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YAM (やむ) |
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マスター登録日 2012年02月29日 |
ページ最終更新日 2014年07月11日 |
作品数 24 |
得意ジャンル 冒険 |
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自己紹介
12年3月にゲームマスターとして登録しました、YAMです、よろしくお願いいたします。
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14/7/11
蒼空終了目前ながら何人かのNPCをデータ化&杠 鷹勢のイラストを付けて頂いたので、折角なので全身図をこのマスターページにて公開させていただきます。
白颯も描いてくださったぺいゆ絵師様に感謝です。
この機に遅ればせながらキオネ・ラクナゲンの全身図(hugru絵師様)も。
【アレクサンドリア夢幻図書館について】
今まで2回ほどシナリオの舞台しましたが、終了までにあと1回くらい使いそうなので、このページにて説明を。
主に、魔道書NPCたちが出てくることになるかと。
アレクサンドリア夢幻図書館は、かつて地上にあって膨大な書を蓄えながら外敵の襲撃等で焼失されたとされるアレクサンドリア図書館を、【非実存の境(ひじつぞんのさかい)】に転位移築したもの。
アレクサンドリア時代にあった薬草園も最近(シナリオ「夢幻図書館のお仕事」で)新たに造園された。
現在司書クラヴァート・ヘイズルケインが一人で管理・運営を行っている。クラヴァートはイルミンスールのはぐれ魔道書達とは近しい関係。
現世で失われた多くの古書禁書の霊的存在を蒐集し、その量は現在分類整理が追い付かないほど膨大である。
また、書物は皆この世界では霊的存在なので、意志や感情などが表立って現れることがちょくちょくある。
【非実存の境について】
【非実存の境】は現世世界で失われた非生命体の「霊的存在」(生命体にとっての『魂』と同等のもの)が存在する異世界、
現実の世界の人間には、夢で偶然に辿りつくことができるかできないか、の朧な世界。
夢でこの世界に偶然辿り着いた人間の幻影が、ふらりと現れることがよくある。この世界のことを認識してないからか、大概すぐにふらりと消える。
この世界は、現実世界の時の流れと連結していない。
同じ瞬間に、千年も前の時代の人間の幻影と、遥か未来の人間の幻影が現れる、そんなこともある。
――この世界で、今は亡き人の影に寸の間でも会える可能性も、ゼロではない。
夢幻図書館を「夢で訪れた人がここで得た情報を(無意識下にでも)知識として蓄えられる」ような場所にするのが、司書クラヴァートの目標。
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『禁書迷宮シリーズ』……と称していましたが最近は『はぐれ魔道書シリーズ』と称しています、そのシリーズに登場する魔道書の一覧です。
●『パレット』:(秘文『還無の扉』)
人間化すると、どんぐり眼の少年姿。半袖Tシャツにジーンズで、両腕に包帯を巻いている(よく見ると胸の辺りにも)。
中世ヨーロッパの異端弾圧激しい時代に焚書に遭い、間一髪で逃れたものの、表紙や序、奥付を焼失し、正式な書名は判別していないらしい。
中身は、意味の分からない言葉がびっしりと羅列されている(時々その文字を鍔ぎ合わせて言葉になることがあるのが「パレット」という呼び名の由来)。
………
――ということになってはいたが、シナリオ「ブラックブック・マーケット」で「秘文『還無の扉』」という魔道書であることを自ら告白する。
