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水琴桜花 (みことおうか) |
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マスター登録日 2012年09月12日 |
ページ最終更新日 2014年09月26日 |
作品数 14 |
得意ジャンル 冒険 |
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自己紹介
水琴桜花です。
私の最終シナリオ『パラミタ・イヤー・ゼロ』が公開されました!
最後まで熱いリアクション、本当にありがとうございます!
何かとやらかしが多くて、いろんな方々に迷惑をおかけした体たらくマスターの私でしたが、こうしてシリーズを完結できたのは皆様のおかげです。重ね重ねありがとうございました。
マスコメではできるだけ感謝の言葉で埋めたかったので、あえて端折りましたが、こちらでは謝罪をいくつかさせていただきたいなと思います。
まずは、リアクションの提出が遅れてしまって、大変申し訳ございません。
あと、敵キャラの名前が長すぎました。『セルフィッシュジーン・ウォーカー』だけで、16文字もあるんですよね。貴重なアクション欄を割いてしまってごめんなさい!
さらに、私がストーリーテラーとして未熟だったため、せっかく鋭いアクションをかけてもらったのに、上手く明かせなかった設定がチョコチョコとございます。
たとえば、八紘零とニコラ・ライヒナームの過去なのですが、
・もともと零とライヒナーム家は繋がりがあった
・零はパラミタから『虚空樹の種』を地球に持ち込み、大陸を独占するため《パラミタ大陸のステルス計画》を行った
・実験は失敗し、代わりに地球の英霊を種のなかに閉じ込めてしまった。その様子が、フィラデルフィアで行われたステルス計画の噂に似てるため、ニコラは『フィラデルフィアの都市伝説』の話を聞くと表情が曇る
・ニコラは零の手から虚空樹の種を奪い、パラミタに運び込むと、『世界コイル』として研究をはじめた
・いっぽうの零は、永遠樹の種を発見。時空を超える力があるのを知り、大陸のステルスではなく、もっと壮大な計画――『未来永劫に渡って自身のDNAを残す』という野望を抱いた
という感じです。
もっと細かい経歴なども考えてあり、こちらで公開しようと思っていたのですが……。やっぱり止めておきます。
いろいろと問題がありそうというのも理由のひとつですが、なにより物語というのは、読み手の想像力に委ねるべきじゃないのかと、考えなおしたからです。
語りきれないことはあったのですが、今となってはそこに悔いはありません。私があれこれと説明してしまうより、プレイヤーさんたちに、自由に想像してもらえたらいいなと思います。
というわけで、最後までぐだぐだ感の拭えない体たらくマスターでしたが、皆様に少しでも思い出をつくれていたら嬉しいです。
私はこれで蒼空のフロンティアからお別れします。
マスターとして今のところ再開の予定はありませんが、『三千界のアバター』あたりにひょっこり参加するかもしれないので、また名前をお見かけしたら「あ、あいつか」と思い出していただければ幸甚でございます。
蒼フロの世界はまだまだ続いていきます。皆様のパラミタ生活がより充実したものになるよう、ニコラや愛音羽といっしょに、願っています。
それでは。
●シナリオ解説(最終回前まで)
私のシナリオには、裏で人身売買や人体実験をおこなっている【多国籍企業・ZERO】の創設者、『八紘 零(はっこう れい)』が暗躍しています。
彼はさまざまな部下を従えて、パラミタ大陸の征服を企んでいます。
八紘零をめぐるシナリオもいよいよ大詰めです。そのクライマックスとして、シリーズ『パラミタ・イヤー・ゼロ』(全三回+特別編)がはじまりました!
