シャンバラ教導団
校長室
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サンサーラ ～輪廻の記憶～ ＃２『書を護る者 後編』 リアクション公開中！ |
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シナリオガイド私は思い出す。失われた場所と、あなたとの思い出を
シナリオ名：サンサーラ ～輪廻の記憶～ ＃２『書を護る者 後編』 ／ 担当マスター：
九道雷
その世界は、滅びてしまった いまやあの場所は、記憶の中に存在するだけ 滅び失われた人々の記憶の中に ◇ ◇ 『ジュデッカの書』をイデアという男に奪われたリンネは、イルミンスール大図書室で、こってりと説教されました。 そして、『書』を悪用されない内に事態を収拾する、と約束し、イデアについて調査を始めた矢先に、ひとつの噂を伝え聞いたのです。 「遊び人のレンさんと呼んで」 と、彼は名乗ったそうです。 最も名乗られた方は、最初から彼を知っていたのですが。 （何しろ遊び人のレンさんは、以前関わった知人を訪ねて、シャンバラに来ていましたので） 「元とはいえ龍騎士なんで。 あまり大っぴらにシャンバラに乗り込むわけにもいかないでしょ。 ところで、シャンバラにも前世を思い出した人が出始めたって？」 遊び人のレンさんは、前世云々の件で情報収集をしているようでした。 「イデア、ね。それに『書』か……ふうん……」 イルミンスールで起きた事件を聞いた遊び人のレンさんは、しばし考え込んだ後、肩を竦めて言いました。 「うん、個人的にイデアって男には凄く興味があるけど、一旦報告に戻らないとだな。 実は俺今、ミュケナイの選帝神様に雇われてんだよね。 こっちも色々面倒なことになっててさ。 タイミング的に、前世どーのこーのに関係してるんじゃないかなーとか推察してるってワケ」 「エリュシオンでも、前世に目覚めた人とか出てるってことなのかな？」 リンネは、遊び人のレンさんの話に興味を持ちました。 「ミュケナイで何が起きてるんだろ……。 よしっ！ 行って確かめよう！ これも調査の一環っ！ 今度こそ、大活躍だよっ！」 決意の内容が、多少間違っているようですが。 ◇ ◇ 「と、まあシャンバラの様子はこんな感じだったけど」 『龍王の卵』と言われる巨大な鉱石を擁する山間の街、エリュシオン帝国、ミュケナイ地方首都・ルーナサズ。 この地を収める選帝神、イルダーナは、遊び人のレンさんの報告を聞いて、表情を険しくしました。 「『書』……。あれか？」 「知ってんの」 それでか、とイルダーナは毒づきました。 「くそっ、頭の痛い話が増えた」 ルーナサズでは、古の昔より密かに、『書』が受け継がれて来ました。 それは厳重に封印され秘され、選帝神を継いだ者にしか知らされないものでした。 「『書』が、探知魔法で探りを入れられた気配があった。 今は封印を強化したが、場所を知られたかもしれない」 「『書』って何。そんな大それたものなの？」 「大それたもんなんだよ。 全く、あんな厄介な代物、一体何に使う気だ……」 「じゃ、俺は『書』の防衛の方に回ろっか？」 「……人手が足りねえな。俺が動くにしても……」 「ああ、そのことだけど」 渋い顔をして唸るイルダーナに、彼はへらっと笑いました。 「シャンバラに行った時、情報交換ってことで、こっちの状況もうっかりぺろっと口を滑らして来たんで。 おたくらを心配してた連中もいたから、そろそろ街壁の警備を緩めといた方がいっかもねー」 「……トゥレン。てめえなあ」 元エリュシオン第七龍騎士トゥレンの、悪びれない笑顔に、イルダーナは軽く額を押さえます。 その額には、十字の刻印。選帝神の力を継承した証の紋章がありました。 ◇ ◇ 一方、何者かに追われているらしいトオルの行方は、まだ掴めていません。 どうやら彼は、『人気のないところ』に向かったようです。 心当たりを問われたパートナーのシキは考え込みました。 「俺とトオルが共通で知っていて、俺が思いつく『人気のないところ』は、ジャタの森くらいなんだが……」 ※ こちらは、特殊なルールを使用するシナリオとなります。 マスターコメントの説明をお読みの上でご参加ください。
 担当マスターより▼担当マスター ▼マスターコメント
