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園児と七夕

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シナリオガイド【イコン参加可】

知識を正すも誤らせるも貴方の自由
シナリオ名:園児と七夕 / 担当マスター: 西里田篤史

 七夕の日に短冊に願い事を書いて笹竹に吊すと願いが叶う。というものがありますが、これには由来があります。
 元々は織姫のように機織り、手芸、習字、裁縫、手芸などが上達するようにという願いを短冊に込めていたのですが、いつしか短冊に願い事を書くと、願いがかなうという風に変わってしまったのです。
 空京にある幼稚園でも七夕の風習はそんな風に伝わっていました。
「は〜い、みんな短冊にお願いごとはかけたかな?」
 先生が訊ねると園児たちは元気よく返事を返します。先生は子供たちが書いた願い事を見て回ります。内容は子供らしいものから、ませたものまで色々ありました。
 そんな中、一人の園児が先生に声をかけます。
「ねえ先生」
「ん? どうしたのかな?」
「織姫様と彦星様は来てくれるかなぁ?」
「……?」
 先生はキョトンとした顔になります。どうやら、この子の中で織姫と彦星はサンタクロースと同じような存在のようです。
 そこの他の園児も加わりました。
「二人とも、色んな場所で願いを叶えるから織姫様も彦星様も沢山いるんだよね? パパとママが言ってた!」
 この発言にさらに園児たちが集まり、先生に期待を込めた視線を送ります。
 先生は思案顔になりました。ヘタに来ないと言えば園児たちを悲しませてしまうからです。
 だから、先生は、
「……ええ、みんなの願いを叶えるために織姫様も彦星様も沢山来てくれるわ」
 しどろもどろに視線を逸らしながらそう言うと、園児たちは喝采を上げて大喜びを始めました。
 その中で一人、先生だけが表情を曇らせます。
「ああもう……どうしようかしら」
 先生は騒ぐ園児たちを前にして頭を抱えました。

担当マスターより

▼担当マスター

西里田篤史

▼マスターコメント

 初めましての方は初めまして。
 そうでない方はお久しぶりです。
 ゲームマスターの西里田篤史です。
 今回の目的は織姫様もしくは彦星様となって子供たちの願いを叶えることです。

 どうぞよろしくお願いします。


■願い事
 子供たちがどんな願い事をしたか、それはお任せします。どんな願い事を子供たちがしたのか、それに対してPCたちはどういうリアクションを取るのか、子供たちが怪我をしない範囲でしたら何をしてもらっても構いません。

■織姫と彦星
 PCには織姫、または彦星に扮していただきますが、必ずしも女性が織姫をやって男性が彦星をやっていただく必要はありません。男女逆転していただいても結構です。

■子供たち
 純粋に織姫と彦星が来ることを信じている子もいれば、そんなの来るはずがないと言って回るような子。いい子悪い子、色々な子供たちがいます。どんな子供たちにどんな対応をするかは自由です。

▼サンプルアクション

・ 子供にトラウマを植え付けるMC

・ 子供たちと遊ぶMCを見たい。

・ 織姫と彦星の劇を行い、間違った知識を修正する。

▼予約受付締切日 (予約枠が残っている為延長されています)

2014年07月05日10:30まで

▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました)

2014年07月06日10:30まで

▼アクション締切日(既に締切を迎えました)

2014年07月10日10:30まで

▼リアクション公開予定日(現在公開中です)

2014年07月23日


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