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五精霊と守護龍~溶岩荒れ狂う『煉獄の牢』~

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五精霊と守護龍~溶岩荒れ狂う『煉獄の牢』~

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シナリオガイド【イコン参加可】

出現した新たな地、溶岩の奥にいる『炎龍』との接触を果たそう!
シナリオ名:五精霊と守護龍~溶岩荒れ狂う『煉獄の牢』~ / 担当マスター: 猫宮烈



●共存都市イナテミス:ウィール遺跡

「やっほ〜セリシア。は〜……風が気持ちいいわ」
「いらっしゃい、カヤノさん。あちらは暑いですか?」
「ん〜、なんかみんな、慣れちゃったみたい。「冷たいものが美味しく感じるよねー」とか「私は薄着の限界に挑戦するわっ!」って言って、楽しんでるんだもん」
「ふふふ。それは確かに、楽しそうですね」

 ウィール遺跡を訪れたカヤノ・アシュリング(かやの・あしゅりんぐ)と、セリシア・ウインドリィ(せりしあ・ういんどりぃ)が近況を語り合います。共存都市イナテミスは今も原因不明の暑さに見舞われていましたが、最近は変動もなく落ち着いていたため、人間や精霊、魔族は少しずつ現状に適応しかけていました。

「……あら? 地震ね。なんか最近多くない?」
「そうですね――! カヤノさん、大きいです!」

 突然、地面が揺れ始めました。地震自体は珍しいことではありませんが、これほど大きなものはそうそうありません。
「……収まったみたいね。暑さの次は地震って、もうなんなのかしら」
 愚痴をこぼすカヤノの横で、セリシアが険しい面持ちで頷くと、カヤノに振り返って言います。
「カヤノさん、先程の地震のことでヴァズデルさんが話したいことがあるそうです。一緒に来ていただけますか?」

 ◆   ◆

「先の地震の直後、私と同質の気配が感じられたのだ」
 ウィール遺跡の最奥で二人を待っていた『守護龍』、ヴァズデルが挨拶もそこそこに話を切り出します。
「あんたと同じ……ってことは、『龍』が出現したってこと?」
「はい、おそらくは。炎を司りし龍、『炎龍』……。もしやこれまでの異常な気候は、彼の出現の前触れだったかもしれません」

 二人を前に話すヴァズデル、そして今は『氷雪の洞穴』にいるメイルーンはかつて、『ダークヴァルキリー』が復活させた『闇龍』の出現に触発される形でそれぞれ『雷龍ヴァズデル』『氷龍メイルーン』として出現し、契約者との激戦を経てウィール遺跡と氷雪の洞穴を守る『守護龍』としての運命を与えられたのでした。
 その彼が自身と同じ存在を感じるということは、『雷龍』『氷龍』に次ぐ龍が出現した、という可能性が大きいのです。

「……だとしたら、放っておけないわね。分かったわ、あたいは洞穴に戻ってメイルーンと話してくる。
 セリシアは街へ行って、サラとセイラン、ケイオースに今のこと話しておいてちょうだい。その後みんなで、イルミンスールに行きましょう」
「ええ、分かりました。では、また後ほど」
 互いの行動を確認して、カヤノが氷雪の洞穴へ、セリシアがイナテミスの市街地へと向かいます。
(……しかし、何が彼を、蘇らせるに至ったのでしょう……)
 一人残されたヴァズデルは、何故このタイミングで龍の復活がなされたのかを考えていました――。

●イルミンスール:校長室

 エリザベート・ワルプルギス(えりざべーと・わるぷるぎす)アーデルハイト・ワルプルギス(あーでるはいと・わるぷるぎす)ミーミル・ワルプルギス(みーみる・わるぷるぎす)の下を訪れた5名――サラ・ヴォルテール(さら・う゛ぉるてーる)、カヤノ、セリシア、セイラン・サイフィード(せいらん・さいふぃーど)ケイオース・サイフィード(けいおーす・さいふぃーど)――は、起こったこととそれに関する確からしい推測を口にします。

