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【蒼空に架ける橋】第4話の裏 終末へのアジェンダ

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【蒼空に架ける橋】第4話の裏 終末へのアジェンダ

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シナリオガイド

一休みかと思った。そんな事は無かった。
シナリオ名:【蒼空に架ける橋】第4話の裏 終末へのアジェンダ / 担当マスター: 高久 高久



※前回のあらすじ
 参ノ島で脱獄に失敗した結果、ナオシ達は浮遊島の犯罪者が収容される監獄島へと収容されてしまいました。
 しかしそこで待ち受けていたのはミサキガラスタタリを名乗る謎の存在の襲撃。
 他の囚人達を血祭りに挙げたタタリは、ナオシ達を牢から出しゲームと称して追い掛け回します。
 一方、脱出したモリ・ヤ達の話を聞き、ナオシの妹であるオミ・ナが救助に来ます。
 しかし何とか脱出は出来たものの、ナオシは重傷を負ってしまいます。
 意識の戻らない中、弐ノ島に逃げ込んだ一行は、オミ・ナから過去にあった出来事を聞くのでした。


――弐ノ島。
 監獄島から逃げ出し、数日が経過しました。
 しかし傷の深さのせいか、部下たちが付きっ切りで看病していますがナオシの目は覚めません。
 その間コントラクター達やモリ・ヤはオミ・ナ達の集落で世話になっていました。
 これからどうするべきか、どう行動するべきか。答えが見つからずもどかしい中時間だけが過ぎていきます。

――ある日の夜、オミ・ナの部屋。
 部屋にはオミ・ナとモリ・ヤが居ました。
 モリ・ヤはオミ・ナに呼び出され、『ナオシと同行して起こった出来事を話してほしい』と言われたのです。
「話す事は構わないが……こっちもそんなに長くいたわけではないから詳しくは話せないぞ?」
「それでいいよ。一体何があったかを知りたいんでね」
 そう言われたモリ・ヤは「わかった」と頷くと語り始めます。
 偶々通りかかった所で魔物に襲われている船を助けた事、密漁の罪で捕まり纏めて拘束された事、参ノ島脱獄の事等々……
「――とまぁ、知っている事はこれくらいだな」
 一通り語り終え、モリ・ヤが一息吐きます。
「成程ねぇ。兄貴、戦力にするつもりだったのか……」
「そう言っていたな。それで拉致という方法を取るのは正直どうかと思うが」
「まぁ、その辺りは兄貴らしいんだけどねぇ……」
 話を聞き、何やら思案するような表情をしていたオミ・ナがモリ・ヤの目を見据えます。
「聞きたいんだけど、モリ・ヤの目から見てあの地上の人ら――コントラクターってのは戦力になると思うかい?」
 オミ・ナの言葉にモリ・ヤは腕を組み、少し考えてから口を開きます。
「こっちも全員を見ていないからわからないが、丸腰だというのに武装した傭兵に突っ込んだり、躊躇いもせず雲海に飛び込んだりと度胸はあることは確かだろうな。実力もそこいらの荒くれ共連れてくるより遥かにあるだろう」
 その言葉に「そっか……」と再度オミ・ナは思案する表情になります。
「なら余計にあの人らを失うわけにはいかないね」
「……どういうことだ?」
「今ね、結構厄介な事になってるんだよ」
「厄介な事?」
「ああ、実はあの人ら以外にも地上から、多分コントラクターの人が来ているらしいんだけどね……」
 そう前置きしてからオミ・ナが話したのは、つい先日コト・サカを殺害しマフツノカガミを奪ったのは地上人である』というニュースが流れたという事でした。
「おまけにモノ・ヌシの殺害も関わってるんじゃないか、って煽ってたね」
「やられたな……それもクク・ノ・チが関わってると?」
「勿論。『われわれはきみたちに対し宣戦布告も辞さない』、だとさ。格好良すぎて反吐が出るね」
 嫌悪感を隠そうともせず顔を顰めてオミ・ナが吐き捨てます。
「状況は?」
「肆は勿論、壱、伍ノ島は地上の人らを敵とみなしてるね。うちや参の太守は今の所表だって何か言っているわけじゃないけど、あのニュース見る限りじゃ何処にも行けやしないねぇ――そ・こ・でぇ……モリ・ヤの出番ってわけよ」
 ニヤリとオミ・ナが口の端を歪めてモリ・ヤの肩をポン、と叩きます。
「ちょーっとばかしさ、コントラクターの人連れて雲海で時間潰してきて」
「……すまん、色々と説明してくれ」
「あの人らをうちで匿うにしても、安全とは言い切れないからね。これで懸賞金なんか出たら釣られてホイホイと差し出す馬鹿がうちに居ないとも限らないんだよ、残念ながらね。だからって今すぐあの野郎の所殴りこもうにも、兄貴はあの様だし準備ができていない。ちょっと時間が必要なのさ。何処かの島に行くより、雲海の方がまだ安全かもしれないからね。モリ・ヤの船はもう動かせるんだろう?」
 オミ・ナの問いにモリ・ヤは「まぁ、な」と頷きます。
「でもそれならそっちの船の方が安全じゃないか? こっちはあくまでも漁船だ。襲われたら一溜りもないぞ?」
「申し訳ないんだけど、こっちはこっちでちょっとやる事があってね。あまり大人数で動けないんだ」
「事情は……話せないようだな」
「すまないね。それともう一つ。できるなら漁で金も稼いでもらいたい」
「金も?」
「ああ。兄貴の容体なんだけど……こっちで何とかするのもちょっと限界なんだ。医者に診せるにも普通の医者は事情が事情だから診せられない。となると金次第で何とかしてくれるヤミ医者に頼る必要があるんでね」
「わかった。何とかしよう」
「後この事はあの人らには話さないでおいてもらいたいんだ。あの人らの事だ。この事を知ったら突っ走る可能性が高いからね。準備を整えないと、何もかもが終わる
 その言葉に思い当たる節でもあるのか、唸りつつモリ・ヤが頷く。
「……それもそうだな。しかし一体なんと言って船に乗せればいいんだ?」
「ああ、それならあたしに任せておいてよ」
 そう言ってオミ・ナはけらけらと笑いました。それを見て、モリ・ヤは何か嫌な予感がしました。

