよう頑張ってます。
またPBWの作品であるためPCの皆さんの影響はかなり大きいです。そのためガイドが前回・前々回のアクションの影響を受けている事がほとんどです。

現在ニルミナスという村を舞台にシナリオを展開させています。
小さな村でありそこを村おこししたり問題が起こってそれを解決したりというというのを基本にガイドを公開しています。
ニルミナスを舞台に村興しシナリオ、問題発生シナリオ、休日シナリオの順番を基準にやっています

村興しシナリオは開発系の話になります。何かを作るのが好きという人などは気軽に参加ください。
問題発生シナリオは荒事が必要になることが多いです。一番冒険系のシナリオをしています。
休日シナリオは特に目的のないシナリオです。村での行動であれば制限はありません。一応アクションの指標となるイベントは用意されています。
蒼空のフロンティア終了の関係で村興しシナリオと休日シナリオが一緒になることが多くなると思います。

■ニルミナスについて
場所的にはイルミンスールの森の南西部、その近くの村になります。たびたび出てくる森はかつては『ミナの森』と呼ばれた森であり、近年のイルミンスールの森の拡大によりその一部となっています。
人口は現在千人少々で人口は十代から二十代前半が極端に少なくなっています。
村が出来たのは約十年前になります。
現在契約者の協力の下『休養地』として村興しが行われています。
村の契約者の拠点として宿『ウエルカムホーム』があります。契約者優先の宿であり雑貨屋『ラグランツ商店』や喫茶店『ネコミナス』が出店されています。二階には日本式の温泉施設が存在しています。
比較的大きな温泉施設『湯るりなす』があります。多種多様な効能を持つ温泉であり、設備も充実しています。施設の敷地内には綺麗な遊歩道もあります。
ユニコーン『ラセン・シュトラール』が村民として住んでおり、その住処が村の東部に存在します。

■森とその住人について
ゴブリンとコボルトが住んでいます。その数はそれぞれ百程度で、ゴブリンキングとコボルトロードと名付けられた長に従えられています。性格は基本的に穏やかで友好的ですが森を荒らす相手には容赦ありません。
その理由はゴブリンキングとコボルトロードの二人が魔女ミナスと使い魔の契約を結んでおり、その役目が森を守ることだからです。彼らはミナスの死後もその役目を果たし続けています。
ゴブリンとコボルトたちはミナスから与えられたペンダントをつけています。このペンダントには『衰退の力』を防ぐ効果があります。

ミナス草と呼ばれる薬草が森の所々に生えています。こちらは村でも栽培されています。効果として服用者の耐久力を上げる効果があり、様々な調合の材料や触媒となります。

■恵みの儀式について
ニルミナスとその周辺地域では『恵みの儀式』と呼ばれるシステムが存在しています。
そのシステムは『繁栄の魔女』と『衰退の魔女』と呼ばれる二人の魔女を要としています。
概要は力の貸し借りシステムです。

繁栄の魔女は『繁栄の力』を借りて儀式の影響下にある場所を繁栄へと導きます。
衰退の魔女は借りた繁栄の力の分だけ『衰退の力』を用いて儀式の影響下にある場所を衰退へと導きます。

繁栄の力とは無を有へと傾ける方向性ならあらゆる力に変換できるものであり、種族固有の力であっても繁栄の力を変換して用意することができます。
衰退の力も繁栄の力同様、ありとあらゆる力に変換できるものですが、それは有を無へと傾ける方向性に限ります。
簡単に言えば繁栄の力は再生や防御に向いた力であり、衰退の力は攻撃性の力です。

恵みの儀式は借金と同じようなシステムであり、仮に借りた繁栄の力が衰退の力によって返した分よりも大きく超過した場合、『破産』します。
『破産』が起きた場合、儀式の影響下にある村や町の人は『遺跡病』と呼ばれる呪いであり病であるそれにより死にいたります。
『遺跡病』は人の命を吸い取りその呪いの力を強めていく為、仮に一万人ほどの命が遺跡病に飲まれたとしたら契約者であっても遺跡病に倒れます。遺跡都市アルディリスが現在『破産』によってその状態の遺跡病が蔓延しています。

■繁栄の魔女と衰退の魔女にある枷について
繁栄の魔女と衰退の魔女はそれぞれ呪いとも言える枷がかけられています。

繁栄の魔女にかけられた枷
人の死を覚えていられない(死んだ人との思い出を全て消されてしまう)
昔の姿を失ってしまう(今現在の姿しか人々に覚えていてもらえない)
繁栄の魔女が死んだとき、その存在を人々に忘れ去られる

衰退の魔女にかけられた枷
人の死を忘れることができない
今現在の姿を認識されない
人を傷つけることができない(間接的には可能)


■恵みの儀式と契約者の関係
繁栄の力や衰退の力は契約者には効きにくく、契約者の力もまた繁栄の力や衰退の力の影響下にあるものに効きにくい。
繁栄の力や衰退の力が契約者に直接作用する場合1000分の1程度の効果になる。その逆もまた一緒。
物理法則に則る場合はある程度緩和される。
純粋な物理攻撃であれば10割の効果を。物理法則で再現可能な魔術等であれば3分の1程度の効果を。
幻術や補助魔法等相手に直接干渉するなら1000分の1に。


