プレイヤーの皆さんで一つの舞台を作ってもらおうと言うシナリオです。
白雪姫や王子の役を奪い合ってもよし、王大鋸の暴挙を食い止めるもよし、王と同様に暴れてみるのもよしです。
ただし、全ての出来事は舞台の上に影響を及ぼします。
皆さんのアクションの一つ一つが、『白雪姫』の物語として反映されてしまうわけです。
シャンバラの人たちは白雪姫がどんな話なのか知らないので、どんな白雪姫になっても特に問題はないと思いますが……。
折角ですので、最高に楽しい白雪姫を作り上げてもらえれば、と思います。
【アクション解説】
・折角だから主役に挑戦! 白雪姫編!
我こそは、と言う人は白雪姫の役を、愛美から実力で勝ち取ってください。
自分なりの白雪姫を舞台上でアピールして、他の主役候補と競い合ってもらいます。
優れたアピールであれば、観客の皆さんがあなたを主役と認めてくれるでしょう。
観客は白雪姫を知らないので、白雪姫らしさを押すより、インパクト重視で攻めると良いと思われます。
ちなみにアピールせずに、闇討ちで奪うのもありと言えばありです。
・折角だから主役に挑戦! 王子編!
我こそは、と言う人は王子の役を、涼司から実力で勝ち取ってください。
こちらも同様に観客にアピールして頂きますが、最終的に主役と認められるのは白雪姫にキスした人間だけです。
そう。白雪姫のラストは、王子の口づけで白雪姫が目覚めるシーンなのです。
他の王子候補を正々堂々蹴散らしたり、こっそり闇討ちしたりしつつ、キスを目指して下さい。
・王大鋸の暴挙を食い止める。
王はリンゴ型ナパーム弾を使おうとしているので、白雪姫が小人の家にいるシーンで仕掛けてくると思われます。
王の暴挙を食い止めたい人は、このシーンで登場する事になりますが、その際、必ず何かの役を演じて下さい。
舞台に上がる人間は必ず何かを演じる、それが蒼空歌劇団のルールです。
七人の小人など白雪姫に出てくる役でも良いですし、変身ヒーローや遍歴の騎士などオリジナルでもオッケーです。
・悪役こそ舞台の華! 魔王は俺だ!
舞台を乗っ取りたい、自分のほうが悪役を上手くやれる、と言う人向けアクションです。
衣装や設定等で存分に悪度をアピールして、舞台に華を添えて下さい。
舞台を乗っ取るつもりはなく、あくまで『役』として悪を演じたいと言う人は、
やられた際の捨て台詞などを用意して頂くと、より悪役としてシャイニングできると思います。
・その他の役割で輝いてみせる!
その他の役(魔法の鏡等)や裏方(ナレーション、音楽、照明等)も劇団では募集しています。
上記のアクションに比べると、若干地味になってしまいますが、競争率は低いので工夫次第で輝けるはずです。
【その他の注意事項】
・本シナリオは蒼空歌劇団の上演中(2〜3時間)の出来事となります。
なので、団員集めを手伝う、前日に闇討ちする等のアクションは控えて下さい。
衣装、小道具等、必要なものは書いて下されば、演劇祭までには用意されていますのでご安心下さい。
一応、必要なものは常識的な範囲でお願いします。
・舞台に上がる人は『役名』を必ず書いて下さい。
オリジナルの役で挑む人は『設定』も書いて下さると助かります。
その『役』が白雪姫に助太刀する経緯や、悪役の場合は暴れている目的をお願いします。
・LCを参加させる場合、MCの役に関連する役にしてください。
MCが王子でLCが白雪姫と言うのは、この二つの役は行動が異なるので不可となります。
MCが王子ならLCは馬や従者など、MCが白雪姫ならLCは背後霊やペットなど、MCのサポートを行う役でお願いします。
LCがメインの役で、MCがサポートの役でも構いません。