森羅万象の究極の本質を表す“秘密の本名”を、秘術によって解く暗号で記した『万象の諱』という危険な魔道書が、悪用された時に、自分の身と引き換えにその効果を無効化する“万物の安全弁”として秘術の達人によって著された。ちなみに『万象の諱』も、中身はひたすらな言葉の羅列で成り立っているとされる。よく似ていて相当な知識がないと見極めがつかないため、『還無の扉』も、当時多く出回った『万象の諱』の偽の書のひとつだと思われていたようだ。
自分の生死を左右する存在であると同時に自分の存在する意義でもある『万象の諱』に対しては、慕いと畏れが入り混じる複雑な思いを抱いていた。が、シナリオ「魔道書はアレクサンドリアの夢を見るか」にて、『万象の諱』が魔鎧となり、人の手で悪用される(ことによって自身も彼を止めるために命を落とす)危険がなくなったことを知る。
リーダー格でスポークスマンだが、仲間を大切にするあまりか、重要な懸案はひとりで背負い込む癖があり、時々心配されている。前述のシナリオで杠 鷹勢と契約した。それによりこの一人で抱え込みすぎる傾向も今後は少しは和らいでいくものと、仲間たちは期待しているようだ。
●『リピカ』:リピカ著『アカシャ録』
人間化すると、長い銀髪の青年姿。術師のような古風な、袖の長い服を着ている。
とある霊能者が、天界の霊的属性たるリピカ(記録する天使)に通じてその口述を筆記したとされる、いわゆる「アカシックレコード」についての詳細な記。
書き手の霊能者の人格に問題があったことから、その記述も信用ならないものとされ、偽書扱いされた。
大人しく思慮深い性格で、禁書迷宮の魔道書達の中では最も早く、人間嫌いの呪縛から逃れた。
『パレット』の片腕的存在で、誰より彼の身を案じている。
●『ネミ』:『森の祭祀録 ネミ』
人間化すると、栗色の髪をした青年姿。古代ローマのトガ風の服を着、編み上げサンダルを履いている。
シナリオ「絶望の禁書迷宮 救助編」で、侵入者を阻むため幻想空間を紡いだ。
「祭司殺し」の宗教的習慣で有名な同名の森の、その祭司の名や在職期間を記しただけの、もともとは記録書だった。
しかし、怪しげな自称神秘主義者によって、彼がでっち上げた(本人は大まじめに開発したつもりだったかもしれないが、如何せん頭に電波が入っていた)謎の「再生儀式」に使われるようになる。
その儀式で生贄となった何十人という人間の血を浴び続け、それがトラウマとなって、流血を見ると人間への敵意が暴走してしまう。
今も、彼の表紙からは血の染みが消えない。
もともとは物静かで、やや神経質だが真面目な性格。
●『オッサン』:秘儀書『水上の火焔』
人間化すると、白髪混じりのガタイのいいオッサン風。恰好は中世の職人のような、ちょっと古風でカジュアルな服装。
一応錬金術の秘儀書の体裁を取っているが、内容はほとんど、錬金術の実験の過程で発見された「燃える水」――アルコール(蒸留酒)についての製作過程や飲酒の方法について。
要するにヨッパライのパイオニアが書いたインチキ錬金術書。
酒に溺れて風紀を乱す人が続出したため、禁書となった。
(そのすべてがこの書物のせいだったかどうかは怪しいが……)
自身の経験から、「人間はいざとなると恥も外聞もなく責任を転嫁する、小さいくせに偉ぶりたがるくだらない生き物」と思っている。
威勢はよくてだみ声がやたらデカい、豪気なおっさん。
※シナリオ「【逢魔ヶ丘】邂逅をさがして」にて、ホームレスのおじさん「ロクさん」と契約した。
●『騾馬(らば)』:錬金図解書『黄金の騾馬』
人間化すると、道化服姿の、短い金髪の若い男。衣装はおどけているのに顔つきは鋭く常に仏頂面というギャップが酷い。
錬金術を一般人にも広くわかりやすく紹介した書、となっているが、世人受けを狙って面白おかしさを足し、分かりやすさを曲解して俗っぽい内容に走った結果、著者の知識の未熟さと相まって出鱈目だらけの内容に。
とっつきやすさで一時は流行したものの、内容の出鱈目さはすぐにバレて叩かれ、貶められ、悪書扱いされて発禁となった。
