クリエイティブRPG 蒼空のフロンティア

『パラミタヒーロー大戦！』　あらすじ

バレンタインデー（※こちらからご覧になれます）で、
ふんどし仲間の援護およばず
リア充たちの熱々の空気に撤退したふんどし達でしたが、
決して滅びたわけではなかったのです。

運命の白き日。
彼らは“恋人たちが楽しむ場”である
空京のテーマパーク「デスティニーランド」を襲撃しました！

彼らの目的は、デスティニーランドで
ホワイトデーの記念に植えられる予定だった
「恋愛成就の樹」が生えるという種揉み『スーパーシード』を持つ千種みすみでした。

種を植える式典にふんどし達がなだれ込み、会場は大混乱。
みすみは『スーパーシード』が入った種揉み袋を落としてしまいました。

その後、“誰か”が『スーパーシード』を拾った瞬間、
『スーパーシード』が光輝き、
デスティニーランドは、不思議な空間に囚われたのでした。


スーパーシード……
古い言い伝えによれば、それは、
“願い事”を叶える特別な種、だと言います。


一方、デスティニーランドを訪れていたダイソウトウは、
話に聞いた『スーパーシード』を手に入れるため、
そのカリスマでふんどし達を束ね、『スーパーシード』を奪うよう命じたのでした。

スーパーシードを持った千種みすみは、ふんどし兵たちに追われて逃げていた。そこへ――

【Ｐヒーロー大戦！】ＮＩＮＪＡ兵
柊　恭也
オリュンポスの真っ当な科学技術の粋を集めて作られたパワードスーツを身に纏い、成り行きで悪の尖兵として刃を振るう！
今日も何処かで戦隊ヒーロー達と戦い、数の暴力と合体ロボに屈しかけながら戦い続けているのだ！

《ヴィラン（悪役）登場！》

ふんどし兵「うおおお、わしらもこの純白の“ソウル”スーツで戦いますぜぇ！」

最初からクライマックス級に強そうな仲間の登場に、ふんどし兵たちはふんどしを締め直して士気を上げた！
【Ｐヒーロー大戦！】健康促進戦隊
ソレンジャイ
世に不健康そうなものが現れたときやつはくる。
蒼汁（アジュール）片手にやつはくる。
ごにゃ～ぽ☆と叫びながらやつはくる。
「ふんどし一丁とは以下略。さぁ、蒼汁を飲んで心身ともに健康に成るんだ☆」
魂が抜けそうなほどにまずいスカイブルーなスライムジュースを掲げてやつは来る。

《ヒーロー登場！》

ふんどし兵「うげっ！　なんだこの飲み物はあ！」
ふんどし兵「まずい！　だが健康になった気がするぞ！　もっと俺の体を見てくれ！」

蒼汁を飲まされたふんどし兵たちはばたばたと倒れていったが、一部のふんどし兵は体に張りが出て喜んだ！
【Ｐヒーロー大戦！】魔法少女再び！？
リネン・エルフト&フリューネ・ロスヴァイセ
【ヒーロー】ペガサスの衣の魔法少女
『プリンセスフリューネっ！』
『プリンセスリネンっ！』

もうフンドシとは言わせない！？
ペガサス繋がり一発ネタだったはずの魔法少女、ヒーロー大戦に颯爽登場！


《ヒーロー登場！》

ふんどし兵「げえー！　あのとき（カラフルＶＤ）のふんど――」

ふんどし兵は前回よりもさらに早く吹っ飛ばされた。

フリューネ
「たまにはこんな格好もいいわね。よーし、やるわよ！」
【Ｐヒーロー大戦！】悪の女幹部！
ソフィア・フローベール&桜井 静香
可愛い子への執着、弱い自分を治したいという願い…それが彼女たちを悪の道へと歩ませたのだ…！

