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シナリオガイド

太陽さんさん、島のビーチに燃え上がれ! 水着でカレー大食わせ大会!
シナリオ名:水着とカレーと、大食いと。 / 担当マスター: 640

 
 照りつける日差しはもはや、初夏というより完全な真夏。ここは、常夏の島。
     
「食べないのか? せっかく、無料で食べ放題なのに」
「……いえ、辛いのはちょっと」
 
 ビーチには水着を着た人々が溢れています。そしてなぜだか無数のキッチンが、──野外キッチンがずらりと並んでいます。
 そして。そんな人々と同じように水着を着てテーブルへと座った設楽 カノン(したら・かのん)の前には、カレーが置かれていました。
 
 辛い物は苦手。そう言ってぱったりと手の止まっている彼女を呆れたように見下ろす馬場 正子(ばんば・しょうこ)もまた、水着。
 カレーを運んできたお盆を抱える、詩壇 彩夜(しだん・あや)も同じく、ウェイトレスのエプロンの下には水着を纏っていました。
 
 白い砂浜に広がるのは、芳ばしい香辛料の、すなわちカレーの匂い。
 あちらもカレー。こちらもカレー。各所のキッチンでは三人や観光客たち同様水着姿の料理人たちが、各々腕によりをかけたカレーを拵え、振る舞っています。
 
 それもそのはず。今日はなにしろ、そういうイベントなのですから。
 食べる側は、いくらでも食べ放題。
 食べさせる側が、一体何杯のカレーを食べさせることが出来たか、その味を、人気を競い合う。
 ルールはひとつ、水着着用。会場がビーチゆえ。
 インド風も、タイ風も、欧風も、日本の家庭風も。ありとあらゆる独自のカレーで、参加者たちは優勝目指してこのイベントに挑んでいます。
 
『第一回 パラミタ内海 水着でカレー大食らわせフェスタ』。名は体を表すといわんばかりにその文字のあしらわれた横断幕が、青空の下、翻っています。
 
「うーん。せっかく涼司くんから旅行券、タダでもらったのに」
 
 来るタイミングをミスったなあ。ぼやくカノンはそれでもひと口、せっかく運んできてもらったのだしと、カレーを口に運びます。
 
「……あ、おいしい」
 
 が。
 
「……でも、辛い」
 
 彩夜の差し出した水を慌てて飲み干し、彼女は息を吐きます。やっぱり、辛い。無理。
 
「あの。辛いのが苦手なら、あんまり辛くないのを探してみるとか。わたしもカレーは甘口ですし」
 
 頬杖を突いた彼女に、彩夜が提案をします。ふむ、とカノンはそのまま、会場となっている広いビーチをぐるりと見渡します。
 たしかにそういうのも、ありかもしれないな。そんなことを思いながら。
 
「にしても、どうして皆水着じゃないといけないんですか?」
「そういうルールだからな。食い放題なのだ、そのくらいはな」
 
 本部テントに見えた主催者の地祇を見つめて、カノンの言った疑問に正子が答えました。島の所有者──『蒼の月』
 
 さあ、皆さん。大いに食べ、あるいは大いに競い、そしてともに、大いにこのイベントを盛り上げていきましょう。
 

担当マスターより

▼担当マスター

640

▼マスターコメント

 ごきげんよう、ゲームマスターの640です。最近日に日に暑くなってきておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
 さて、そんな夏間近のこの時期に、今回はひと足はやく夏を先取りしたこんなシナリオガイドをご用意させていただきました。
 
 今回皆さまが訪れるのは、シナリオ『夏の海と、地祇の島』にも登場した、パラミタ内海に浮かぶ、地祇『蒼の月』が所有する常夏の島です。皆さまにはこの島で、『第一回 パラミタ内海 水着でカレー大食らわせフェスタ』というイベントに参加していただきます。
 
 このイベントは文字どおり、『誰が一番多くのカレーを来場客に食べさせることが出来たか?』を競う競技です。食材や、カレーのタイプの選択は自由、また食べる側は原則無料でカレー受け取り放題、食べ放題です。日没までにどのキッチンのチームが最も多くのカレーを振る舞ったかを競い、一番多くカレーを食べさせることが出来たチームが優勝となります。ルールはただひとつ、来場者も、出場者も水着を着ているということだけ。あとは不正さえなければどんなカレーをつくっても、何杯食べてもそれは自由となります。また、大会実行委員長に就任した馬場 正子の独断と偏見によって一番おいしかったカレーも選ばれます。
 お腹いっぱいになるまでカレーを食べるもよし、うっかり激辛カレーに火を噴いてしまうもよし。腕によりをかけたカレーを振る舞うも、実験的なとんでもないカレーをつくってみるも、全て皆さまの自由です。目の前は海、皆さま水着ですから汗をかけば泳いで涼むことも容易です。
 
 上述のとおり、馬場 正子は今回、このイベントの実行委員長として会場内をまわって各所の味をたしかめています。
 設楽 カノンは涼司からもらった招待券でやってきてはいますが、辛い物が苦手ですので、イベント自体に苦戦しているようです。彼女に敢えて激辛カレーを勧めていたずらしたり、彼女でも食べられそうなカレーを勧めてあげたりしてもいいかもしれません。
 詩壇 彩夜は、『蒼の月』に手伝いを頼まれ、会場のテーブル整備やイートインスペースの接客を任されているようです。
 それでは、皆さまの来場をお待ちしております。
 

▼サンプルアクション

・本格派インドカレーで勝負!

・あちこちのキッチンで様々なカレーを食べてまわる

・パートナーと激辛カレーの大食い勝負!

・せっかく海が前にあるのだし、ワカメとヒトデとクラゲのカレーを……。

▼予約受付締切日 (予約枠が残っている為延長されています)

2013年06月01日10:30まで

▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました)

2013年06月02日10:30まで

▼アクション締切日(既に締切を迎えました)

2013年06月06日10:30まで

▼リアクション公開予定日(現在公開中です)

2013年06月20日


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