シナリオは、『蠱毒計画〜プロジェクト・アローン〜』以降が一連の流れとなっております。
以下に大まかな流れを記します。
軍事組織【エグゼクティブ・ジャイナ(EJ社)】によって、子供たちを蟲に改造する実験・【蠱毒計画】が行われる。
契約者の活躍で、EJ社は壊滅。人体実験の首謀者『陽鴻烈』を逮捕。【パラミタセラピーバエ】を使い、子供たちは元の姿に戻る。(蠱毒計画〜プロジェクト・アローン〜)
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人体実験のルートを探るうち、消滅した星の幻影とともに謎の天災【星辰異常(せいしんいじょう)】が発生。それに便乗した零の部下たちが、放射性物質を大量に含む鉱石【アトラスの瘡蓋】を回収する。
ドラゴン討伐隊の進路を防ぐ【竜哭(りゅうこく)の滝】は流れなかったが、説得で進軍をやめさせることに成功。少女とドラゴンの恋を成就させ、星辰異常は終息する。(涙の娘よ、竜哭に眠れ)
↓
アトラスの瘡蓋を利用して、零が下着型の核兵器を開発。それを装着したテロ組織【ナスティ・ガールズ】が、東西のシャンバラ代王を人質にとり、ニルヴァーナの児童施設を襲う。
零の要求はファーストクイーンのクリスタルだったが、契約者が迎撃に成功。ナスティ・ガールズの一人を洗脳から解く。彼女は『花澤 愛音羽』として、契約者とともに零を倒すことを誓う。また、行き場を失った多くの子供が契約者によって保護された。
その後、たいむちゃんの調査により、クリスタルの情報がコピーされていた痕跡がみつかる。(ナスティ・ガールズ襲来)
↓
八紘零が【三種のギフト】とともに、企業の研究施設【拷問島】に潜伏しているという情報を入手。彼らを捕らえるため、契約者たちは拷問島に乗り込んだ。零の手下になった兄を止めるため『ニコラ・ライヒナーム』も皆の後を追う。
契約者たちは、零がいた核シェルターまで進むも、あと一歩のところで取り逃す。ニコラの兄が死亡。三種のギフトの右腕が行方不明に。拷問島の由来となった『拷問器具のギフト』が契約者の従者となる。
零の計画、【アポカリプスの開闢】の真相が明かされた。(パラミタ・イヤー・ゼロ 〜DEAD編〜)
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ハイナの貯めていた【ラビットコイン】が、零に丸ごと奪われ葦原島が財政危機に。再建のため【太陽がおっぱい作戦】を敢行する。
【レイトウモロコシ】の群れに妨害されるも、ニコラの持つ【世界コイル】から巨乳好きの女神【亞麻 天羅子(あま てらす)】が現れ、おっぱい作戦は成功。葦原島の財政は建てなおされた。
零が万能細胞【ZERO細胞】の研究をしていることが発覚する。(パラミタ・イヤー・ゼロ 〜NAKED編〜)
↓
アトラスの傷痕に建設された原子力発電所で、零がギフトの右手を使った【赫空の儀式】を開始。
契約者たちが発電所へ乗り込み、儀式の完成を防いだ。『夜灼瓊禍玉』、『天殉血剣』が新たに契約をむすぶ。『夜炎鏡』、陽鴻烈、八紘零が死亡。零の秘密を知る【時を賭ける少女】を捕獲。
零は死の直前、謎めいた言葉を残す。「私の遺伝子は永遠に刻まれる。それが私の真の野望――【ジェネシスの終焉】なのだよ!」(パラミタ・イヤー・ゼロ 〜愛音羽編〜)
だいたいこんな感じになっております。
すべての流れを把握している必要はないので、初めての方でも気軽にご参加ください!
本シリーズは造語が多いため、用語集もまとめてみました。もちろん、すべて理解していただく必要はありません。
※最終シナリオで特に重要なものには「☆」をつけています。
【多国籍企業・ZERO】
八紘零が創設した企業。判明しているだけでも、電力・通信・報道・金融・製薬・武器売買・人身売買と幅広く手がけている。契約者たちの活躍により、現在は崩壊状態。
【エグゼクティブ・ジャイナ(EJ社)】
ニルヴァーナに存在した民間軍事組織。零がファーストクイーンのクリスタルの力を奪うために設立した。子供を使った人体実験などを行っていたが、契約者たちのおかげで壊滅。
【蠱毒計画】
蟲の遺伝子を移植した少年少女を地下室に閉じ込め、最後の一人になるまで殺し合いをさせる実験。生き残った子供は、EJ社が発見した独自のギフトと融合させられ、ファーストクイーンのクリスタルを奪う兵器となる。
一回目の実験では、生き残った少年がギフトと融合した後に暴走。契約者によって保護された彼は、今では恋人となかよく故郷でくらしている。
二回目の実験は、開始直後に契約者たちが阻止した。
【パラミタセラピーバエ】