掌を返すような人間の態度を知っているだけに、人間への不信感は一番根強く、それゆえ根暗になりがち。
頑なでとっつきにくく、服装に反して愛想は持ってないどころかマイナスだが、割合義理堅い。
※シナリオ「【逢魔ヶ丘】邂逅をさがして」にて、ホームレスのおじさん「ムギさん」と契約した。
●『ヴァニ』:画集『ヴァニタスの世界』
人間化すると、ゴスロリドレスのような服装の(しかし)少年。大きなしゃれこうべを付けた首飾りをしている。よく見るとベルトにも白骨があしらわれている。
16〜17世紀の北ヨーロッパで多く描かれたヴァニタス(静物画で、モチーフの中に骸骨など死や衰退を思わせるものが描かれている)絵画の画集。ヴァニタス以外にも「死の舞踏」のような、命の儚さや虚栄の空しさをテーマにした寓意画を、作者を問わず広く集めている。無名画家の作品も多く、結構な内容量。
読みたい人を選ぶだけで別に悪い書とも思えないが、この本を読んだ若者が猟奇的な犯罪に走ったとかそういうことで世間的に叩かれ、蒐集内容が豊富過ぎたのも災いして発禁に。
人を小バカにして楽しむ天邪鬼的な性格ではあるが、同じ魔道書仲間にはそれなりに敬意を払う。特に『パレット』や『姐さん』には一目置いているし、懐いてもいる。
己の内容からか、「命は儚いものである」という観念を下敷きにしての享楽主義者。
●『姐さん』:『山羊髭夫人の茶会』(著者不明)
人間化すると、イブニングドレス姿の(見た感じ二十代後半〜三十代前半くらい?の)女性に。グラマーな体つきでハスキーボイス、どこか退廃的な雰囲気を纏っている。
中世ヨーロッパで魔法や錬金術が流行っていた時代に発行された、その頃有名な魔術師や錬金術師の下世話なゴシップを集めた、現代の女性週刊誌っぽい内容の書物。
かなり下品かつエログロな内容もあり、若い女性などはまともに読めやしないような内容であるとは本人談。
内容の不健全さと、本気で力ある魔術師たちを敵に回したのとで、禁書に。魔術師や錬金術師からかなり本気で存在の抹消を図られたこともあったらしい。
どこか達観している雰囲気もあり、滅多なことでは動じない。
滅多に感情的になることはないが、仲間へは真摯な愛着を持っている。
●『揺籃(ようらん)』:匿典『暗黒の揺籃』
人間化すると、黒づくめの服装の痩せた青年。黒いロングコートの下は、黒いシャツにスラックス、黒レザーの服。
ロングコートは、幻の獣に姿を変える。敵対したものの恐怖心を反映し、その人物が最も恐れる者の形を取る。
「世界の終末に出現する獣」を中心に、この世の崩壊と再生について詳細に説明されたとされる書物。
「いたずらに人心を惑わし、不安と恐慌を煽る悪書」とされ、発禁に。
ペシミズムと終末思想に傾倒する世紀末の若者に一時期もてはやされた(「発禁とか却ってカッコイイ」)が、若者の一過性の熱狂の儚さを思い知る。
上記のような経験から、また、「終末」を詳細に記した己の内容からか、人間の思いの永続性を全く信じていない。厭世的で、あまり社交的ではない(お喋りは苦手)。
仲間は大切だが、必要以上にべたべたとつるむ性格ではない。実は喜怒哀楽が分かりにくいと仲間からも言われる。
●『ベスティ』:異書『ベスティアリ異見』
人間化すると、体格の良い、純朴そうな青年。普通のズボンにシャツ姿だが、何となく牧場で働きそうな風情。
「ベスティアリ」、即ち「動物寓意譚」の異端書。普通のベスティアリの解釈が宗教的な寓意に傾いているのを指摘し、より正確な動物の習性と宗教色を抜いた解釈の寓意を著したのが災いし、時の大きな宗教勢力から敵視され、異端の書として発禁に。そのような宗教的な確執を抜きにすれば、意外に他愛のない動物随筆集的なものだったりする。
穏やかな性格だが、人間に対しては苦手意識と警戒心を持っており、動物の方がいいとそちらに逃避しがち。
口下手で、動物以外とコミュニケーションを積極的に取ることができない。