《ヴィラン登場！》

みすみ
「可愛い子への執着……私狙われちゃう？」

みすみは勘違いした。

静香
「なんか僕、凄くこの格好が似合ってる気がするよ！　気が大きくなってくる！」
【Ｐヒーロー大戦！】鬼武蔵推参！
森 長可
トンネルを抜けるとそこは他世界だった―――
小牧長久手にて眉間に銃弾を受け戦死したはずだったが、気がついたらランドにいたという「他世界からの漂流物」という設定。
今日も元の世界に戻る術を求めて流離い、ふんどし男どもを見つけるや否や、一片の迷いもなく自慢の十文字槍・人間無骨を振るい理由なき無差別殺戮ショーの開幕だ！サツバツ！



《ヒーロー登場！》

ふんどし兵「ぐわー！」
ふんどし兵「ぎえぴーっ！」

森　長可はふんどし兵たちをばったばったと斬り倒していった。

みすみ
「助かった。けど、なんかこの人も怖い……」

みすみは再び逃げ出した。
【Ｐヒーロー大戦！】変身！銃火器メイド！
騎沙良 詩穂&アイシャ・シュヴァーラ
ふたりの中に流れる熱きメイドのご奉仕精神が覚醒して
選ばれし給仕戦士となるのである。
汚物は清掃だー！！

詩穂の小柄な体にとてつもない重量のガトリングガンからは
一分間に３６００発のデスティニーポップコーンを掃射できるのだ！
理論上これに耐えられるふんどしなんか存在しないのであーる！

ライフルからの狙撃とメイドスナイパーへの変身により、
元々運動が苦手なアイシャでも
ふんどし軍団と渡り合うことができるぞ！


《ヒーロー登場！》

殺伐とした場面から一転、二人の癒し系給仕戦士が現れた。

アイシャ「デスティニーランドの未来にご奉仕します」

毎秒６０発発射されるポップコーンに、ふんどし兵の残党たちは次々と撃ち倒されていく。
辛うじて避けたふんどし兵も、走りづめで空腹の者が多く、散らばったポップコーンに群がった！

みすみ
「この種モミも弾に使って」

二人の優しそうな気配を感じとり、みすみは給仕戦士たちの陰に隠れた。
【Ｐヒーロー大戦！】夢が誠か誠が悪夢
高峰　結和
「必ず大総統様にスーパーシードをお届けしますっ」

ぐりりぐるりの善悪反転！

＼ジークダークサイズ／

《ヴィラン登場！》

ヴィラン側にも強力タッグが登場！
ぐる～り反転、セクシーくのいちと威風堂々魔道士だ！
普段とは正反対の自分にだって変身できる！そう、デスティニーランドならね！

【Ｐヒーロー大戦！】白き法と黒き外法
宇都宮 祥子&ティセラ・リーブラ
「ダイソウトウにも困ったものね」
「あら？お知り合いですの？」
「…ちょっとどころじゃなくね。たまにはお仕置きしなくちゃダメみたい」

正道たる指揮官と外道たる侠客の秘めたる力がスーパーシードによってここに顕現。
道と法の表裏を識るヒーローに死角はない！

《ヒーロー登場！》

――喧騒からやや離れた観覧車の頂上。

光と影のタッグヒーローが降り立った。

ティセラ
「再びこの星剣ビックディッパーを振るうときがきたようですわね」

ダイソウ　トウにきつーいお灸をすえるべく、強力タッグが今発進する！
【Ｐヒーロー大戦！】悪の剣士！
上杉 優陽&泉 美緒
悪の道へと堕ちた剣士はただ血を求め続ける…！

《ヴィラン登場！》

ふんどし兵たちがほぼ無力化されたころ、悩殺ボディー的な意味でも危険な二人の剣士が現れた。

美緒
「ふん、ちんちくりんが。その稲穂を血に染めてやる……ですわ」

お嬢様を演じるのに疲れたのか、美緒はキャラが変わっていた。

個性溢れるヒーローたちの活躍によって、ザコふんどし兵たちは退けられた。
現状、ヒーロー勢がやや有利といったところか。
しかし、その実力は幹部クラスと思われるヴィランたちも登場し、
更には上級ふんどし兵が控えている！　……かもしれない。