患部に蛆を這わせ、害になる組織だけを除去する『マゴットセラピー』専用に品種改良された蝿。この蛆虫を大量に丸呑みすると、体内で蟲の細胞だけを食べてくれる。蟲に改造された者にとっての解毒剤。また、パラミタセラピーバエは急速に成長するため、呑み込んでから約30分後には成虫となり、一斉に口から飛び立っていく。
これにより第二回蠱毒計画での子供たちや、蛭と融合させられた花澤愛華羽は、人間の姿に戻ることができた。
☆【星辰異常(せいしんいじょう)】
消滅した浮遊島の幻影とともに、激しい天災がおとずれる謎の現象。
星辰異常が起きるときは、必ずその島の生存者がいて、精神に何かしらの異常をきたしているという。生存者の気持ちを落ち着かせれば星辰異常が鎮まるとされているが、その治療法は浮遊島によって様々。
☆【竜哭(りゅうこく)の滝】
アトラスの傷痕周辺にある、かつては滝が流れていたと噂される崖。今ではすっかり水が枯れているが、崖の前で愛を告白すると、滝があふれ出るという伝説がある。
熾天使と噂された少女と、心優しいドラゴンが、崖の近くに住んでいる。
【アトラスの瘡蓋】
赤黒い色をした光沢のない鉱石。アトラスの傷痕周辺から発掘された。プルトニウム239に似た性質をしているので、零はこれを回収し、核兵器の開発や原子力発電所の建設に利用した。
【ナスティ・ガールズ】
下着型の核兵器を着用した二人組の女性。零に洗脳された愛人であり、テロリスト。『ファット・ガール』と『リトル・ウーマン』という原子爆弾を思わせるコードネームで呼ばれ、それぞれキノコ絡みの趣味を持つという不謹慎極まりない人たち。どれも零の悪ふざけによる設定。
リトル・ウーマンが死亡。ファット・ガールは洗脳を解かれ、『花澤 愛音羽』としての記憶を取り戻す。
【拷問島】
葦原島の西に浮かぶ三日月型の島。零の企業の研究施設がある。名前の由来は、島に『拷問器具のギフト』が住んでいたため。
現在は無人島となり、完全に閉鎖されている。
【三種のギフト】
零の側近で、三種の神器をモチーフにした『剣』『勾玉』『鏡』のギフト。彼女たちの右腕には強大な魔力が宿っていた。
契約者によって切り落とされた右腕は、後に零が回収。魔力の解放を企てるも、契約者たちが完全に破壊する。
鏡のギフト『夜炎鏡(やえんのかがみ)』が死亡。最後まで楽しそうに笑っていた。
剣のギフト『天殉血剣(あまのじゅんけつのつるぎ)』と勾玉のギフト『夜灼瓊禍玉(やさかにのまがたま)』は、新たなパートナーと契約し、零による支配ではなく、自分らしく人を愛しながら生きていくようになる。
【レイゲノム】
ファーストクイーンの力を応用して、零が作成した魔導書。彼のゲノム(遺伝情報)が記されている。パラミタのすべての生物のゲノムに干渉する力を持つ。
零が入手できたのはクリスタルの情報のみだったため、けっきょく完成には至らなかった。零の死と同時に、ただの記号の配列となって消える。
☆【アポカリプスの開闢】
零がこれまでのキャリアをつぎ込んで果たそうとした計画。彼はレイゲノムの力を使い、パラミタ中のすべての人間に自分のゲノムを植えつけようとしていた。
計画は契約者たちによって阻まれたが、彼にはまだ更なる野望があるらしい……。
☆【ZERO細胞】
正式名称・Zenith Eternize Radial Omnipotence cell(絶頂永遠性放射性全能細胞)。零が発明した、どんな臓器にも作り変えることができる細胞。
いわゆる人工幹細胞だが、彼がいうには、「ただの万能細胞とはわけが違う」。
【ラビットコイン】
空京たいむちゃんが開発した仮想通貨。まだ不安定な部分が多く、普及にはいたっていない。ハイナがいろいろやらかしたので葦原島は財政難に陥った。
【レイトウモロコシ】
全長2〜3メートルの巨大トウモロコシ。アポカリプスの開闢の試験として、零がパラミタトウモロコシの遺伝子を操作したもの。契約者たちはこれを大量に捕まえ、バイオエタノールの原料にした。食べても美味しく無害なので、缶詰などに加工してハイナが売りさばいたが、一部では「人肉の味がする」という都市伝説(?)が生まれたという。
☆【世界コイル】
全長二十メートルほどの巨大な石で、パラミタ大陸に似た形状。コイルのなかには神々の英霊が閉じ込められており、その力をうまく使いこなせば、パラミタの電気と通信がまかなえるとさえいわれている。所有者はニコラ・ライヒナーム。
世界コイルには、なにかライヒナーム家にまつわる呪われた過去があるらしい。ニコラに『フィラデルフィアの都市伝説』の話をすると、表情が少し曇る。
また、八紘零が建設した原子力発電所の地下にも、世界コイルに似た石が発見された。はたして世界コイルと関係があるのだろうか……?