●『お嬢』:極意書『太虚論』
人間化すると、チャイナ服姿の幼女。チャイナ服は華美ではないが、入念な刺しゅうが施されている。
古代中国の宇宙観にある森羅万象の根源、「太虚」を論じた書……のはずなのだが、中身はひたすら白紙。
太虚とはひたすら気が散じた空虚の状態ゆえ、白紙以上にその実像を伝える文言はない……という、作者一流の極意の伝え方、のつもりだったのだが、本気でその極意を書から会得しようとしていた人たちには通じず、怒り狂ってページを破り取るものまで出た。
ふざけすぎだという声が上がり、悪書として迫害されるように。
いつもどこかおどおどしており、他の人の後ろに隠れてしまいがち。しかし何故か己の内容(太虚の概念)については、目に涙を溜めながらも主張するほど律儀。
『パレット』をはじめ、仲間たちにはよく懐いている。
●『リシ』:リシ著「劫の断章」
人間化すると、インドのクルタパジャマ風の衣装を着た浅黒い肌の少年姿に。
無名のリシ(サンスクリットでいう聖仙。大きな経典を書いたリシの名前と違い、その名は伝わっていない)が書いた経典の一つだが。主流の教義の本筋とは大きく離れたことが書いてあり、作者もろとも教義の世界からは追放された。詳しくは本人も語らないが、人類の終末的なことに言及しているらしい。
頑固というほどではないが、強い自我と意思を秘め、しかし自分からは多くを語らない。見た目よりは大人びた風格。
責任感が強い。
●『爺さん』:異本「秘蹟大全」
人間化すると、白髪白髭の老人(そのまんま)。古代ギリシアのキトニスコス風の貫頭衣(膝丈)を纏っている。
太古の昔から人知では説明のつかない、「奇跡」としか呼びようのない出来事のレポートを膨大に収集した本。書物化するとかなり分厚い。
時の宗教勢力によって「奇跡=神の御業」と定義づけられ、何が奇跡で何がそうでないかは宗教の幹部が決定していた時代に、不可思議なことをすべて奇跡と定義づけて記載した本だったので、異端の書とされた。
いつも何か考えている。思索にふけり、話しかけても答えないことも多い。
しかし一旦口を開くと結構喋ってくれたりもする。
●『キカミ』:「奇木紙見本 草子(きぼくかみみほん・そうし)」
人間化すると、ほっそりしたポニーテールの若い娘姿。白いワンピースで、胴や腕部分は上からツタのような細い木が絡まっている。
拘束されているわけではなく、ツタは彼女とは独立して動いているようだ。(愛称:つーたん)
名前通りの紙見本。中身はない。
その紙の原料となった木が伝説の聖木とか、オカルト的ないわれのある木とかだったりするらしい(作った紙職人談)。魔道書を書く魔術師相手に、「どうせなら紙から(オカルト的に)こだわってみませんか」と売り込むために作った紙見本だったらしいが、眉唾物として悉く相手にされなかった。キカミ本人も職人の言うことは疑っていたらしい。が、時代を経て魔道書化し、今は疑って悪かったと思っている。
自分に中身がないだけに、内容のある普通の書籍に対して複雑な憧れを抱いている。結果、魔道書仲間でも屈指の読書家になった。
人間に対しては憎んでいるというより、苦手で避けたいという意識が強い。
何かあると「いやいや、だって私、紙見本だしっ」と一歩引いてしまう。己の自信のなさの現れか。
このシリーズにゆかりの深い地球人NPC
●杠 鷹勢(ゆずりは・たかせ)
魔道書達の存在が明らかになるきっかけになった事件で大怪我を負い、パートナー(幼い頃から自分の面倒を見てくれていた姉や的存在の強化人間)を失って非契約者になった。
実家は、長野の山奥に住む一族で、『神を背に乗せて走る聖獣』である白毛の山犬たちを使役する力を受け継ぐ血筋だが、鷹勢は生まれつき山犬と通じ合えず、そのために家人と折り合えず、家を飛び出してパラミタに渡った。
ただ、鷹勢と同日に生まれた「白颯(はくさつ)」という山犬だけは、子供の頃から一緒に育って心が通じ合っており、ずっと行動を共にしている。
