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　夏、それは薔薇が一休みしてしまい、美しい姿が見られなくなってしまう時期。

　５月〜１１月頃まで次々と目を楽しませてくれるほど種類が豊富だというのに、この季節はなんとつまらないものか……ルドルフ・メンデルスゾーン（るどるふ・めんでるすぞーん）ルドルフはひっそりと溜息をついてしまします。

　じりじりと照りつける太陽の光、それを受けて煌めく噴水のしぶきを見て、あることを思いついたのです。

『見られないのであれば、作り出せばいいではないか！』

　あなたたち生徒を講堂に集めて提案したのは、夏の気怠さを吹き飛ばすような夏祭り。

　美しい展示だけに限らず、ユーモア溢れるものまで歓迎すると言います。

　さらに、頑張っている企画チームや全力で遊んだ人たちには、夏の課題免除や普段はイエニチェリとその親しい者しか入ることの許されない特別な庭園でのティーパーティへお誘いもあるなど、様々な噂が飛び交い始めてしまいます。

　しかしルドルフは、全ての噂を否定することなく微笑むだけで、真実を教えてくれません。

　お祭りを楽しみたい生徒やご褒美を楽しみにしている生徒など、理由はそれぞれですが皆が楽しそうに催しを考え始めたようです。

　あなたなら、どんなお祭りを企画しますか？

　それとも、全力で遊びに出かけますか？

　皆さんの目的は「夏祭りを楽しむこと」です。
　純粋にでもご褒美目当てでも、楽しむことによって何かがあるようです。
　なにもせずに傍観していると、とんでもない目に遭うかもしれません。

　戦闘のない穏やかな時間を、パートナーと共同作業で盛り上げたり、屋台を巡って仲良く遊ぶのもいいでしょう。
　とくに、同じ物を企画した人をは友好が深まるでしょうから、これからの学園生活も楽しくなるかも知れません。

　開催場所は学園の中となるので、教室や中庭など至る所で催しが開かれます。
　遊び回るにしても、目的を持って動かないと１日はすぐに終わってしまうでしょう。
　
　また、誰も催しを企画しなかった場合には親衛隊が動くので、基本的なお祭りの屋台（飲食や射的・クジなどの遊ぶもの）はあるので、それらをパートナーと食べ歩いたり対戦したりすることも出来ます。
　もしかしたら、一緒に並んでいた他の学生との対戦もあるかもしれません。

・屋台を作り、大盛り上がりをする。

・イケメンコンテストを開催し、イエニチェリに媚びを売ってご褒美をＧＥＴ！

・食べ物屋は制覇しようと、朝からトレーニングをしてお腹を空かしておく。