シナリオを担当させて頂きます、ハルトです。宜しくお願い致します。
このシナリオは薔薇の学舎向けシナリオとなっております。その為BL的な要素・表現を含む場合がございます、予めご了承下さい。
他校生や女性の参加者も歓迎しておりますが、その場合は「ポスターを目にした」「友人・恋人に誘われた」等の理由付けをお願いいたします。
会場はまずクッキーの迷路を抜けると、様々なお菓子で彩られた広間があります。広間には大きなテーブルがあり、様々なお菓子が用意されていますが、そのうちの幾つかには惚れ薬が仕込まれています。ここに残ってお菓子を食べる場合は、「惚れ薬入り」「惚れ薬無し」「どちらでも」のいずれかを選択して下さい。選択されていない場合は、「無し」と判定いたします。惚れ薬の効力は、一時間程度です。
ちなみに市販のお菓子は通常通りの美味しさですが、手作りお菓子は塩辛かったり酸っぱかったり、様々な不味さをしています。
この奥はいくつかの廊下に分かれていて、一つは厨房へ向かう廊下です。こちらに罠はありません。厨房には様々な器具や材料が揃えられていますので、調理の際にはご利用下さい。こちらの廊下には寝台の備え付けられた客室が並んでおり、ご自由に利用して頂くことが可能です。
もう一つは、スペシャルお菓子の眠る寝室へ続く廊下です。この道にはたくさんのクッキーマンが存在します。クッキーマンは何故か調理の過程で動き出してしまった、高さ2m程の人型のモンスターです。クッキーの体にドーナツの頭、チョコレートで接合されたお菓子の手足を持っていて、通る人々に自分を食べろと襲い掛かります。負けた場合は、クッキーマンが崩壊するまで体を無理やり食べさせられるので注意が必要です。彼らはヴラドの製作物のため、基本的に不味いです。
それらを潜り抜けた先には部屋が複数立ち並んでおり、クッキー、飴、チョコレート、ホワイトチョコレート、マカロン、キャラメルが扉に掲げられたうちいずれかの部屋にスペシャルお菓子が隠されていますが、間違った部屋に入ると罠が作動して出られなくなるため、どれか一つを選んで頂く形になります。いずれも選択されていない場合は、外れの部屋のどれかとして判定いたします。
スペシャルお菓子は、ごく普通のポッキーです。辿り着いた方は、ぜひポッキーゲームをお楽しみください。
庭には何も手を加えられていません。夜になると木々の間から月光が淡く差し込み、幻想的なムードを演出します。ここには、いくつかのベンチが設置されています。たまに吸血蝙蝠が散歩に訪れます。
ヴラドとシェディとたまは、基本的には広間で皆さんの様子を眺めています。
皆様のご参加をお待ちしております。一足先に素敵なホワイトデーをお過ごし下さい。