クリエイティブRPG 蒼空のフロンティア

「さっ、マナ様、オヤツの準備が整いました。
それでは僭越ながら、某がお毒見を、うぐっ」

いつものようにオヤツの毒味をした瞬間、
鼻に突き抜けるような刺激がシャーミアンを襲った。

「うははは、ワサビの匂いすら見抜けないとは、
それでマナさんの護衛が務まるのですか！？」

イタズラの成功にワサビチューブを握りしめて勝ち誇るクロセル。

「むぅ、私のケーキが…」

そして、オヤツを台無しにされて複雑な心境になるマナであった。

葦原明倫館

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