戦いはこれからだ。

◆　◆　◆

一方そのころ。

金鋭峰
「一体なんだ？　この白いモヤは。外に出られんぞ」

関羽
「むう、白兎馬が何頭もぐるぐる回っている」

英照
「あれは“メリーゴーランド”だ。しかしこの状況……」

金鋭峰
「どうやら事件に巻き込まれたらしいな。私たちも動くとするか」

デスティニーランドにバカンスに来ていた金　鋭峰たちも、この空間に閉じ込められていた。


☆現在のＮＰＣ召喚状況

●ヒーロー側所属
・【フリューネ・ロスヴァイセ】
・【アイシャ・シュヴァーラ】
・【ティセラ・リーブラ】

●ヴィラン側所属
・【桜井　静香】
・【泉　美緒】

※所属は、今後の展開によって変化する可能性があります。
　また、関羽、英照、鋭峰は現在、ヒーローでもヴィラン（悪役）でもないので、力を発揮することはできません。

お待たせいたしました。
『パラミタヒーロー大戦！』の第１回をお届けします。

様々なヒーローやヴィラン、更にはイコンまで登場し、初回から大変賑やかになりました。
今後どのような新キャラクターが登場するのか、そしてスーパーシードはどうなるのか、楽しみです。

第２回の開催期間は2013年4月3日(水)～2013年4月16日(火)となります。
※タイトル付けの最終締め切りは、2013年4月17日（水）10:00となります。

デスティニーランドの中心で待っておりますので、この不思議な空間に是非お越しください！

次々と登場したヒーローとヴィラン（悪役）。壮絶な“種”争いが繰り広げられる中――

【Ｐヒーロー大戦！】エージェントＲ
九条 ジェライザ・ローズ
デジャヴのように忘れ去られる存在
仕事を終えたらすぐにその場から消える
名のない女が女の名前
沈黙が女の言葉
社会に帰属しない組織の一員として害をなす存在を倒す。


《ヒーロー登場！》

光当たるヒーローがいれば、影のヒーローも存在する。
彼女は何も残さない。人々の記憶にも残らない。
しかし、その“仕事”は確実に世界を変えるのだ。
【Ｐヒーロー大戦！】ミニスカ戦闘員
アルテミス・カリスト
「ダイソウトウ様！
ダークサイズの盟友、秘密結社オリュンポスより、
騎士アルテミスが援軍に参りました…
…って、なんですか、この格好っ？！」

デスティニーランドに駆けつけたアルテミスは、
何故か悪の戦闘員の格好になっていた！

「そ、それに、なんでミニスカートなんですかぁっ！」

スカートの裾を気にしながらヒーローと戦うアルテミスであった。

《ヴィラン登場！》

お茶の間の皆様、お待たせいたしました！
秘密結社オリュンポスからかわいい刺客の登場だ！
やっぱりふんどしよりミニスカの方がいいよね！

【Ｐヒーロー大戦！】これでも一応魔法少女
下川 忍
そこに現れたのはメイド風の魔法少女であった。
「彼女」は姿に見合わない口調と声でこういう。
「僕は素の状態で羽目をはずしてたはずだ」
すると彼女はその姿に見合う口調と声でこういう。
「面倒だけど魔法少女メイディング☆しのぶとして戦うよ」
「願い事はある」
「けどオリュンポスを止めなきゃそこにいる意味はない！」
ちなみに彼女の願い事は、
「男の娘が百合園で大手を振って過ごせるように」。
だが忍は男の娘の範囲内なのか？

《ヒーロー登場！》

それはメイドか魔法少女か。
デスティニーランドに舞い降りた“彼女”は、常に二つの側面をもつ、ヒーローの中でも異色の存在だ。
行け！　魔法少女メイディング☆しのぶ！　その願を叶えるため。
【Ｐヒーロー大戦！】オリュンポスの機械龍
バイパーゼロ


《ヴィラン登場！》

機械龍は何も語らない。
しかし、その物々しい装甲は雄弁すぎるほどに語っていた。
ヒーローたちにとって、この戦いがいかに厳しいものになるかということを。

【Ｐヒーロー大戦！】降臨！暗黒の破壊神！
アキラ・セイルーン
突如、世界に闇が落ちた
空を覆い尽くすほどの禍々しい巨体が不意に、そこに現れた
それこそアキラが不思議な空間の力で変身した暗黒の破壊神の姿だった！

