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謎の古代遺跡と封印されしもの(第3回/全3回)

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謎の古代遺跡と封印されしもの(第3回/全3回)

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シナリオガイド

そして封印は解き放たれる……
シナリオ名:謎の古代遺跡と封印されしもの(第3回/全3回) / 担当マスター: 識上 蒼

 ※アクションについての詳しい説明があります。
 マスターコメントをよくお読み下さい。


 


 図書館フロアに現れた、桁外れの強さを誇る守護者を撃破した調査団。
 その頃、地下の一室で正体不明の攻撃を受けていたリヴァルト・ノーツ(りばると・のーつ)らも危機を脱する事に成功しました。
 その後彼らは、一度は分断された者達と合流に成功します。さらに守護者――ノインとの対話の後、最深部へと進む事になりました。
 第二層でのサンドゴーレムや砂サソリとの戦闘も、ほとんど同じタイミングで終結しています。
 入口付近に新たな情報拠点も設けられ、その後の探索もしやすくなりました。
 
 一方、図書館では解読班により、新たな事実が次々と明らかになりました。魔法によって読めなくされていた書物が読めるようになったためです。これまでには以下の事が明らかになっています。

・一万人の犠牲による人型兵器の開発。結果として人の形を保ったのは十体であり、さらに安定したのはそのうちのわずか五体。

・血も心もない、「完全な兵隊」を生みだすための機甲化兵計画

・魔法技術の応用による試作型兵器の研究。

『ベヒーモス』『スレイプニル』『ガルーダ』『アスピドケロン』四体の合成魔獣の存在。

・そして守護者ノインの強さの秘密でもあった魔導力連動システム

これらの情報が示すのは、この遺跡がかつて研究所として倫理、道徳を一切無視した研究や実験が行われた場所の可能性があるという事でした。

 さらにそれらがわずか一人の人物――ジェネシス・ワーズワースによって行われたものかもしれないというのです。


 遺跡ではそれらの事実を証明するかのような出来事が起こっていました。最上層の外周通路と封印の扉の先に待ち構えていた機械仕掛けのガーディアン。どうやらこれが機甲化兵計画の試作モデルのようです。そのうちの一体はなんとか倒されましたが、まだ確認されているだけで四体残っています。もしかしたら、まだ他にもいるかもしれません。
 最上層にある大広間では、試作型兵器と思しきもの、それだけでなく檻に囚われた魔獣と謎の少女(?)も発見されました。さらにその檻の柵は外れ、足枷も少女によって外されようとしています。
 魔獣は文献にあった合成魔獣の一体かもしれませんが、その傍らで平然とそれをなだめている少女の正体はまだ分かりません。しかし、そこにいる以上、おそらく同程度には危険な存在でしょう。
 
 

 様々なものが動き出した遺跡。明らかになりつつある謎。
 
 最深部で待ち受けているものとは何か? 最上層にいるものの正体とは?
 

担当マスターより

▼担当マスター

識上 蒼

▼マスターコメント

 こんにちは、識上です。『謎の古代遺跡と封印されしもの』はこれが最終回となります。
 現在、舞台は主に三つに分かれております。最深部を目指す者達のいる第四層である地下組、主に文献の解読を進める第三層の図書館組、ガーディアンに阻まれながらも最深部とは別に隠された何かを求める最上層組。既に最上層の大広間ではいかにも危険な何かに出くわしたようです。


(アクションについて)
 前回の参加者は、第2回のリアクションの最終ページにある現在地一覧を参照し、そこを起点にアクションをかけるようお願い致します。今回は分断されている場所はありませんので、現在地から地下、最上層へ向かう事も可能です。逆に、地下にいたとしても後戻りする事も出来ます(交戦中のリヴァルト組以外)
 今回から参加される方は、入口〜図書館フロアと最上層の階段付近を起点にアクションをかける事が出来ます。また、第2回において情報拠点が設けられていますので、調査団の方はそこでマッピングデータや遺跡内の資料の一部を得られます。ただし、シナリオの都合上、地下(エレベーターを降りた辺り)と最上層(大広間)は起点には出来ません。どちらに行く際も、経過の中で向かっていくとして下さい。
 遺跡内部についても、第2回のリアクションの最終ページで簡潔に説明していますので、いまいち構造が掴めない場合はご参照下さい。
 また、第1回は参加したけど第2回は参加出来なかった、という方も起点は初参加の方と同じになります。しかし、その際に「第2回に参加していたら多分こうしていた」という事がありましたら、簡潔に教えて頂ければ助かります。リアクションに整合性を持たせる上での参考になりますので。