――それから少し後。オミ・ナはコントラクターを集め言い放ちました。

「お前ら、明日から漁に行って来い」
「「「突然何で!?」」」
「うちだって慈善事業じゃないんだよ! タダメシ食ってないで働いて銭入れろ!」


「――強引にも程がある」
 その様子を見て、モリ・ヤは頭を抱えつつ『ああいう点は兄妹なのかもしれん』と思うのでした。

――一方。
 ウヅ・キは一人、誰もいない部屋に居ました。
「……どうしよう」
 ウヅ・キは手首に装着されている腕輪を見つめ、呟きます。これは参ノ島の傭兵として支給された、傭兵同士で連絡を取る事が出来る代物です。
 この腕輪を使えば、ウヅ・キの仲間である参ノ島の傭兵達に連絡を取る事が出来ます。
「……オミ・ナさんの話が本当なら、このままにするわけにはいかない。けど私達だけじゃ足りない……」
 ウヅ・キは悩んでいました。この腕輪を使い、連絡を取れば手を貸してもらえるかもしれません。
 しかし、まず仲間達にこの話を信じてもらえるだけの証拠がありません。その場合、連絡を取った事で他の面々を窮地に追いやるかもしれません。
 その事を考えると、この腕輪を使う勇気が出ないのです。
「……けど、私もやらなきゃ」
 ウヅ・キは覚悟を決めたようにそう呟きました。

担当マスターより

▼担当マスター

高久 高久

▼マスターコメント

 初めましての方は初めまして。そうでない方はまたお遭いしましたね。高久高久です。
 このシナリオは、シャンバラとカナンの間にある雲海に囲まれた5つの島を巡っての冒険物となる寺岡志乃GMのシナリオ、の裏側で起きている出来事を描いたものとなっております。

※注意
 今回こちらのシナリオに参加される方は、寺岡志乃GMのシナリオには参加できません。
 尚前回の参加者には今回招待を出しております。


■目的
 今回は決戦に向けて準備を進める回となります。
 地上人である皆様は現在、各島で容疑をかけられている状況であり、目立った動きは出来ません。
 その中で出来る事をやりましょう。

 以下、アクション例です。

■漁に出る
 参加者の皆様はオミ・ナに命じられ、食い扶持を稼ぐ名目でナオシの治療費を稼ぎに行きます。
※皆さんはあくまでもオミ・ナの真意は知りません。その事を使ったアクションは描写されないと思ってください。