「龍の気配が確認された場所は分かるかの?」
「大体の見当はついている。おそらく、この辺りだ」
 アーデルハイトの問いに、ケイオースが掲げられた地図の一点を示します。そこはザンスカール北部、森が途切れ丘陵地帯になっている場所でした。
「じゃあ、ちょっと行って見てくるですぅ!」
 場所を教えられたエリザベートが、テレポートで様子を見に行きます。しばらくして戻って来たエリザベートは、僅かの時間であったにも関わらず汗だくでした。
「ま、まっかなドロドロがいっぱいだったですぅ〜。でもその先に、おっきな入り口があったですよぅ」
 エリザベートが見たままを伝えます。丘陵地帯の一部が崩れそこを溶岩が満たし、奥にイコンも入れそうなほどの大きな入り口が開いているとのことでした。
「ふむ……どうやら『雷龍』『氷龍』の時と同様、龍の復活があったと見て間違いないの。状況からして炎の龍……『炎龍』か。
 これは調査の必要があるな。分かった、私の名で生徒や契約者に調査をお願いしよう。後はそうだな……暑さに耐えられる魔法薬でも用意しておくかの。おまえたちはどうするのじゃ?」
「俺とセイランは街に残って、事態に備える。サラは当然現地に向かうとして、セリシアとカヤノにも同行してもらいたい」
 龍にまつわる事件に携わった二人の名をケイオースが示すと、セリシアは「分かりましたわ」と答えますが、カヤノは場所が場所だけに行きたくないオーラを出していました。
「アーデルハイト、あんたの薬、ちょっと分けて――」
「人間と精霊とでは同じ効果を発揮せぬぞ。むしろ魔力増強薬の方がよかろうて、ほれ」
 そう言ってアーデルハイトが、作り貯めていた薬をカヤノに寄越します。どうやら「気合い(魔力)で頑張れ」のようです。
「これ超マズイから嫌なんだけど! ……はぁ、仕方ないわね、頑張ってくるわよ」
 渋々カヤノも了承し、これで五精霊の行動方針は固まりました。そしてアーデルハイトの名で、イルミンスール生徒を始め契約者に状況の説明が行われていきます――。

 ◆   ◆

「お母さんは、皆さんと一緒に行くんですよね?」
 汗をかいたエリザベートと一緒のお風呂で、ミーミルがエリザベートに問います。
「うー……。実はですねぇ、イルミンスールが最近、元気が無いんですよぅ。
 夏バテかと思ったんですけど、どうやら違うみたいですねぇ」
 髪にお湯をかけられ、ふるふると頭を振ってエリザベートが答えます。世界樹と契約しているエリザベートは、最近になって世界樹が不調であることを感じ取っていたのでした。
「だから、今回は様子見ですねぇ。何もなければ後から行くかもしれませぇん」
「分かりました。私もお母さんと一緒に、お留守番します」
 湯船の縁に腰掛け、ぷかぷかと浮くエリザベートをミーミルが見守ります――。

 ◆   ◆

「なんか、こうやってみんなと調査に行くのって、すっごい久し振りな気がする!
 リンネちゃん、ワクワクしちゃうな〜」
 調査対象――『煉獄の牢』と名付けられた――へ向かう道の途中、リンネ・アシュリング(りんね・あしゅりんぐ)がキラキラと瞳を輝かせて隣のフィリップ・ベレッタ(ふぃりっぷ・べれった)に話します。かつて自分が率いた『アインスト』のことを思い出しているようでした。
「その気持ちは、僕も分かる気がします。イルミンスールは戦い続きでしたし、それにやっぱり、未知のものへの探求心と言うんでしょうか、何かこう、気分が高まりますね」
「でしょでしょ〜! よ〜し、張り切っていこー!」
 拳を突き上げるリンネ、「あんまり張り切り過ぎても困るんだな」とボヤくモップス・ベアー(もっぷす・べあー)の心配をよそに、意気揚々と『煉獄の牢』へ向かうのでした――。


 『煉獄の牢』で、彼らを待ち受けているのはやはり『炎龍』なのでしょうか。
 皆さんも是非、結果をその目で確認しましょう!

担当マスターより

▼担当マスター

猫宮烈

▼マスターコメント

(8/16追記)
生徒たちに同行するNPCは基本、【中層】を調査します。
NPCと行動したい場合は、例として『【中層A】を○○(NPC名)と調査する』のように記載してください。
たとえそのように記載したとしても、他のアクションとの兼ね合い上、採用されないこともありますことをご了承ください。

同じ場所(【中層A~C】【下層A~B】)を調査するPCは、特にアクションに記載がなければ口頭なりデータベースへの蓄積なりで、
その場所で得た情報を共有する方向に動いている、と描写します。



猫宮烈です。

『精霊と人間の歩む道』からえぇと……2年? 随分と時間が経ったものですね(遠い目

というわけで、新たにザンスカールの地に出現した『煉獄の牢』、その奥に感じられる『炎龍』の気配を確認するために赴く、冒険シナリオです。
今回は『煉獄の牢』の調査、『炎龍』との遭遇までを扱います。


●煉獄の牢
ザンスカール北部、丘陵地帯となっている場所に出現しました。
入り口の周りは溶岩が、冷えて固まることなく滾っています。入り口自体はイコンが侵入できるほど大きいですが、
地形が険しく内部の様子も不透明なため、飛べる装備を持っていくのが推奨されています。