「我こそはアキラ・セイルーン。暗黒の破壊神也
脆弱なるモノどもよ、刃向かいたくば刃向かうがいい
足掻きたくば足掻くがいい
そして知れ！己が無力と絶望を！
この世界が我らダークサイズによって面白おかしく支配される様を、腹を抱え笑いながら見ているがいい！！」


《ヴィラン登場！》

みすみ
「ラスボスきちゃった……」

事態はスーパーシード争奪戦どころではなくなった。
破壊神自身も気がついていないようだが、彼を放っておけば面白おかしいことになる前にこの空間自体が消滅し、誰も元の世界には帰れなくなるだろう。
そのあまりに強大すぎる力でデスティニーの法則が乱れるからだ。
もはやヒーローだ、ヴィランだ、などとは言っていられない状況なのかもしれない。

破壊神の登場により、闇の力が巨大に膨れ上がった！
ヒーローたちに訪れたピンチの時――――

【Ｐヒーロー大戦！】褌なんかに負けない！
リネン・エルフト&フリューネ・ロスヴァイセ
結　果
『フンドシには勝てなかったよ・・・』
というかフンドシじゃないと勝てなかったよ・・・

魔法少女界の禁じ手「パンチラ」攻撃
襲われた二人はどうなってしまうのか！？

《ヒーロー登場！》


フリューネ
「くっ！　いつもより露出が少ないはずなのに、この恥ずかしさは何！？」
※一応、普段の露出の多さを自覚していたんですねフリューネさん。


おお、なんということでしょう。
ぱんつ　では　ふんどし　には勝てなかったのです。
絶体絶命の魔法少女たち！
しかし、彼女たちにはまだ残されている！　そう、フンドシフォーム（もっとかわいい名前募集中です）への変身が！

変身を躊躇う二人に、ふんどし兵が迫る……そこへ――！

コリマ
（しかし、お前たちの“ふんどし”は、本来の力が全くと言っていいほど引き出されていない。
幾多の恥練を乗り越えた者でなければ、ふんどしの本来の力を引き出すことはできぬのだ）


【Ｐヒーロー大戦！】メタボ＆マッスル！！
騎沙良 詩穂&アイシャ・シュヴァーラ&コリマ・ユカギール&ドン・マルドゥーク
強襲！
メタボ＆マッスル！！
ついに現れたダークサイズふんどし軍団の幹部たち！！

「マッスルポージング（白い歯、キラリ☆）！」
「肉壁防護！」

メイド銃士のデスティニーポップコーンの弾丸をも
その肉体で防御するふんどし軍団の幹部達は強敵だ！

今こそ火を噴け！
分間３６００発のガトリング！

《ヒーロー登場！》

ヒーローに蹴散らされるザコふんどし兵たちにしびれをきらし、とうとうふんどし幹部が現れた！
このふんどしたち、どこか見覚えが……

メイド銃士ＶＳふんどし幹部の戦いが今始まる！


アイシャ
「デスティニーポップコーンが通用しないなら、詩穂と私のＷガトリング☆アタックで！」
ドン・マルドゥーク
「いきなりガチの武器に切り替えた！？
しかし！　鉛弾などカナンの南風がつくったこの勇猛なボディで蹴散らしてくれよう！（しこを踏みながら）
ところで、この姿は妻らに内緒にしてほしいんだが……どうだろうか？」
コリマ
（“ソウルスーツ”の性能は我々の方が圧倒的に高い。ぱんつとは違うのだよ、ぱんつとは……！）


【Ｐヒーロー大戦！】美少年を我が物に！
同人誌 静かな秘め事
「願いが叶うスーパーシード？
なんて素晴らしいのでしょう。
是非とも手に入れなくては。
そして美少年と男の娘を集めてハーレムを………。
ふふふ…楽しみですわ」

《ヴィラン登場！》

お茶の間の皆様、お待たせいたしました！　その２！
妖しいお姉さんの登場だ！
彼女がスーパーシードを手に入れるのと、彼女に魅了された美少年、男の娘が自然と集まって来るの、どちらが早いだろうか。