元々本を読むのが好きな、割とおとなしい性格。
シナリオ「魔道書はアレクサンドリアの夢を見るか」でパレットと契約。契約者として復帰したことで、イルミンスールに入学した。
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魔鎧もののシリーズに出てくる/きたNPCです。
シリーズ【逢魔ヶ丘】は、謎の組織「コクビャク」の悪事を巡るとともに、各NPCの素性を明らかにし、それぞれが「居場所を見つける」までの物語でもありました。
●キオネ・ラクナゲン(サイレント・アモルファス)
魔鎧に関するよろず依頼を引き受けるらしい、空京に事務所を構える探偵の男性魔族。
魔鎧職人を名乗り。また実際に元貴族悪魔令嬢のシイダは、彼の作った魔鎧だが。
………
その正体は、「百の形態を持つ魔鎧」と言われる、炎華氷玲シリーズの一体「サイレント・アモルファス」。
己の多彩な形態を維持するために授かった、強力な「鎧形態の自己修復能力」を転用することで、魔鎧も作れてしまうという「魔鎧を作る魔鎧」である。
だがその力は本職の魔鎧職人には劣るため、作品(魔鎧)のクオリティも高くはないらしい。
『魔鎧になることを承知した魂でしか魔鎧を作らない』のは、反抗する魂を抑えつけて作れるほどの力はないから。
前身は守護天使(名前はその頃のもの)。
魔鎧「ペコラ・ネーラ」である守護天使「エズネル」とは幼馴染で、不憫な彼女を見守る兄のような感情を抱いていた。
ペコラ・ネーラの魂の欠片を追っていて巡り合った綾遠 卯雪に惹かれており、彼女から欠片を摘出した後、契約した。
多分だが、彼女の尻に敷かれている。
●ヒエロ・ギネリアン
伝説の魔鎧アーティストと呼ばれる魔鎧職人の悪魔。
造られる魔鎧は悉く美麗で個性的、なおかつ強力ということでその世界では有名な存在。
しかし千年ほど前に『炎華氷玲』シリーズと呼ばれる(現時点で彼の最高傑作とも言われる)5体の作品を発表したのを最後に、行方不明となった。
魂の欠けたペコラ・ネーラの崩壊を防ぐため、彼女を自ら装着してさらに魂を接続していたために完全にバーサーカー化していた(シナリオ「【逢魔ヶ丘】戦嵐、彼方よりつながるもの:前編」)。
しかし、ペコラが自らの意志で離脱した後には心身ともに回復。ペコラの忘れ形見(?)のエズネルの欠片でベール(一応魔鎧)を作った。
その魔鎧作りは、何かと「わけあり」な魂を素材にしたがる傾向があるようだ。
いろいろと波乱万丈の半生なのだが、何だかんだでリア充エンディング(爆)。
●千年瑠璃
炎華氷玲シリーズの一体。別名「美しすぎる魔鎧」。炎華氷玲シリーズの中でも最高峰の美しさと言われる。
元は人の子を殺すシュバリス(蛇狂女)。
ヒエロが愛した女性である。現在、瀕死の重傷を負ったところを助けてくれた貴族悪魔モーロア卿の所有となったが、延命のために自己凍結。
シナリオ「【逢魔ヶ丘】戦嵐、彼方よりつながるもの:後編」後日譚にて、復活した姿をちらりと見せました。
ヒエロと事実婚? 白い薄絹ベールの娘ちゃん(??)も出来ました(???)。お幸せにー。
その前に立つ者から戦意を奪う力を持つ。
魔鎧になる前の名前はマシェア・テンメリエ。
●刀姫カーリア
炎華氷玲シリーズの一体。ヒエロが千年瑠璃の魂から取り除いた残忍さ、好戦的な性格で作った魔鎧。人の姿は赤い髪の少女。
狂暴な部分はあるが、子供のように依存体質で、もたれかかる相手を求めている。
以前は千年瑠璃にそれを求め、再び一体となりたくて襲撃してしまった。千年瑠璃に深手を負わせたのはこのカーリアである。
シュバリスの呪いを具現化して結晶化して作った大剣を標準装備している(普段はリボンに形を変えており、それで髪を括っている)。
が、シナリオ「【逢魔ヶ丘】戦嵐、彼方よりつながるもの:前編」でこの大剣は壊れて失われる。
