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世界を再起する方法(最終回/全3回)

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シナリオガイド

世界の再起をもたらす為に、かの人物は神子として覚醒する――
シナリオ名:世界を再起する方法(最終回/全3回) / 担当マスター: 九道雷

 
「本当に行くのかよ?」
 サルファと、その持ち剣である魔剣・グランナーク
 コハクの命を狙って襲撃をかけようという彼等に、傷が魔法で治療できないサルファを案じて、トライブ・ロックスター(とらいぶ・ろっくすたー)が言いました。
 サルファの意志は揺るぎ無いようで、止めることはできそうにありません。

 おもむろに、サルファは魔剣を構え持ち、トライブに向けて構えました。
「!?」
 本気の殺気を感じ取り、咄嗟にトライブも身構えます。
 サルファの魔剣から、漆黒の炎が噴き出しました。
「何っ……!?」
 突然体が動かなくなり、トライブは精神的な重圧を感じて身動きがとれなくなったのです。
「何だっ……プレッシャーか……?」
 サルファがすっと剣を引くと、刃からの黒い炎はおさまり、トライブの体も動くようになりました。
「私は、行かなきゃ」
 身を翻すサルファに、トライブは訊ねました。
「何の為にだ?」
「自分の為によ」


 一方、操縦者グロスを失ったゴーレムは、グロスによる最後の命令を実行すべく、ツァンダに向かっていました。
 風森 巽(かぜもり・たつみ)が蒼空学園校長、御神楽 環菜(みかぐら・かんな)に報告をしましたが、一言、
「何とかしなさい」
とぴしゃりと言われてしまいました。

 ツァンダでは、アリア・セレスティ(ありあ・せれすてぃ)による最終防衛ラインは引かれていましたが、それより先に、問題が発覚しました。
 殆ど暴走に近いゴーレム達は、通行不可能でない限りの障害はまっすぐに踏破しています。
 人の住む村も例外ではありません。
 そして、ゴーレムがツァンダに向かう道筋の途中には、聖地カルセンティンがあったのです。
 その森を、ゴーレムが迂回するかどうかは、誰にも判断がつきませんでした。


 そして聖地カルセンティンでは、地下世界・ザナドゥから這い出してきた魔物によって、守り人アレキサンドライトが重傷を負わされる事件が起きていました。
 聖地を穢されてしまえば、見えない穢れの傷を負った、鈴木 周(すずき・しゅう)ラルク・クローディス(らるく・くろーでぃす)の聖水による治療が難しくなってしまいます。
 また、”導きの羅針盤”たる女王器も、針を動かす為には聖水が必要だと解っています。
 巨大で素早く、アレキサンドライトの腕を切断寸前までにした鋭い爪を持つ魔物は、現在一時的に、聖地内の結界に封じ込めてあります。
 怪力と、素早さ、そしてその爪の他にどんな攻撃を持っているのかは解らない、と、アレキサンドライトは言いました。

 その聖地内には、コハク達が求める”結晶”があり、コハクは聖地モーリオンにて入手した”結晶”を手に、カルセンティンに向かおうとしています。



 コハクは神子ではなく、神子を見出す目を持つ者。

 死に際、そうグロスは言い残しました。
 では、神子は一体誰なのでしょうか。
 その運命は誰に託され、そして受け入れられるのかどうか、それを知る者も、まだ誰もいませんでした。


担当マスターより

▼担当マスター

九道雷

▼マスターコメント

 あっという間に最終回です。

 ガイドには登場していませんが、オリヴィエ博士とハルカは、事情を知って、1回帰った方がいいのかも? と皆を心配しています。
 ヨシュアは、自分が行っても足手まといになるし迷惑をかける、と思いつつも、ゴーレムの最後を見届けたい、という思いがあるようです。
 コハクの居場所は1、2回共にプレイヤーさんのアクションによっていましたが、最終回ではカルセンティンに向かいますのでご了承ください。

 それでは、アクションを楽しみにお待ちしています!

▼サンプルアクション

・サルファの襲撃に備える

・聖地に出現した魔獣を倒す

・巨大ゴーレムを破壊する!

・やりたいことは他にある

▼予約受付締切日 (予約枠が残っている為延長されています)

2010年05月25日10:30まで

▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました)

2010年05月26日10:30まで

▼アクション締切日(既に締切を迎えました)

2010年05月30日10:30まで

▼リアクション公開予定日(現在公開中です)

2010年06月11日


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