初めまして歩樹 杙と申します。
ゲームマスターとしてまだまだ未熟ではありますが
楽しいシナリオを作れるよう頑張りたいと思います。
よろしくお願いします。
雅羅の救援と事情は、行動を起こす全ての人物が知っています。
■幽霊について
壺の中から解放された幽霊たちは種類も、その性格もばらばらなようです。
例えば……
トイレで泣き続ける幽霊
いじめに遭い、その死後もトイレの個室に籠り、泣き続けている女の子です。
彼女の泣き声に感化するように水が暴走し、第三者へと襲い掛かります。
音楽室のピアノを鳴らす幽霊
永遠に満足することなど無いように、独りピアノを鳴らし続けています。
山賊たちの幽霊
生徒や服飾部のマネキンや人体模型などに憑りついて、略奪行為を行っています。
主に更衣室や学食で。
マネキンや人体模型に憑りついた山賊の強さは、ゴブリン並ですが、
生徒に憑りついている場合は生徒の能力に準じます。
取り憑かれた生徒は正気を失い、略奪欲が増幅しています。
子供たちの幽霊
小さな悪戯を仕掛けては人が驚く様をケタケタ楽しんでいます。
ただ彷徨っている幽霊
何をするでなく、ただボンヤリと彷徨っている幽霊です。
勿論上記以外にも、幽霊が潜んでいる可能性もあります。
■黒い影
壺の中に封印されていた黒い影の塊です。
影は幽霊を取り込むことで大きさを増していくようで、学園にあふれた幽霊を取り込むために校内をうろついています。
生者が触れると、やがて死に至る熱病を患ってしまいます。
影には、あらゆる攻撃などが通じず、影を封じることが出来るのは“壺”だけです。
既に何人かの生徒が影に触れてしまったため、熱病に倒れています。
熱病は影が壺に封じられれば治療が可能です。
■封印について
幽霊を従わせ、雅羅の元へ連れて行けば彼女が封印を行ってくれます。
彼女がそのための道具を用意してくれています。
ただし今はそれを封じるための器が存在していません。
元の壺は割れてバラバラになってしまいました。
また幽霊を封印する他に、幽霊の未練を聞き、それを埋めてあげることで
満足させ成仏させるという手段も考えられます。