入り口の時点で既にかなり暑く、内部はもっと高温であることが予想されますが、アーデルハイトが作ってくれた魔法薬(ガイド中では人間と精霊とでは別の薬が用意されていますが、全種族に対応した薬が用意されていると思ってください)のおかげで、普通ならとても居られないような場所でも「暑いなぁ」くらいで済みます。効果はシナリオ中ずっと有効です。……まぁ、暑さに弱い人はそれでも対策が必要かもしれませんが(ぉ
ただし、溶岩の熱さに耐えられるほどではありません。調子に乗って「溶岩の海で泳ごう!」なんてやると軽く溶けます。


※ここからはPL情報です。PCは(実際に調べてみるまで)知りません。
煉獄の牢の内部は、だいたい以下のようになっています。

入り口から中に入っていくと、やがて大きな縦穴(穴は円柱状)に辿り着きます。辿ってきた場所を上層とすると、中層にやや狭い入り口(イコンは入れない)が3つ(この時点では中層A、中層B、中層Cと名付けます)、下層に大きな入り口(イコンも入れる)が2つ(同じく下層A、下層Bと名付けます)あるのが見えます。さらに下は僅かな足場を除けば溶岩の海になっており、時折溶岩が激しく吹き上がっているのが見えます。それぞれの層の移動は足場がありますがあまり広くなく不安定でもあるので、その意味でも飛べる装備があるといいでしょう。

中層は溶岩が入ってくる気配は今の所なく、その意味では比較的安全に調査が出来るでしょう。
ただし、安全なのは契約者だけではありません。この地に迷い込んだ・惹かれてやって来た獣たちにとっても同様です。そして彼らは契約者を縄張りを荒らす敵とみなして襲ってくるかもしれません。
彼らをうまくやり過ごしながらの調査が求められます。

下層はなかなか過酷な環境です。溶岩が流れ込んでくることもありますし、溶岩の熱さも耐え抜いて泳ぐ生物――マグマフィーチャー――が襲いかかってきます。大きいもので数メートルにもなる、トカゲのような姿の彼らは目に付くものを燃やし尽くすべく、自らの身体と炎で攻撃してきます。彼らへの対処は生身では少々厳しく、イコンの力が必要かもしれません。

中層と下層にはそれぞれ、『鍵』となるアイテムが隠されています。
中層は1つの入り口につき2つ、下層は1つで3つ分の効果があるものが1つの入り口につき1つずつ隠されています。
これを6つ分集めると、円柱状のフロアにて『炎龍』と会うことが出来ます。
(……まあ、足りなくて会えませんでしたおしまい、では進まないので、実際は少なくても遭遇は出来ますが、その後が辛くなります。逆に全部集めれば、その後がかなり有利になります)

入り口から先は、入り組んだ通路と大小の部屋で構成されています。広さは入り口に準拠します。(イコンが入れない所はそれなりの広さですし、イコンが入れる所は相当に広い)
調査については、最低限必要な装備もしくはスキルを装備した上で、アクションが適切であれば問題なく行えます。(シチュエーションが被った場合は、アクションの優劣で描写に差が出ることがあります、ご了承ください)
調査のアクションをかける際は、【中層A】のようにどこを調査するかを記載してください。
イコン搭乗の場合は【下層】のみ選べます。生身の場合は【中層】【下層】を選べますが、【下層】は危険であることを明記しておきます。


●登場するNPC
リンネ・モップス/フィリップ:生徒たちに同行して『煉獄の牢』へ入ります。
ルーレンも行きたがったそうですが、立場故に止められたようです。彼らは『エールライン』には搭乗していません。

エリザベート・アーデルハイト・ミーミル:イルミンスールでお留守番です。
最近、世界樹の元気が無いとエリザベートは言っていましたが……?

サラ/カヤノ/セリシア:生徒たちに同行して『煉獄の牢』へ入ります。
サラは当然ながらやる気です。カヤノは既にダレ気味です。セリシアはなだめ役に孤軍奮闘です。

セイラン/ケイオース:イナテミスでお留守番です。
異常に対する説明がなされ、街は現在落ち着いています。

アメイア/ニーズヘッグ:イナテミスで警備配置です。
街、もしくは『煉獄の牢』周辺に異変があった場合、出動する可能性があります。


それでは、皆さまのご参加をお待ちしています。

▼サンプルアクション

・中層を虱潰しに調査する!

・中層で獣の対応をする!

・下層をイコンで制圧する!

・その他、気になる所へ向かう

▼予約受付締切日 (予約枠が残っている為延長されています)

2012年08月13日10:30まで

▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました)

2012年08月14日10:30まで

▼アクション締切日(既に締切を迎えました)

2012年08月18日10:30まで

▼リアクション公開予定日(現在公開中です)

2012年09月04日


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