■遺跡都市アルディリスについて
ニルミナス北東部にある鍾乳洞。その奥にはかつて『恵みの儀式』によって繁栄を極め、『破産』により5000年前に滅んだアルディリスという遺跡都市があります。
その遺産の一つが『恵みの儀式』でありニルミナスに受け継がれています。
『恵みの儀式』クラスの遺産があと二つあるようですが、現在それが何かは分かっていません。


■NPC紹介

ミナホ・リリィ
ニルミナス村の村長を務める。大人な見た目に反して中身は幼かったり、実務能力に対して決断力が微妙だったりと残念風味。
村長であると同時に現在の繁栄の魔女でもある。その枷により大切な人たちの記憶を失っている。
10年前には母親であるミナスの死亡により、ミナスのことだけでなく父親以外の全てのことを忘れてしまった。
つい最近には父親の死亡により、父親に関する記憶を失う。また、リアクション中では触れられていないが冒険家の幼馴染も失っている。
本名は藤崎美奈穂という日本人とパラミタの魔女ミナスとのハーフだが、10年前記憶を失ったときに父親からミナホ・リリィという名前を与えられる。
リリィとは母親がミナホにつけていた愛称。


藤崎 穂波
ミナホにより遺跡都市アルディリスで保護された7歳程度の見た目の少女。現在は喫茶店『ネコミナス』で手伝いを行っている。
保護された当初は寝たきりで『ミュージック・フェスティバル』が行われるまでは寝ている時間のほうが長かったが、現在は普通の少女と変わらない。
遺跡都市で保護される以前の記憶を持っておらず、ホナミという名前をミナホからもらっていた。
ミナホの父である藤崎 将が死んだときに、彼のことを忘れたくないと藤崎 穂波と日本名を名乗り始めた。


粛清の魔女 ミナ
『恵みの儀式』における『衰退の魔女』。同時にミナスの双子の妹でありミナホの叔母である。
5000年前、アルディリスの『破産』を経験し、人々の怨嗟の声にさらされた。衰退の魔女の枷によりその記憶を忘れることもできず、徐々に壊れていく。
儀式を終わらせるために10年前ミナホを操りミナスを殺すが、誤算により儀式は終わらなかった。
姉を殺しても彼女に安寧は訪れず、その罪とアルディリスの怨嗟の声に彼女は完全に壊れ、『衰退の力に宿る意思』と自らの意思を同じにする。
『粛清の魔女』と名乗るようになった彼女は衰退の力を自由に扱うようになった。

ミナス
ミナホの母親。ミナホの前の繁栄の魔女であり、粛清の魔女ミナの双子の姉。
5000年前、当時の契約者と三日だけという約束で軟禁のような生活から地球へと逃げるが、地球から帰る前にパラミタとの繋がりが断たれ帰れなくなる。
その後の五千年間彼女はアルディリスの存続を願い地球を彷徨っていた。その間に彼女は『衰退の力』の干渉を防ぐペンダントを開発したり、アーデルハイト・ワルプルギスと出会ったりした。
22、3年前、藤崎 将と出会い、21年前、紆余曲折を経てミナホを産む。
そして10年前。パラミタへと戻りニルミナスを作ろうとしていた彼女はその志半ばで死ぬ。


ユーグ
かつてニルミナスを襲った野盗たちのボス。悪人ではないが悪党。自らの目的の為なら自分の手を汚す。
ニルミナスを守る(正確には元部下たちを守る)ためにミナホを殺そうともした。
野盗解散後はミナホの父親である前村長の元で隠れて働いていたが、前村長の死後、彼が何をしているかは分かっていない。


ニルミナス防衛団
ユーグの元部下たちによってほぼ構成されるニルミナスを防衛する為の集団。
ミナス草の効果により契約者に近い防御力や体力を持つがそれ以外は常人より良い程度の戦闘能力。
現在『ニルミナス防衛団』から『ミナスフィリア』という名に団体名を変えないかとミナホから提案されている。


ゴブリンキング・コボルトロード
ミナの森を住処にするゴブリンやコボルトたちの長。
10年前にミナスと使い魔の契約を結び、契約者並みの能力を持つ。
ミナスの死後もその契約に従い森を守っている。
ゴブリンキングとコボルトロードの二人は人の言葉を理解する。(しゃべれはしない)
普通のゴブリンやコボルトたちは人の言葉を理解できないが、村と一緒に考えたジェスチャーにより意思疎通は可能。


■採用させていただいた施設等の名前と名付けた方(MC表記、敬称略)
ニルミナス街道 ルカルカ・ルー
ウエルカムホーム/湯るりなす ネージュ・フロウ
ラセン・シュトラール 清泉 北都/エース・ラグランツ
アスター 源 鉄心