【太陽がおっぱい作戦】
ハイナが発案した、クリーンエネルギー開発のひとつ。別名『オペレーション・アマテラス』。世界コイルに引きこもった太陽神の魂を、裸踊りでソーラーパネルの前におびき出し、電力に変えるというもの。
契約者たちの素敵な裸踊りのおかげで、作戦は成功をおさめた。
【赫空(せきくう)の儀式】
三種のギフトたちの右手を使った儀式。八紘零が呪文を唱えると、上空はこれまで三種のギフトが殺めてきた者たちの血で赤く染まる。
契約者たちの完璧なチームプレイにより、儀式を未然に防ぐことができた。
もし赫空の儀式が完成していたら、ギフトの右手の魔力によってZERO細胞が活性化。契約者たちは、零の遺伝子が組み込まれた子供を、無理やり産み落とすはめになっていたのである。
☆【ジェネシスの終焉】 不明。
用語集は以上です。
これらの用語は、知らなければ不利になるということはありません。しかし、たとえガイドに登場していない用語であっても、シナリオに沿ったかたちで使用してもらえればリアクションに採用する場合があります。知っておけばちょっと得をするかもという感じです。
また、リアクションでの混乱を避けるため、私のシナリオ限定の特殊な事例をPC名(敬称略)とともに記します。
風森 巽 ◇変身ベルトを壊され、変身ができなくなる。(DEAD編)
牡丹・ラスダー ◇三種のギフトの右腕を直す。(DEAD編)
エレナ・リューリク ◇封印の魔石にレイトウモロコシを封じ込める。(NAKED編)
葛城 吹雪 ◇零から秘密兵器を渡される。(DEAD編) 兵器の名は『ウルティマ・ラティオ・レーグム』といい、爆発か、性格が反対のクローンを生み出す効果があることを知る。(愛音羽編)
●オリジナルNPC
私のNPCを紹介していきます。
『花澤 愛音羽』と『ニコラ・ライヒナーム』については、専用のページをご参照ください。
◇パラミタ・イヤー・ゼロシリーズ
■八紘零
【多国籍企業・ZERO】の創設者。国籍は日本。初老にさしかかった男ですが、見た目はダンディです。
彼は幼い時に両親を亡くし、天涯孤独で育ったため、自分が生きた痕跡を残すことに異常な執着をみせます。
その狂気の一端は、教導団が発見した手記からも垣間見れるといわれています。彼の手記は、近いうちに公開されるでしょう。
■亞麻 天羅子(あま てらす)
コイルのなかに封印された(というより引きこもっていた)太陽を司る女神。淡い褐色の長髪で、巫女装束のような衣服を着ている。貧乳。
彼女がナイスおっぱいを見るたび、額にある円い髪飾りがピカピカと光る。口癖は「眼福。眼福じゃ!」
名前のとおり、本体は日本の最高神とされる天照大御神。だが、どこでどう魂が歪んだのか、今ではただの巨乳好きな痴女になった。
■時を賭ける少女
八紘零が連れてきた未来人の少女。彼女は『寿命』を賭けたギャンブルに勝ち続けたため、《永遠》に匹敵する寿命がある。
少女の持つ永遠の寿命、そして未来の知識が、零の計画に深く関係しているらしいのだが……。
◇その他
■西園寺 沙耶(さいおんじ さや)
財閥『西園寺家』の娘。ロリータ・ファッション。
黒のロングヘアーをお嬢様結びにしているが、髪を下ろしてボサボサにすると、熾月瑛菜と瓜二つに。
かつては病弱だったが、執事の『鏡夜』と契約することで人並みの健康体になれた。
血液を水の上に垂らして、浮かんだ模様で未来を予知する魔術が使える。それにより業界の動きを予見、高い経済効果を生み出し【サヤノミクス】と謳われた。
西園寺家は近年、パラミタに通信事業を広げようとしている。
■鏡夜(きょうや)
沙耶の執事。イケメン。モノクル着用。隠れS。
詳しい経歴は不明だが、幼少期はとある殺人部隊に所属していたという噂がある。人体改造を繰り返し、その度に体内へ暗器を仕込んでいる。
強化人間として、沙耶と契約した。
■綾小路院ヶ崎 麗華(あやのこうじいんがざき れいか)
沙耶をライバル視する女性。西園寺グループに対抗するため、複数の財閥が合併して『綾小路院ヶ崎家』が生まれた。麗華の父親は不明。
彼女は近年、パラミタに自動車事業を広げようとしている。
空京に工場を構えており、マーケットシェアのトップが目標。ブランド名は
【AYANOKOUJIINGAZAKI】。
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