次々と現れるヒーローとヴィラン。そして、繰り広げられる熾烈な戦い。
だが、アキラ・セイルーンが破壊神として爆誕してしまった。
その圧倒的力によりデスティニーの法則は乱れ、このままではデスティニーランドが消滅してしまう。
この状況を前に、ヒーローとヴィランは一体どうするのであろうか。
そして、スーパーシードは希望となりうるのか？

次回、いよいよ最終回。


☆現在のＮＰＣ召喚状況

●ヒーロー側所属
・【フリューネ・ロスヴァイセ】
・【アイシャ・シュヴァーラ】
・【ティセラ・リーブラ】

●ヴィラン側所属
・【桜井　静香】
・【泉　美緒】
・【コリマ・ユカギール】
・【ドン・マルドゥーク】

※所属は、今後の展開によって変化する可能性があります。
　また、関羽、英照、鋭峰は現在、ヒーローでもヴィラン（悪役）でもないので、力を発揮することはできません。

ダイソウトウ
「まさか破壊神が誕生するとは。
これで、ダークサイズの勝利は確実になっ――むぉおおう！？」

ダイソウトウは破壊神の放った衝撃波に吹っ飛ばされました。

「う、うん……あー、違う。お前は間違っている。敵はあっちで、こっちは味方――ぬぉおおおう！？」

ダイソウトウは吹っ飛ばされました。（パート２）

「ふっ……少々力を持て余しているようだな。いや、余し過ぎているようだな！
うーんん……なにかアレを止めないと、とってもマズい気がしてきたぞ……」
　
スーパーシードどころでは無くなってきたらしいダイソウトウでした。

お待たせいたしました。
『パラミタヒーロー大戦！』の第２回をお届けします。

た、大変なモノが誕生してしまいました……。
デスティニーランドはどうなってしまうのでしょう！？

次回はいよいよ最終回です。
開催期間は2013年4月17日(水)～2013年4月30日(火)となります。
※タイトル付けの最終締め切りは、2013年5月1日（水）10:00となります。

手に手を取り合って破壊神と戦うもよし。
欲望の赴くままにスーパーシードを求めるもよし。
悟りを開いて座禅でジェットコースターを楽しむもよし。
全ては皆さんの行動にかかっています。

泣いても笑っても次で最後！
ご参加お待ちしております。

現れた破壊神アキラの超絶な影響の前にヒーローは為す術はないのだろうか――

【Ｐヒーロー大戦！】羅刹（ラセツ）覚醒
グロリアーナ・ライザ・ブーリン・テューダー
「卿等、妾を満たしてみよ――闘争こそが、我が糧に他ならぬ」

彼女は嘗ての王。
ラセツの道を極めダークヒーローとして今またヴィラン相手に紅刃を振るう。
その渇望を満たせしは死屍累々と倒れ伏すヴィランの姿のみ。

「イングランド王エリザベスが命ずる――ただ、死すべし」

口元に愉悦さえ浮かべ、戦場（いくさば）をただ、王は歩を進める。
紅刃が一閃される度、無惨に斬り刻まれた褌が戦塵と共に舞い散っていく。

「愉しき哉」

《ヒーロー登場！》

混迷のデスティニーランドにダーククイーン降臨。
紅き閃光が闇を斬り裂く。
いざ、破壊神討伐へ！

ティセラ
「これは頼もしいラセツの登場ですわね。さあ、とも破壊神を倒しましょう」
【Ｐヒーロー大戦！】朱の煌めき
遠野 歌菜&月崎 羽純
デスティニーランドを染める朱の煌めき

「最後に勝つのは、愛でしょ！」

正義も悪も関係ない
スーパーシード、今こそ、皆に愛を！

魔法少女アイドルは高らかに愛を歌い
光が満ちる

《ヒーロー登場！》

破壊神が暴虐の限りを尽くすデスティニーランドに、歌菜の透き通った歌声が響き渡る。
彼女の願いに応えるように、デスティニーランドのあちこちから光の柱が上がった。
それは、スーパーシードが成長した“スーパーツリー”だった。
スーパーツリーの放つやわらかな光――愛――が周囲を包み込んでいく……！

