「砂上楼閣 第一部」第二話のシナリオガイドをお届けします。
第一話に引き続き、第二話に参加される方は、前回のリアクションの結果に基づいたスタートとなります。
そのため、外務大臣の接待係として乗り込んでいた女生徒達は武装をしていません。浮遊島にはモンスターが跋扈していますが、いきなり剣や槍といった武器を使って戦うことはできませんのでご注意ください。
第六天魔衆の方々は、外務大臣一行に追撃をかけることもできますが、彼らもまた謎の「力」に巻き込まれ、浮遊島に墜落させられています。無傷ではないためパワーバランス的には五分と五分だと考えてください。
薔薇学生・他校生共に浮遊島不時着組ができる行動は主に下記の内容となります。
●第六天魔衆との攻防戦に参加する。
ルドルフもこの行動を取ります。事前に防御用の策を作ったり、罠を仕掛ける他、第六天魔衆が襲いかかってきたら迎撃します。もちろんこちらから伐って出てもかまいません。
●野営の準備をする。
火を起こしたり、泉に水を汲みに行ったり、果物を探したりする他、食用とするモンスターを狩ることもできます。
●大河とともに遺跡探検に行く。
遺跡の中にはモンスターの他に落とし穴や落石といった罠が仕掛けられています。しかし、大河は戦力としてまったくアテにならないので、守ってあげてください。
基本的には上記3つの中から行動をひとつお選びください。あれもこれもと欲張っても、描写が薄くなるだけです。
雪之丞と行動をともにしている空京組に関しては、第一話で捕縛された方が参加していなかった場合、行動が「救出」に限られてしまいます。その場合、救出に向かう飛空艇の中で、PCが何を考え、今後どのように行動していきたいと思っているかを教えてください。
地球とパラミタの民族問題について考えるも良し、いきなり暴動に巻き込まれたことに脅えたり憂いるのも良し。薔薇学生としてこれからどんな行動を取るべきか真剣に考えるのも良し、です。行動の制限がある代わりに、リアクション執筆の際には、キャラの内面を伝えることに注力したいと思っています。
タシガン残留組は、地球人排斥派との攻防になりますが、まだ完全な暴動にまでは発展していない状態です。第三話以降、話し合いで解決するか、武力鎮圧をせざる得ないかは、皆さんのアクション次第となります。この際にも、行動だけでなく、何故その行動をとったかという理由や、キャラ的な行動背景を教えていただければ、リアクション執筆の際に活躍しやすくなります。
もちろん途中参加も大歓迎です。その場合、描写はされなかったものの「その場にいた」とするか、下記のような感じで、新たに理由を考え絡んできてください。
●途中参加サンプル・1(学校問わず)
外務大臣専用の飛空艇に乗っていた友達を助けに行く。
※浮遊島は通常の小型飛空艇で行ける場所にはありません。雪之丞に嘆願し、一緒に連れて行ってもらうことになります。
●途中参加サンプル・2(学校問わず)
タシガンの地球人排斥派の一人として参加する。
※薔薇学生の場合、排斥派と行動をともにしなくても、裏でつながっている…というアクションをとることもできます。
●途中参加サンプル・3(学校問わず)
空京で捕らわれている第六天魔衆の人々を救出する。
※このアクションをかける場合、第二話参加決定者の中に空京捕縛者が一人でもいる必要があります。もしもいない場合、没扱いとなる可能性もあるので、お気をつけください。
●途中サンプル・4(薔薇学生専用)
ジェイダスの小姓として登場する。
※まぁ、これもありかな、と。ただ、私の中では小ネタ扱いなので、活躍できるかどうかの難易度はかなり高めです。当シナリオではBL的な要素は封印とさせていただいているため、下手したらジェイダスの額に浮かんだ汗を拭って終わりかもしれません。その代わりに、アクション次第では先々イエニチェリに匹敵するほどの権力を握れる可能性もあるポジションです。
Top illustration by 朝梟さま
遅ればせながら、素適なイメージイラストをありがとうございます!
・第六天魔衆を迎撃する(浮遊島不時着組専用)
・大河とともに謎の遺跡を探索する(浮遊島不時着組専用)
・雪之丞とともに救助に向かう。(空京残留組&新規参加者)
・ディヤーブとともに排斥派に会談を持ちかける(タシガン残留組専用)
・空賊として外務大臣に襲いかかる(第六天魔衆専用)