下着の中の奇跡 リアクション公開中! |
シナリオガイドその下着の中には秘宝が眠るという……。いざ、下着ドロへの道へ!
シナリオ名:下着の中の奇跡 / 担当マスター:
夜光ヤナギ
とある街に、フレッド・クライシアスという若者がいました。 * * * それからまた一週間後。 真夜中に、フレッドとその仲間たちが森に潜んでいました。 その森は街の大貴族ニブルナ家の所有する森で、ニブルナ家の屋敷を囲むように広がっています。 フレッドの仲間たちは個性豊かな面々でした。 世界を股にかける下着泥棒、大金の話に目がくらんでやってきたゴロツキ、スケベ小僧の契約者、それに「世の中は金だ!」と公言してはばからない夢安京太郎なる少年の姿も……。 フレッドは彼らの協力を得て、ニブルナ家に伝わる伝説の秘宝〈ニブルナ家の赤きダイヤ〉を手に入れようと画策していたのでした。 「ダイヤはニブルナ家の一人娘の……下着の中に隠されているらしい。手に入れるにはとにかくその下着を入手しないことには始まらない。準備はいいか? お前たち」 フレッドは仲間たちに告げ、仲間たちはうなずきました。 クライシアス家を再建するため、金はどうしても必要でした。 〈ニブルナ家の赤きダイヤ〉を手に入れれば、きっと……。フレッドの頭に再建への情熱が膨れあがります。 と、同時に、彼の仲間たちもやる気を見せます。 皆、ダイヤを山分けしようなんて思っていませんでした。仲間だ協力者だと言ってはいますが、ダイヤを見つけたらそれは自分のもの。とっとと逃げる気まんまんなのでした。 特に夢安は、金にしか興味がありませんし。 (ふはははははっ! ダイヤを見つけたらおれは大金持ちじゃー!) なんて、考えていたのでした。 一方、ニブルナ家のお屋敷では、当主のエルンスト・ニブルナが雇った大勢の兵士と傭兵たちが屋敷の内と外を固めていました。 「賊は今晩、必ず侵入してくる! 絶対に捕らえるのだ!」 実はフレッドたちの計画は密告者によってニブルナ家へと流れており、すでにエルンストは準備を万全にしていたのでした。 もちろん、ニブルナ家の一人娘、アメーリア・ニブルナの部屋にも、金で雇った傭兵や冒険者たちを置いておくことを忘れていません。 「アメリー様、どうぞこちらへ」 アメーリアはメイド長のラシーヌに呼ばれ、自分のベッドへとやって来ました。アメリーというのはアメーリアの愛称で、ごく親しい人物にしかそう呼ばれません。メイド長はその一人でした。 「ラシーヌ……皆さん、今日はどうしたのかしら? なんだか慌ただしいですし、それにわたくしの部屋にも兵士さんたちがたくさん……」 「お気になさらないでください。どうやらアメリー様の下着を狙っている不埒な輩がいらっしゃるという噂でして……エルンスト様が心配していらっしゃるのですわ。ふふっ……年ごろの男の子たちであれば、アメリー様の下着を盗みたい気持ちもわからないではないですけど」 「はあ、そうなの……? でも、下着なんて盗んでなにをするのかしら? うーん……」 アメーリアは本気で悩み、首をかしげます。 ラシーヌはその姿がとても愛おしく、よしよしとアメーリアの頭を撫でたのでした。 「いまは知る必要はありませんよ、アメリー様。思春期というものです。温かい目で見守ってあげなくては……」 変に勘違いしたラシーヌがくすっと笑う。 ベッドに横になったアメーリアは、やっぱり悩み続けたのでした。 こうして、それぞれの思惑が渦巻く中で、ニブルナ家を狙った真夜中の下着奪取劇が始まろうとしていました。 下着を盗むか、はたまた貴族のお嬢さまを守るか……。 選ぶのはあなた次第です! ぜひ乱入し、お話を面白おかしくしてあげてください! 担当マスターより▼担当マスター ▼マスターコメント
初めましての方は初めまして。 ▼サンプルアクション ・フレッドの仲間として屋敷に侵入する ・秘宝については知らないが、とにかく下着を盗む ・ニブルナ家を警備する ・アメーリエ様の護衛につく ▼予約受付締切日 (予約枠が残っている為延長されています) 2013年10月31日10:30まで ▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました) 2013年11月01日10:30まで ▼アクション締切日(既に締切を迎えました) 2013年11月05日10:30まで ▼リアクション公開予定日(現在公開中です) 2013年11月15日 |
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