千年瑠璃の修復のため、行方不明のヒエロを捜していたが、その目的は達成された。
で、契約をしましたので、実は「元・NPC」扱いです。今後は皆様と協力して仲良くやっていくんだよ。
●ペコラ・ネーラ
炎華氷玲シリーズの一体。
その前身はエズネルという名の守護天使(女性)。
夢魔を父とするため、血筋を何より重んじる一族内で激しい迫害を受けていた。
『装着したものの戦意を無限に鼓舞する』能力を持つため、彼女をあまりに長期間装備していると『狂戦士(バーサーカー)』化する。
ヒエロによって魔鎧化したがその後、魂の欠片を落とすほどの損傷を受け、ヒエロが長きに渡って装着して魂を接続し、崩壊を防いでいた。
そのためヒエロは狂戦士化したが、シナリオ「【逢魔ヶ丘】戦嵐、彼方よりつながるもの:前編」にてそれを憂いて自らヒエロから離脱する。
「【逢魔ヶ丘】戦嵐、彼方よりつながるもの:後編」にて、『ペコラ・ネーラ』としては消滅した。
が、その後、「ペコラが最後に残した一握りの生命エネルギー+卯雪の中にあったエズネルの魂の欠片」をヒエロが再加工し、白絹のベールのような魔鎧を作った。
力も存在も微弱なものとなってしまったので、人化するかどうかは不明だが、以後はヒエロと千年瑠璃によって保護されていくことになる。
●グラフィティ:B.B
炎華氷玲シリーズの一体。
その前身は、禁断の書として焼却処分された魔道書『万象の諱』である。(下記『パレット』参照)
処分されて実存の身を失い霊的存在となって異世界にいたところをヒエロに召喚されたのがきっかけで、彼の手により魔鎧化された。
装着した者の知力を高め、標的の「決定的急所」を知らしめる力があるという。
●綾遠 卯雪(あやとお・うゆき)
空京の、キオネが事務所を構える雑居ビルの1階に入っている弁当屋「ぽかぽっか弁当」でバイトをしている地球人少女。日本人。
日本にいた時の同級生で契約者になった友達が結構いるが、本人は非契約者。
本人曰く、一度契約を試みたことはあるが、「資質がなかった」らしく、出来なかったとか。
気が強く、正義感も強い。
契約にこだわりはない。夢はいつか自分の弁当屋を持って独立し、一代で財をなし、女手一つで育ててくれた日本にいる母に楽をさせてあげること。
………
実は、その魂の中に、ペコラ・ネーラの欠け落ちた魂の欠片が混入していた。
欠片は卯雪自身の魂の奥深くに入り込み、半分埋もれて沈着していたが、最終的に(B.Bの力を借りた)キオネに摘出された。
欠片の影響がなくなったことで契約者としての資質が現れ、キオネと契約した。
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ついでに、「カフェ」のNPCキャラも。
○香羽 鈴里(こうば・すずさと):若い女性型機晶姫。細身で長い黒髪に茶色の瞳。
香羽 萱月(こうば・かやつき):青年(♂)型機晶姫。髪は短いが、それ以外は鈴里に瓜二つの外見。
7年ほど前から、大陸のどこかに突然現れて、また突然時空の狭間に消える、ということを繰り返してきた謎のカフェ『カフェ・マヨヒガ』を切り盛りする「双子の機晶姫」。
消滅と出現を繰り返すシステムは、店内にある機晶回路と彼らとの連動によって起こるらしく、またその要因は機晶姫たちの不安感情によるものであるらしいとシナリオ「漂うカフェ」で判明したが、それ以上の詳しいことはまだ解明されていない。
二人ともいつも大らかでにこにこ接客をしている。現在ツァンダ郊外に定着中。
○イーリー・ガルフィス:シャンバラ人の機晶回路技師で研究者、40代の男性。カフェ・マヨヒガの機晶回路の謎を究明しようとしている。
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ついった:fracoko86
サンプルイラスト
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