静香
「はっ、僕ったらなんて恥ずかしい格好を！？」

美緒
「こんなはしたない姿、わたくし耐えられません……」

愛の力で、ヴィランたちの心も浄化されていった。

※でもお二人の場合、普段とあまり変わってないですよね。

ドン・マルドゥーク
「妻と娘への愛が湧きあがってくる。
　重ねて頼むが、この姿のことは内密にしてくれ」

コリマ
（五感より大切なものを失った気がするが、大した問題では……）

【Ｐヒーロー大戦！】全力の魔力ビーム！！
エリシア・ボック
［ヒーロー側］光撃の魔法少女　エリシア

　破壊神に向かって放つ最光撃！！

「この地に揺蕩う凡ての『想い』を、魔法陣に集め、重ね、束ねて放つ最強最大の魔力ビーム！　くらうがよいですわ！！」

《ヒーロー登場！》

人々の願いによって溢れ出した愛を吸収し、“光撃の魔法少女”エリシアは最強最大の魔力光撃を放った。
想いをのせた巨大ビームは破壊神を直撃！
破壊神はついによろめいた。

ティセラ
「押してるわ！」

フリューネ
「いっけー！」

アイシャ
「あと一息です！」

ダイソウトウ
「おお、ついにやったぞ！
　……はっ、違う！　
　くそう、そんな馬鹿なー！」
【Ｐヒーロー大戦！】ユニオン合体ポーズ
鳴神 裁&アリス・セカンドカラー
「でっかいアトラクションだー☆」
「え？あれどうみてもラスボｓ、、、まぁいいや合体だよ」
「はーい♪」
「「融身（ユニオン）☆」」

《ヒーロー登場！》

倒れ込む破壊神。
このアトラクション（？）に乗るなら今しかない！
鳴神　裁とアリス・セカンドカラーはユニオンして破壊神の背中に乗り、最大最後のスリルを楽しんだ。

フリューネ
「ちょっと何してるの！？　危ないから戻りなさい！」

フリューネは慌てて空を飛び、二人を回収しに向かった。
【Ｐヒーロー大戦！】創造手
御手洗 ジョウジ
「真打ち登場か・・どうやらようやく創造主である俺の出番のようだな・・」

職人魂をもって、創造主であり、創造手だと勝手にのたまう
巨大な軍手。

そう・・・彼の手には創造種（スーパーシード）と千種　みすみが握られていた。


亡き妻の指輪が、淡く光る。

《ヴィラン登場！》

満を持して創造手登場！
……したころには、破壊神は撃ち破られ霧散していた。
みすみは、彼に入った亀裂の向こうに、おかしくなる前のデスティニーランドを発見した！

みすみ

「この亀裂からもとのデスティニーランドに戻れるみたい。
どうやらここは、パラレルワールドのようなものらしいね」

【Ｐヒーロー大戦！】ここにスーパーシード
騎沙良 詩穂&アイシャ・シュヴァーラ
「ここに」
「キマシタワーを」
『建てよう！』

賑やかなデスティニーランドの片隅にある
誰の人目にもつかない小さな草原。
ここにスーパーシードを蒔こう。
芽吹き、やがてキマシタワーになるような幹をつけるように。
２人だけの秘密なのだから…。

「アイシャちゃん、会いたかった。
夢で会えたらあなたはどんな笑顔で、
どんな言葉をくれるんだろうって。
やっぱりこれは夢？」
「詩穂、わたしは…」

『ありがとうデスティニーランド…。』

《ヒーロー登場！》

戻った先は、いつもと変わらぬデスティニーランド。今となっては、夢のようなあの空間が少しなつかしい。
スーパーツリーから落ちた新たなスーパーシードを持ち帰っていた詩穂は、それを人知れずデスティニーランドの片隅に植えた。
その間、彼女の隣にはずっとアイシャが寄り添っていた。
それは夢か幻か。知っているのは、スーパーシードとデスティニーランドだけ。

