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【重層世界のフェアリーテイル】オベリスクを奪取せよ(前編)

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【重層世界のフェアリーテイル】オベリスクを奪取せよ(前編)

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シナリオガイド【イコン参加可】

未知の敵、ドールズの脅威から未来都市オリュンズを守れ!
シナリオ名:【重層世界のフェアリーテイル】オベリスクを奪取せよ(前編) / 担当マスター: 黒井 威匠


このシナリオを含む、10月30日公開の【重層世界のフェアリーテイル】へのシナリオ参加は、

【重層世界のフェアリーテイル】本編全体で、1ユーザー様につき最大2PCまでの参加』
『マスターシナリオ1つにつき1ユーザー様1PCまでの参加』
『同キャラクターの複数シナリオへの参加の禁止』

をお願い致します。

1PCが2本のシナリオへの参加決定、また1ユーザーが所有するPCのうち、3PC以上の参加決定が確認できた時点で、参加した全てのシナリオにおいて白紙扱いとなります。ご了承下さい。

※ただし、追加募集になった場合はその限りではございません。
 追加募集になったシナリオに限り、上記のルールは適応されなくなります。




【第三世界】

ミネルヴァ軍トロイア基地にて――


 マシュー・アーノルド中将は司令室に入り、部屋の主に敬礼しました。
「マシューアーノルド空軍中将。お呼びに与りました」
「ご苦労中将。フィーニックスの仕上がり具合は順調か?」
 デスクを立ち、トロイア基地最高司令官、フィンクス・ロンバート空軍大将が訊ねます。
「テスト飛行。フライトオフィサーのサポートアンドロイドの調子も上々であります。パラミタからの技術連携により、実践投入機の完成予定も繰り上がりそうです」
「これも『外世界の訪問者』のおかげか……、まあいい。お前を呼んだのは今後について率直に意見を聞きたいからだ」
 ディスプレイを展開されます。現在の軍力と、パラミタから来た戦力量。そして未知の敵『ドールズ』の予想襲撃量が表示されます。
「マシューはこの状況を見てどう思う?」
「今までにない状況だ。こちらの戦力がドールズの予想戦力を上回っている。都市防衛に割ける戦力が余るということだ。この機を逃す手はない。そう思っているんだろうフィン?」
 マシューは口調を崩して話します。この二人は単に上官と下官の関係ではないようです。
「ああ、第一防衛線に配備できる戦力を外世界からの協力用意で賄える。異世界間軍事協力の旨を『ウェスタ』(:議会のこと)で承諾させるのには苦労したが、市長が直接承諾を取り付けてくれた。こちらはパラミタの争いには関わらないことを条件にな。向こうはその条件に気前よくサインをしてくれた。正直若いと思うがこちらとしてはありがたい」
 協力要請の書類にはパラミタの各学校校長の印が押されてあります。『有事の際にはパラミタ側の戦力を要請する事ができる』とあります。勿論その数には限度が有るにせよ、対ドールズ防衛作戦を展開する軍にとっては都合のいい話しです。
「この機に『ドールズの本拠地の捜索』を開始しようと思う。未だ特定していない敵地を炙り出す。彼らの不思議な力を頼ることになるが、ここで軍のプライドを誇示している場合でもない。もとよりそんなものは戦場に置いて何も意味を成さない」
「ウェスタの奴らはそれを分かっていない。戦火に呑まれる恐怖をもう忘れたのか。仮初の平和に守られたあの都市ではたかが数年の歳月でも感覚が麻痺するのだろうな……、長く基地にいるとそう思うのだ、フィン」
「都市システムが市民の精神的不安を抑える働きをしているのも原因だろう。人々が混乱暴走しないだけで良しとしよう。私はこれから、ウェスタに今後の作戦と対ドールズ兵器開発の公約を取り付けてくる。外世界からの技術や兵器を導入するための公的資金投入を決定させなければな。中将は、引き続き防衛作戦を展開し、ドールズ出現ポイントをバーデュナミスで空中哨戒。パラミタに支援要請を送り、防衛と捜索の任に着かせろ」
「了解致しました。大将。パラミタ側連絡役に言伝し、正式な要請を公布するよう伝えます」

担当マスターより

▼担当マスター

黒井 威匠

▼マスターコメント

 ご無沙汰しております。第三世界担当、黒井威匠でございます。
 もう私がここでシナリオ展開するだけでロクな事にならない感じがするのは目に見えているかと思いますが、今後よろしくお願いします。