 モリ・ヤが連れて行く場所で出る獲物は以下の通りです。この中から一つだけ狙ってください。

・ヒトガタ(難易度:高)
 上半身が人の形、下半身が魚のような形をした全身が白い船程ある巨大な体躯を持った奇妙な生物です。
 滅多に見つかる事がない、と言われている為非常に高額で取引されるようです。
 ただし巨体に見合わぬ素早さや、両腕を使った単純でありながらも驚異的な攻撃により、倒す事も困難とされています。
 上半身は人と同じ形をしている為、頭部や心臓などといった弱点があるのではないか、と言われています。

・ウグノツ(難易度:中)
 雲海を泳ぐ船程の巨大な赤いひれを持った蛇のような生物です。
 基本的には温厚でこちらから攻撃を仕掛けない限りは襲い掛かってくることはありません。
 美味なようで中々の価値はあるようですが、危険を感じると放電するという性質があり、捕らえるのは一筋縄ではいきません。
 また、放電がバリアの役割を果たすそうで遠距離攻撃も一筋縄ではいかないようです。
 一般的には飛びついて仕留めるようですが、攻撃する際電撃を受けても振り落とされない工夫が必要なようです。

・雑魚(難易度:易)
 ブリーフパンツ一丁に『雑』と書かれた布袋を被った屈強な肉体を持ったどこかで見た様なナマモノです。
 屈強な肉体の割には名前の通り弱く、それこそ釣り糸を垂らしたり、網を放ったりすれば大抵手に入ります。なので価値はかなり低いです。
 大きさは手のひらサイズですが、時折人と同じ程のサイズの者もおり、それは他に比べると価値が上がりますが生意気にも刃向ってくるので注意してください。

●足場、武器に関して
 今回モリ・ヤが獲物に近づく為に小型の船を貸し出してくれます。この小型の船では各島の移動はできません。
 武器として近距離用に銛、遠距離様にライフルを貸してくれます。他に欲しい武器や物がある場合も、浮遊島でも存在するような物(釣竿や網等といった何処にでもある様な物)ならば貸してくれるでしょう。
※皆様はまだ武装を取り返していません。その為武装を使ったアクションはNGとなります。
 スキルについては使用できますが、必ずしも有効打になるとは限りません。


■説得する
 ウヅ・キの様子に気づき、船に乗らずに参ノ島の副官のメ・イとリ・クスを説得する事になります。
 説得に成功する事が出来れば、最終決戦で彼女達は力を貸してくれることになり有利になるかもしれません。
 ただし説得するにはそれなりの証拠が必要です。ただ自分達の事を話すだけ、自分達の想いや情といった事では決して納得しません。
 最低でも監獄島での襲撃の犯人がヤタガラスである事を示すレベルの物が必要です。

■NPCに関して
・ナオシ:現在負傷により意識不明の状態となっています。部下達が周りを付き添い看病しています。
・モリ・ヤ:漁船で皆様を漁のポイントまで連れて行ってくれます。
・オミ・ナ:裏で何か行動をしているようです。
・ウヅ・キ:参ノ島、副官達を説得しようとしています。
・メ・イとリ・クス:ウヅ・キの通信を受け、自ら姿を現して話を聞いてくれます。何か刺激をしない限りは話を聞いてくれるでしょう。

■マスターから一言
 今回は漁に出るパートと説得パートに別れています。
 漁パートはコメディ寄りな内容となっており、ここで皆様が大怪我するようなことはありません。別の意味で大怪我するかはわかりませんが。
 対して説得パートは判定はシビアになっており、「誠心誠意話をして説得する」といっただけではまず成功しないと思ってください。
 副官達は皆様を脱獄&誘拐犯と思っています。説得させるにはそれなりの証拠が必要です。少なくともサンプルアクションの内容では失敗するでしょう。

 それでは皆様の個性あふれるアクションをお待ちしております。

▼サンプルアクション

・漁に出る

・副官達を説得する

▼予約受付締切日 (既に締切を迎えました)

2014年08月09日10:30まで

▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました)

2014年08月10日10:30まで

▼アクション締切日(既に締切を迎えました)

2014年08月14日10:30まで

▼リアクション公開予定日(現在公開中です)

2014年08月26日


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