蒼空学園

　パラミタ内海の洞窟にある客車の4両分も無事、引き上げることが出来ました。
　修繕や内装の工事も終わり、後は外装の塗装だけです。
　ですが、駅舎内にはまだお店がなにもありません。

「環菜さん、次はどのように作業を進めていきますの？」
　ラズィーヤ・ヴァイシャリー（らずぃーや・う゛ぁいしゃりー）は御神楽　環菜（みかぐら・かんな）たちをヴァイシャリーの別邸へ呼び集め、リビングで話し合い始めました。
「先に店舗の内装を造るよりも、どんな商品を販売するか考えなきゃいけないわね。
　それによって店の雰囲気も合わせなきゃいけないと思うの」
「えぇ、どんなに商品がよくとも、それとまったく合っていないと美しくありませんわ」
「後、駅弁もいるわね。
　これくらいの規模の駅舎ならあって当然ものよ」
「駅弁の試作品を作ってもらうのはどうですかぁ〜？
　私が試食して、どれがいいか判断させていただきますぅ〜♪」
　食べ物のことになると、やっぱりエリザベート・ワルプルギス（えりざべーと・わるぷるぎす）が誰よりも早く手を挙げました。
「たくさん試食することになるから、エリザベートがいいかも。
　ボクは内装工事の方を見ていようかな。
　どんなふうに造っていくのか、見学してみたいからね」
　エリザベートが食べ物系を担当するなら、物造りのほうを見ていようと、アゾート・ワルプルギス（あぞーと・わるぷるぎす）が挙手しました。
「僕は魔列車の塗装する人が少なかったら、そっちのお手伝いをしようかな」
　桜井　静香（さくらい・しずか）は車内の掃除に続き体力仕事を担当するそうです。
「それじゃあ私とラズィーヤが、商品開発側ということになるかしら？」
「そのようですわね♪」
　4人とも適任ポジションについたところで、作業を進める工程も決定しました。

-ヴァイシャリー湖南の駅、作業工程-

・駅舎内：店に置く商品の提案

・駅舎内：店の内装工事

・SR弁当の試作品制作

・魔列車の外装の塗装


「無事に全ての工程が終わったら、この前話していた通り、完成祝いのパーティーをやろうかと思うわ。
　時期的にクリスマスパーティーかしら？
　窓から見る雪もきっと素敵でしょうね」
　魔列車の発掘が初夏に始まったわけですが。
　完成する頃には、雪が降っているかもしれませんね。

今回のシナリオの舞台も引き続き、ヴァイシャリー湖南の駅付近ですが、他の所属学校でもご参加いただけます。
前編の「太古の昔に埋没した魔列車」と関連しているので両方参加できます。

【注意事項】

・駅舎内について
1階から2階部分まで、売店の店舗を造れます。
イコンの使用は資材の搬送までとなります。
クラス制限などはありませが、どれくらいの規模にするかによって作業量が変わり、あまり大変な作業ですと描写しきれない可能性があります。
土木建築の特技などがあれば、作業が進みやすくなります。

・駅弁について
売店で売る駅弁を試作品の中から、選ばさせていただきます。
MCが駅弁を作る、LCがパッケージの提案をする、というアクションも可能性です。
1人につき1案までとなっていますので、それ以上の案は描写出来ませんのでご注意ください。

・シナリオ内のクリスマスアフター
ガイド内の作業工程で、魔列車や駅舎内に関わるアクションをお送りいただいた方のみ、ご参加いただけます。
おまけのアフターのみ希望のアクションは、描写出来ませんので予めご了承ください。
完成祝いのパーティーは12月24日と、12月25日です。
24日と25日、両方過ごすことは出来ませんので、どちらかお選びください。
アクションに車内や駅舎の方で、どんなふうに過ごしたいかお書きいただければ、描写可能な範囲ないで反映させていだきます。
行動が複数ありますと描写が薄まったり、反映しきれないこともありますので、ご注意ください。


・シナリオの公開日
MC・LC参加人数問わず、1月16日の公開となります。

それでは、皆様のアクションをお待ちしております。

・ヴァイシャリー湖南の駅の、駅舎内で販売する商品の企画提案をする。

・売店の商品の提案をしてもらったら、それに合わせた感じでショップを作る。

・駅社内で販売する駅弁の試作品を作る。

・魔列車の外装の塗装をする。