 さて、今回の目的は大きく二種類。『基地での防衛』『敵地の捜索』です。どちらもドールズと戦うことになると思いますので、イコンの準備をしていただけると良いかと思います。敵は基本空中戦を主体としますので生身での戦闘はお勧めできません。
 しかし、ただイコンで飛ぶだけではドールズの本拠地に至ることは出来ないかと思います。
 そこで、一つヒントです。『伝承』について調べることです。
 『伝承』には過去に起きた戦いと、今後起きるであろう予言が書かれてあります。それにより、ドールズの本拠地が何処にあるのかを読み解く事ができるかも知れません。これはオリュンズで人に聞き歩くのが一番でしょう。イコンも必要ありません。
 他には、今後の戦いのために、対ドールズ兵器開発に協力するというのも一つです。開発するためには防衛軍にもっとドールズのデータを収集してもらう必要はありますが、パラミタの技術を技術研究者達に提供するだけでも成果がでるかと思います。
 勿論、そんなことはどうでもいいというように、単なる観光や人に会うのもありですよ。
 このシナリオは次に進むための言わば準備の回です。しかし、準備を怠ると次の展開(シナリオ)で大変なことになるかも知れないのでご注意下さい。
 それでは楽しんで行って下さい。以下は各アクションの説明と第三世界の説明になります。



■アクションについて

・防衛に参加する
 イコンに乗り、出現するドールズを基地及び都市に近づけさせないのが目的です。
 ドールズは有無を言わず倒して構いません。
 ドールズはある一定のダメージ(外部損傷)を受けると消滅します。また、通信での呼びかけに応じることはありません。
 兵器開発のために、ドールズを詳しく解析する必要があります。何らかのデータを得られれば、後々ことが有利になるかもしれません。


・敵本拠地の捜索に参加する
 イコンに乗り、基地から離れて敵本拠地を探すのが目的です。
 生身でも探せますが戦いには不利になるかも知れません。
 敵本拠地は高度な技術でその姿を隠しております。情報なしだと相当広い範囲を捜索することになります。
 何らかの情報が入れば、効率的に敵地を見つけられるでしょう。スキルを使うのも有効です。
 敵地を見つけた場合、ドールズに襲われる可能性があります。武装はしっかりとしておきましょう。
 ただ、全員が戦うわけじゃありません。見つけ次第撤退となるでしょう。


・オリュンズに行く
 『伝承』について調べる。研究者に会う。観光する。などが目的です。
 『伝承』を調べれば、ドールズの本拠地を知る手がかりが見つかるかも知れません。
 研究者に会って話したり、技術協力をすれば、対ドールズ兵器開発が進むかも知れません。
 ロンバート大将、市長、その他の人に会うのもアリです。何か話を聞くことも出来ます。
 また、調べ物のために軍からこの世界専用のパソコン『AirPAD』を好きに借りる事も出来ます。なお、他のシナリオには持ち越しできないのでご注意を。
 観光で街を練り歩くこともできます。



■この第三世界について

 第三世界は近未来的な世界です。パラミタよりも発展した世界がコンセプトとなっております。
 未来都市『オリュンズ』ではタイヤのない自動車があったり、量子通信が基本になっていたり、無表情なアンドロイドがいたりします。都市の一部が宙に浮いており、階層を重ねています。
 地下には避難用のジオフロントを有しており、地下鉄でトロイア基地と繋がっています。また、地下に軍の研究施設もあります。
 都市の中心部には大きな塔。天を貫く『雷霆』があり、そこに都市を運営する中枢機関『ユピテル』があり、市長が居ます。更に議会を執り行う場所『ウェスタ』もあります。重要な話はいつもここでなされています。
 都市は軍に守られ、仮初にも平和です。
 ここにはティル・ナ・ノーグ人とアンドロイド以外はいません。
 
 都市を守るのは『トロイア基地』にいる『ミネルヴァ軍』です。ロボットと戦闘機を扱う先鋭の空軍です。
 軍の最高司令はフィンクス・ロンバート大将ですが、事実上の指揮官はマシュー・アーノルド中将が務めています。
 彼らはバーデュナミスという変形ロボットを開発、運用しています。また、彼らはイコンの事もバーデュナミスと呼びます。
 マシューはバーデュナミス『BD−01P フィーニックス試作機』のテストパイロットであり、専用のサポートアンドロイド・アセトと共に出撃します。
 アセトは他のアンドロイドと違い、より人間に近い思考とフライトオフィサーとしての処理能力を独立して持っています。機晶姫ではありません。

 未知の敵として『ドールズ』と呼ばれるロボットが居ます。その洋型はイコンに似ています。
 ドールズの正体は謎に包まれており、通信会話する事も出来ず、一方的にオリュンズへと侵攻してきます。
 ミネルヴァ軍はドールズの侵攻を防ぐために結成された部隊でもあります。


■適正クラスについて
 アーティフィサー(機工士)、サイオニック(超能力者)、コンジュラー(降霊者)
技術官僚(テクノクラート)、トランスヒューマン、スカイレイダー(空賊)
以上がこの有利な判定になります。
 

 小難しいことが多いですが、単純には『都市を守る』ために『ロボットで戦う』です。

 黒井は皆様の参加をお待ちしております。

▼サンプルアクション

・防衛に参加する

・ドールズの本拠地を探す。

・オリュンズに行く

▼予約受付締切日 (既に締切を迎えました)

2011年10月31日10:30まで

▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました)

2011年11月01日10:30まで

▼アクション締切日(既に締切を迎えました)

2011年11月05日10:30まで

▼リアクション公開予定日(現在公開中です)

2011年11月22日


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