アイシャ
「お疲れ様、詩穂。
　もう少しだけこの穏やかなひと時を二人で楽しみましょう。」

人々の願いを受けたスーパーシードはスーパーツリーへと成長し、
デスティニーランド全域に“愛”を降り注がせた。

光撃の魔法少女エリシアは愛の力を吸収し、最強最大の魔力光撃を放つ。
魔力光撃は破壊神アキラを直撃し、ついに破壊神は倒された。

こうして、デスティニーランドの平和は守られた。
創造手に入った亀裂をくぐると、そこはもとのデスティニーランドであった。
どうやら、スーパーシードの力で『パラレル』とでも呼ぶべき
もう一つのデスティニーランドができていたようだ。

スーパーシードは破壊神を倒すために消費されたが、
詩穂は新たに生み出されたスーパーシードを持ち帰り、
デスティニーランドの片隅に埋めていた。

いつの日か、またこのスーパーシードを巡って騒ぎが起こるかもしれない。
そしてその時、スーパーシードは人々の確かな希望となるだろう。


ダイソウトウ
「破壊神が倒されたか。（ちょっと安心したぞ……）
　今回のところは引きさがってやるとしよう。
　
　しかし、やはりふんどしでは力不足だったか。
　次に征服計画を進める際には、水着を解禁するしかなさそうだな。

　覚悟しておけ。ダークサイズこんなものではないぞ」

リベンジを誓い、ダイソウ　トウは漆黒のマントを翻しました。

【完】

お疲れ様でした！
『パラミタヒーロー大戦！』の最終回をお届けします。

破壊神誕生でどうなることかと思いましたが、
皆さんの愛の力でデスティニーランドの平和は守られました。

またひょんなことから、もう一つのデスティニーランドへの扉が開かれたりするかもしれません。
その際には、是非またみなさんの活躍を見せてください。
スーパーシードも、みなさんの願を待っていると思います。
ご参加お待ちしております。


なお、惜しくも期間までの納品が間に合わなかったヒーロー大戦イラストにつきましては
期間内に注文され、5月14日（火）までに納品されたものを対象にディレクターズカット集を作成させていただきます。
タグ入れは5月15日（水）朝10：00までとなります。

これは、本編では語られなかった物語――

【Ｐヒーロー大戦！】無慈悲な精神攻撃
宇都宮 祥子
悪い子にはお仕置きしちゃいましょうね～。
というわけで精神攻撃です。ショックで悪化するかもしれませんが懲りて元に戻るかもしれません？

《ヒーロー登場！》
祥子は衝撃的なシーンが収められた写真を静香に見せた。

静香

「そ、そんな……嘘だ！
こんな事実あるわけがない！」

静香の精神が乱されていく。静香は大人の階段を一歩昇った。
【Ｐヒーロー大戦！】実は参戦していました
御神楽 陽太
「エリシアがスゴイ攻撃を放つ様子ですし‥俺たち夫婦もこっそり支援しましょう。愛のエネルギーを集めるのなら上手く協力できそうです！」

《ヒーロー登場！》
“光撃の魔法少女”エリシアが魔力光撃を放つ陰で、彼女のパートナー夫婦は愛のエネルギーを集めていた。
こと愛に関して、この二人の右に出るものはいない。

環菜

「しっかりやりなさいよ、エリシア。
　あなたなら大丈夫。私たちがついているわ」
【Ｐヒーロー大戦！】来週からは
雷霆 リナリエッタ
「よいこの皆、パラミタヒーロー大戦は楽しかったかしらあ？」
「来週からは、暗黒ナラカセクシーレンジャーの始まりよお」
「部屋の明かりを消して、親には内緒で見てね、ふふふ」

《ヴィラン登場！》
リナリエッタは先を見据えて番宣をしていた。
『暗黒ナラカセクシーレンジャー』は局地的な放送局で次週から放送予定！　お楽しみに！

今回は『パラミタヒーロー大戦！』のディレクターズカットをお届けしました。
残念ながら本編には登場しなかったシーンを取り上げております。
どれも本編に負けず劣らず魅力的なイラスト＆アクションでした！

それでは、たくさんのご参加ありがとうございました。