↓ ↓ ここからマスターコメント ↓ ↓ サンサーラ第二回シナリオガイドをお届けします。 前世キャラクター用の全身背景はもうチェックしていただけたでしょうか！ 私は前世キャライラストに使って頂けたら一層嬉しいですが、前世キャラ以外にも対応しておりますので、是非ご利用してくださいね。 このシナリオは、進行と共にＰＣの『前世の人間関係』も構築されていく為、未来だけではなく過去すらもどうなるか分からないものとなっています。 このシナリオでは思わぬ展開を楽しむことも目的の一つとなっています。 次々と明らかになる“自分すら知らなかった”前世ＰＣの過去や、それらによって産み出されていく過去のストーリーなども楽しんでいただければ幸いです。 また、このシナリオは、その性質上、様々なＰＣと前世の絆が結ばれることになります。 中には今まで関わったことのないＰＣ、交流したことのないＰＣも居るかもしれません。 そういった、ある意味で「他人だったＰＣ」との思いがけない展開や思い出の共有も楽しんでいただければと思います。 またアクションにつきましては、第１回リアクションのマスターコメントの内容もご参照ください。 ※スタート地点はイルミンスールでしたが、学校制限はなくどなたでも参加可能です。 九道のＮＰＣが登場しておりますが、特に過去のシナリオを確認しなくともご参加いただけます。 一応のざっくり説明 □トオル（左上）／イルミンスール学生。単純。馬鹿。いい奴。 □シキ／トオルのパートナー。 □イルダーナ（右上）／一年程前にミュケナイの選帝神となる。目つきと口が悪い。髪を切りました。 □トゥレン（左下）／元第七龍騎士。ざっくばらん。 □ルーナサズ／ミュケナイ地方首都。 直径１ｋｍほどの巨大な卵型の岩があり、そこから産出される「龍鉱石」は高値で取引されています。 シーギリヤロックの巨大版、をイメージしていただければ近いかもです。 崖の中程に巨大な卵が嵌っており、崖の上には宮殿があります。町は崖の下にあります。 尚イルダーナとトゥレンは、かの世界に前世を持ってはいないようです。 トゥレンはシャンバラで、ルーナサズに不穏な動きがあり、最近起きてる前世云々絡みと推察して行動中、くらいのことしか話していないので、ルーナサズに行くＰＣさんはリンネを含めて、現地にて『書』の話を聞くことになります。 前世を思い出すこと、前世の関係や立場などで、他シナリオで有利になるようなことや他シナリオへの影響などはありません。 それでは、よろしくお付き合いお願いいたします。 以下オマケ ■■■ 前世アクション例 ■■■ 〇〇と恋人だった 〇〇を殺した 〇〇の恋人を殺した 〇〇と宿命のライバルだった 〇〇と親友だった 〇〇と戦友だった 〇〇と結婚していた 〇〇に彼女（彼氏）を奪われた 〇〇から物を盗んだ 〇〇から物を奪った 〇〇の野望（計画）を阻止した 〇〇の子供を産んだ 〇〇の子供を身ごもっていた 〇〇に片思いだった 〇〇の家族を殺してしまった 〇〇の子供だった 〇〇に濡れ衣を着せた 〇〇と秘密を共有していた 〇〇を騙していた 〇〇を追い落とした 〇〇は自分の主人だった 〇〇に養われていた 〇〇と離婚した 〇〇と別れた 〇〇を使って実験した 〇〇に嫉妬していた 〇〇を見殺しにした 〇〇に悩みを相談していた 〇〇と駆け落ちした 〇〇と同僚だった 〇〇の師だった 〇〇の弟子だった 〇〇と同じ出身だった 〇〇と助け合って窮地を脱した 〇〇にいじめられた 〇〇に監禁された 〇〇に可愛がられた 〇〇を助けるために死んだ 〇〇の命がけの犠牲で助かった 〇〇より仕事をとった 〇〇と冒険していた 〇〇を崇拝していた 〇〇の奴隷だった 〇〇に仕えていた 〇〇の名を騙っていた ……ＥＴＣ 本シナリオのリアクション公開予定日は通常と異なり、2012年10月30日となります。 ▼サンプルアクション ・リンネと共に『書』を護る ・ルーナサズにて調査 ・行方不明になったトオルを探す ・※前世アクション例 ▼予約受付締切日 (既に締切を迎えました) 2012年10月08日10:30まで ▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました) 2012年10月09日10:30まで ▼アクション締切日(既に締切を迎えました) 2012年10月13日10:30まで ▼リアクション公開予定日(現在公開中です) 2012年11月01日
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