 また、今回最上層と地下に向かわれてる、もしくは現在そこにいる方は戦闘になります。以下に今回も戦闘についてを記述致します。

 前回の魔道書ルールは今回も継続しております。未使用のものであれば使用可能です。大げさに光ってはいませんが、魔法陣が淡く光を帯びているので見分ける事は出来るようになっています。また、前回ローグクラスの方が選別を行っているので、魔法陣を見ただけで強化、攻撃、ダミーが分かるようになっています。
 続いて、今回の追加事項として、試作型兵器が限定的に使用可能となります。これは最上部では存在が確認済み、最深部にも存在している可能性があります。
 あると予想される形状は剣、刀、銃、槍、弓で、それぞれ対応したクラス(武器レベルが成長するのが『対応』の条件)であればその力を借りれます。ただし、一回の戦闘につき使えるのは一つです。(一回の戦闘とは、モンスター一体を倒すまでの間とお考え下さい。ただし戦闘中に敵の攻撃で破壊される可能性はあります)
 数には限りがありますので、アクションに書かれた方全員が使えるとも限りません。さらに魔道書同様、ダミーがあります。こちらは単に動作しないだけでダメージは受けません。
 また、それぞれの兵器の強さはガーディアンの装甲を破壊できる程度です。

 次に、現時点で明らかになっている今回の敵の強さの目安です。

・ガーディアン
 機甲化兵計画の試作モデルです。地下の一体は撃破されています。最上層では剣士型、銃撃者型。地下では砲撃型がいることが判明しています。(撃破された一体と地下のもう一体は不明)
 装甲は、同じ箇所にダメージを与え続けなければ傷一つ付きません。
 退魔の力を持っており、雷電属性以外の魔法攻撃が無効。
 雷電属性の攻撃が当たった場合、比較的高い確率で一時的に動作が停止する、もしくは鈍ります。
 砲撃、射撃型は銃口だけは装甲が薄くなっています。
 戦闘はうまくすれば回避する事も出来ます。
 
 なお、最上層の剣士型だけは別格なほど強いので注意して下さい(弱点は同じです。また、守護者よりはそれでも弱いです)

・魔獣?
 最上層にいるのは四体しかいない合成魔獣のうちの一体である可能性は高いです。魔法との融合によって生まれた生物兵器のため、ある種の属性効果の無効化を持っていたり、魔法を使ったりする可能性があります。体長二十メートルの獣型、という事ですので一人で相手にするのはおそらく不可能でしょう。

・黒ゴスロリ金髪少女。
 詳細不明。ただし、この遺跡にいる以上は「兵器」であると考えられます。件の人型兵器だった場合、守護者並みの強さがあると思った方がいいかもしれません。

・最深部
 何やら「人」のようですが……

 ちなみにこれらの情報はあくまでPLへの情報です。いずれも接触してなければPCは知り得ない情報だということを念頭にお入れ下さい。

 戦闘においては相手の力量をどれだけ見極められるかが勝敗の鍵となります。

 解読を進める方は、古代シャンバラ語になりますので博識や考古学、資料検索のスキルがあればより多くの情報を得られます。

 
 遺跡と封印を巡る物語の結末を、是非とも皆様見届けて下さい。

▼サンプルアクション

・多くの本を解読する。

・最上層の大広間を目指す。

・封印の扉のその先へ。

・ガーディアン(剣士型)と戦う。

▼予約受付締切日 (既に締切を迎えました)

2010年02月27日10:30まで

▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました)

2010年02月28日10:30まで

▼アクション締切日(既に締切を迎えました)

2010年03月04日10:30まで

▼リアクション公開予定日(現在公開中です)

2010年03月16日


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